2004年11月アーカイブ

毎年思ってるけど、

hare.gifconfuse.gif
1年って本当に早い。前にも書いたと思うけど、年のせいと言うよりは(それもないとは言わないけど)、日々の過ごし方の違いのせい。少なくとも今はそうだ。やるべきこと、やりたいことに対して、絶対的に時間が少なめ。使い方があまり上達しないこともあるだろけれど。
だと言うのに、自己満足のためにしょうもないことをしてしまった(^^;)。日記をblogで管理してみようと思い立ち、設定が上手くいかず(結局、しょうもないミスだったのだけど)、どこかに分かり易い説明を載せているサイトはないかとさ迷い、Sleipnir(webブラウザ:私のお気に入り)の開発者がソースごとパソを盗まれ、Sleipnirは事実上開発停止になりそうだという話を拾い読みしてショックを受け、やっとのことで設定が上手くいき、デザインも無事変更し、馬鹿みたいに長時間かけて地味にコピー&ペーストで9月以降の日記をblogに引越しさせたのだ。・・・あ~長っ(-_-;)!!
で、今度はblogを携帯端末からも見れるようにしたい。できるのかな?できそうな感じの記事をどっかでちらっと見た気がする。それができれば、FC2のレンタルもやめて、そのblog一本に絞れる。
その前に、年末仕事をこなさないとな(^^;)。突発事態が発生したので、ちょっと押してるし、喪中ハガキ作成というプラスαまで入っちゃったからな。ま、切羽詰った方が張り切る傾向にある人間なので、これで丁度良いのかも・・・。

初七日も無事に

hare.gifhappy.gif
26日に終え、日曜にはKちゃんやSが子連れでお参りにも来てくれた。その後もお参りに来たり、お花を供えてくれる人達がおり、おばあの部屋は人や花が絶えない。私個人としては、メールでお悔やみを送ってくれた人達もいて、とてもありがたかった。
三回忌までは何かとあるし、今の段階だとまずは四十九日が過ぎ、忌明けをしてしまうまではやらなければならないことも色々なのだが、土曜の朝から始まった怒涛の4日間はもう随分昔のことのようにも感じる。

そして優衣がついにおかんに認められた。いや、おばあが入院をしており、残された時間も少ない、挙句に覚悟はしていたとは言え逝ってしまった今、優衣のことを追い出したり、とやかく喧しく言ったりはし辛かった。そして今もそれは続いており、納得はいかないが、受け入れざるを得ないということなのだろう。今回も散々言われた「この次こそはお姉ちゃん(私)が出て行きなさい」と一連のセリフも紗美の時以上に厳しく申し渡された(-_-;)。本当に次こそやばいだろうな。しかしその時にどういう状況になっているかは神のみぞ知る、わけだから、今思い悩んでも仕方ない。とにかく、今は優衣を迎えられたことを喜ぼう。手放しで喜び、おかんがすんなりと優衣の相手をするようになるには、もう少し時間がかかるだろうが、それでも優衣は私の三女だ。お、おかんと同じ三女ではないか。
加えて、今や健人が私の部屋に入り浸り(^^;)。お参りの人が出入りするし、大分慣れたとは言え従妹が泊り込んでいる、そしてコタツがない状態では中々落ち着かないらしい。知らない人間が時々出入りする環境よりも、恐いけどぎんたのいる部屋の方が安心できるというわけ。朝夕の食餌もほぼ完全に私が給餌しているので、私は一気に5頭のお母さんだ。忙しい・・・(-_-;)。いや、もっとたくさんの子の、より一層きめ細やかだったり、体調を崩していたりする子達がいたり、と私などよりも大変な家庭はたくさんあるのを知っているから、こんなことで忙しいと言っていてはいけないとも思うが、やっぱり忙しい。寒くなり、しまじ達の寝床に湯たんぽなどをセットしたり、外の飲み水にお湯を足したりもしているので、結構時間がかかる。けど、どれもやめられないしな。ただもう少し効率の良い方法はないか、とは思う。

さて、キンタロウの捕獲を再開せねば。梃子摺りそうだが、気合を入れて頑張ろう!!それともみっきの手術が先になるか!?が、そこまで梃子摺らされたら泣いちゃいそうだ(^^;)

とんでもないメールの量

hare.gifcry.gif
だった。メルマガとか結構登録してるしなぁ・・・。一応、毎日2度ほどチェックをし、大事なものはその都度確認していたものの、それ以外はとりあえず放置していたので、今日はそれらをチェックするのに大変だった。随分流し読みにしてしまった(^^;)
そしてできるだけ記録に残しておきたいと日記をつけたものの、怒涛の4日間の詳細を結構忘れているものだと感じた。大まかなところはもちろん覚えているが、細かな点で前後している部分があるかもしれない。ま、おおよそのことが後々分かればいいだけだから、この程度でも大丈夫だろう。
その間中、優衣が遊び相手を後所望で、紐で遊ぶの!!と言い張る。暫くじゃらして、紐を放り投げて取りに行かせる。ちゃんと持って帰って来るので、またじゃらす。暫くして放り投げる。また持って来る・・・の繰り返し。持って帰って来た時にはちゃんと相手をしておかないとね。そうしておけば、遊んで欲しい時におもちゃを運んで来ることもしてくれるようになるだろう。
時折、思い出したように「うるるん、うるるん」と落ちつかな気。昨日よりも頻度や声の大きさが増している。どうしたものかと言っても、やはりまだ小柄だし、手術はもう少し身体が出来上がってからにしたい。健人でもマウントしてくれたら、気分的に少し落ち着くんじゃないかと、根拠薄弱なことを考えてみる。もちろん健人は去勢済みだから妊娠の心配もないわけだし。紗美の時にはぎんたがマウントしていた。それで紗美が落ち着いたかと言えば、そうでもなかったように思うけれど・・・。
が、案外効果があったようだ。トイレ掃除をしていると、健人が優衣にマウントしているではないか!!それもぎんたのようにちょっとだけ・・・というのではなく、しっかりがっぷり結構長い時間押さえ込んでいた。最後は段々優衣が嫌がり、ついには怒って、健人は飛び退いていた。まるで本当に交尾した後かのような行動だった(^^;)。しかし本当にマウントだけ。
1127_kentoyui.jpg
これが効いたのか、その後階段でごろごろしながらも(危ない・・・(-_-;))、「うるるん」騒ぎは落ち着いてしまった。びっくり。もちろん発情そのものが終わったわけではないだろう。
こうなると心配なのはみっきなのだ。みっきの方が優衣よりも年上ならぬ月上だから。しかし気配はない。キンタロウが追い駆けはしているものの・・・。ま、みっきは捕獲器を使えば簡単そうではあるのだ。キンタロウの代わりに捕獲器に入り込みたがって(仕掛けの餌が欲しかっただけなのだが)、仕方なかったのだから。身体的には・・・微妙。大丈夫そうにも思うが、外で過ごさねばならないのだから、一層身体が出来上がってからにしたい。しかしそれはそれで危険も伴う。よくよくタイミングを見極めねば。

明日はおばあの初七日だ。

優衣が・・・

hare.gifconfuse.gif
25日記。
発情してしまった。いきなりだ。
「うるるん、うるるん」と鳴きながら、絨毯に背中をくねくねこすり付ける。背中側のしっぽの付け根をとんとんと叩くと、特有の格好をする。紗美の時よりもいくらか静かな泣き声。
いずれにしても、まだ身体が出来上がっていないので、すぐに手術というわけにはいかないだろう。
思ったよりも月齢が上だったのか、早熟な子なのか。おとんが、おかんがいるにも関わらず、居間にいる私の膝の上に優衣を置いていく(^^;)。「玄関(の上がり口)にいたから」って、そこにいたなら、居させてていいのに~。しかしおかんは微妙な反応。このまま私の子にできそうな雰囲気が強まってきたが、ここで油断して雑な対応はしては、折角の勝算が崩れてしまうので、ここが正念場かもしれない。
おばあの柩に優衣の写真を入れた効用(きり達の写真と一緒に入れることで、私の家族としておばあに紹介し、且つおばあの力でどうか優衣がうちに居られますように、という願いを込めたつもりなのである)が出てきつつあるのかも!?

おばあの祭壇に花をたっぷり飾る。
ベランダや外の植木鉢に水を撒きながら、これからは花が咲いても見せる相手がいないな、と思ってしまう。もちろん仏壇に飾るだろう。けれど、やっぱりちょっと違う。猫達の身近に土や緑を置きたいと思ったことと、おばあが花が好きだと言うから始めた土いじり。これからももちろん続ける程度には好きだけれど、どれかの花が咲く度に、一抹の寂しさをも、これからは感じ続けるのだろうな。

告別式。

hare.gif
25日記。
優衣が布団に入れて欲しいとごそごそしている。携帯の時計を見ると6:13!!6:30には家を出る予定だったのだが、階下の気配を探っても起き出している気配がない。念のため、階段を下りてみると、二人ともまだ眠っている。慌てておかんを起こす。
7:00、支度と猫達の世話を終え、何とか家を5人とルルで出る。
A叔母は3人(おかんとH伯母と私。K伯母は美容室で着付け)の着付けがあるものだから、もうやって来て、準備をしていてくれた。そして私は事務所へ。この時間では誰も来ないだろうと思いきや、瑠儀だけはちゃっかり待っていた(^^;)。仕方がないが、後は置き餌をし、助の分はまたも隣のおじさんにお願いする。

御斎(おとき:故人との最後の食事)の後に着付けの予定だったが、思ったよりも早く斎場に戻れもしたので、先に着付けてもらうことに。着付けが終わる頃には御斎の用意も終わっていた。受付をしたり、何だりと、慌しい御斎になってしまったのは残念だった。弟は出棺までに間に合うかどうか、ということになってしまった。空港からはタクシーと高速を使うように言い含めるが、着くまでは気が気じゃいられなかった。続々と弔問に集まってくれる。もっと人も少なく、寂しい通夜や告別式になると私もおかんも思っていただけに、嬉しい誤算だ。その弔問客の中に、おとん方の祖母の妹であるはなこおばちゃんがいた。はなこおばちゃんは私のこともよく気にかけてくれる人で、穏やかな、楽しい人で、私も大好きなのだ。だからなのか、年齢的におばあと近い人だからなのか、おばあが好きだった祖母の妹だと改めて感じたからなのか・・・とにかく、私ははなこおばちゃんに挨拶をしようとした途端、思いもかけずに涙が堰を切ったように溢れてきて、止まらなくなってしまった。仕方なく控え室に駆け込む。暫く経ち、何とか治まりかけてきた時にふと上がり口を見ると、従妹のY子の靴・・・・・・(-_-;)。トイレのドアをノックする―トントン、向こうからもトントン・・・「聞いたな、泣き声・・・・・・」「うん(^^;)。我慢しとったと?」
我慢していたわけではなかった。本当に涙は滲むか、せいぜいぽとりぽとり程度。悲しくないわけではないし、きっと出棺の時には泣くだろうと思っていたけれど・・・。
そこにおかんまでがトイレにやって来た。「何ね、泣きよったとね?」という突っ込みに、またもぶり返す。仕方ない、涙を流すことは必要なこと。それが予想外のところで予想外に早く始まってしまっただけのこと。

やきもきさせられた弟家族は、焼香にも間に合った。最後のお別れに、私は写真を入れた。仏壇の写真と猫達の写真。たま、健人、きり、ぎんた、紗美、しまじ、チロ、サヴァ、キンタロウ、みっき、そしてこっそり優衣も。
花が好きだったおばあ、たくさんの花に囲まれ、綺麗な顔のまま。最後に触れたおばあの頬はもちろん冷たかったけれど、もう暑過ぎることも、寒過ぎることもないね。おばあの足を手で擦って温めてあげることも、もう二度とないんだな。

火葬場での2時間半ほど、洋服に着替え、思い思いに話をし、食事をして過ごす。考えれば不思議な時間だ。初めて火葬場に来た時の記憶が今もある。小学校1年生の時、姪っ子と同じ年に同じようにひいおばあちゃんを亡くした。臨終が恐かったこと、楽しみにしていた理科の実験を休まねばならなくなったことが嫌なこと、火葬場で弟と追い駆けっこをしたことは覚えている。
拾骨を済ませ、今度はお寺へ。三日参りを終え、親戚の人達とはここで別れる。帰る前に皆で納骨堂へ行き、場所を決めさせてもらう。おばあは墓も納骨堂も持っていなかったので、以前から「万一の時には真宗で」と言っていたのだ。来年、ここにおばあの遺骨を移すのだ。そしておばあが好きだった、おとん方のおじいおばあの傍で眠る。いずれおとんやおかん、伯母や叔母がここに入れば、二つの家のそれを私が見守っていくのだ。

精進上を自宅でするため、人が多く出入りする。おとんにくれぐれも・・・と頼んだものの心配だったので、叔母に一旦自宅に戻してもらった。とりあえず大丈夫、という状態にし、決して部屋の扉を開けるなとおかんに、そして姪っ子にも「今は猫達が恐がってるから、私と一緒に入るまで、部屋に入っちゃ駄目」といい聞かせて、事務所へ。これまでと同じく、出せる子にはいつもの食事、間に合わなかった子にはカリカリの置き餌をする。幸いなことに、助がこのタイミングで来てくれた。嫌がる助を抱き上げ、薬を飲ませられたのにはほっとした。
自宅に取って帰し、きり達としまじ達の食餌。
一通りの作業が終わり、階下で休憩していたら、もう皆の仲に入る気力は残っていなかった(^^;)。部屋を開け、出たい子は出れるようにしたので、玄関からも注意を逸らせないしね。
人が半分ほど引けたところで、食事。片付けは義妹がパスさせてくれたので、姪っ子の相手を猫と一緒にしていたが、やはり頭と首筋、肩の痛みに耐えかねて、早々に休むことにした。
明日は弟達も帰るので、義妹とも話ができるのは今夜だけなのだが、これからのことも考えれば、無理はできない。心残りだがやはり寝る。

通夜。

hare.gif
25日記。
2時にK伯母と交代したおかん。3:30にほぼ完全に覚醒した私は、7時前には自宅に戻らねばならないから、とそのおかんと一旦交代する。
驚くほど冷える中、自宅へ戻る。きり達、しまじ達の食餌を済ませる。ぎんた達は昨夜、座敷から1階の居間へ移動しておとんと過ごしてもらっており、今日は健人を伯母宅に戻していつも通りに過ごさせようかと思ったものの、健人は見知らぬ人々がどかどかと入り込み、いつもと違う状態の部屋が恐いらしく、結局昨夜のままの部屋割りで過ごしてもらうことになった。
瑠儀達の食餌を済ませ、助のことは昼迄事務所にいてくれる叔母に頼み、カリカリの置き餌を間に合わなかった子達用に置いていく。

斎場で入浴し、ちょっとした片付けなどを済ませ、またも買出しのために出かける。事務所に寄って、叔母の車で出ることになった。何度も斎場と事務所と自宅と店との間を行ったり来たりで、細かいところはほとんど忘れかけている。土曜の朝から始まったこの一連の流れは、それだけで記憶を混乱させるに足るものだ。
夕方、通夜が始まった。思ったよりも多くの人が参列してくれて、嬉しかった。店をしていたので、そちら関係の人達も思ったより足を運んでくれたし、父方の伯父が大阪から駆けつけてもくれた。
その後、昨夜来てくれた親戚とは別の家族も顔を出してくれ、一番上の伯母の息子(M兄ちゃん)家族、娘(Y姉ちゃん)夫婦もやって来た。二人は昔一時期をおばあに育てられて過ごしたことがあったそうだから、入院中に見舞いができなかったこともきっと心残りだっただろう。うちの弟家族はちょっとした行き違いが発生してしまい、空港で飛行機に乗れず、告別式当日に来ることになった。
今夜はM兄ちゃん家族とY姉ちゃん夫婦が泊まってくれるということで、おかんも帰ることを納得してくれたので、私も帰宅することになった。4、5時間しか眠れないが、自分の家で風呂に入り、自分のベッドで眠れるのはそれだけでも違うだろう。

おばあ、逝く。

hare.gif
25日記。
H伯母が寝酒を・・・と言ってきた。疲れはかなり溜まっているだろうに、だからこそ、そして今の精神的緊張状態では寝付けないのだろう。既に娘のY子は到着し、旦那は県内の実家へ戻っている。
私も話し相手ができて、きっと安心したのだろう。色々なことを話した。が、実はもう何を話したか覚えていない(^^;)。おばあのことだったのは確かだと思うが。

明日以降、何がどうなるか分からないが、私の日常、少なくとも猫達に関わることは変化させられない。それを踏まえた上で、身動きの取り易い荷造りをする。必要最低限のものをいつもより使い易いバッグに入れ替えていると、おかんからの電話が入った。「脈拍が下がってきとるから、家族の人を呼んだ方がいいって言われた」と。H伯母とY子を起こし、外出の支度を整え、外に出ていたおとんにも連絡を入れる。

おばあの脈拍は既に30を切るまでになっていた。昨日の昼間と同じように、伯母は「ばあちゃん、もう起きんば!!」と耳元で叫ぶ。おかんもY子も呼びかける。醒めているのか、私一人立ち尽くす。会えなくなるのは寂しいし、まだまだしまじ達を見ていて欲しかった。けれどやっぱりもう十分だよという想い、「死」への考え方と、既にこの時を恐らくはおかん達よりも受け入れていたがために、私には涙ぐむことと、おばあの手を握ることしかできなかった。
おばあの脈拍が一気に下がり、0になる。おかんの悲鳴に似た声とY子のうろたえた声が重なる。次の瞬間、一気に90代に戻る。訳が分からないまま、また0に。それがもう一度繰り返されただろうか。「あぁ、こうして息を引き取るのか。最後の強い吐息にも似た反応なのか」とやはり醒めたまま考える。握ったおばあの手に力が入る。「あぁ、もう最後だ。もう脈拍もこの後は戻らないのだ」
未だ信じられぬ様子の伯母と泣き崩れるおかん。先生が脈拍と瞳孔を確認し、時間を告げる。1:07。それが、おばあの身体が生きることを止めた時間。

既に心に決めていたように、私は誰よりも動かねばならない。おかんへの負担が少しでも軽くなるように。おばあの身体が清められている間に、K伯母、その息子家族、娘夫婦へと連絡を入れる。時間も時間ということもあって、中々連絡がつかなかった。弟家族へはおかんから何とか連絡がついた。そしてA叔母へとおとんが連絡する。残念ながら、おとんは臨終には間に合わなかった。
そして葬儀社への連絡。月曜が友引だから、今夜は仮通夜となり、告別式は明後日の火曜になることは分かっていた。全て斎場で執り行うことを決意した時から、おばあを家から送り出すことは諦めざるを得なかったけれど、逆に友引のお蔭で、一旦おばあを家に連れ帰る決心ができた。

何より遺族が辛いのは、悲しみと痛みがまだまだ強い中、葬儀に関わることを決定しなければいけないこと。何よりそのしんどさからおかんを引き離したかったのに、これこそおかんが一番に関わらなければいけない部分だということに、今まで気付いていなかった。考えれば分かることだったのに。
おばあを入れる棺も、飾る祭壇も、そして骨壷も、結局はおかんやH伯母がどうしてあげたいか、が何より大事なのだ。もちろん金銭面的な括りもあるから、また一層決めることがしんどくなる。できるだけ、決め易いように言葉を挟みはしたものの、やはりこの時が一番しんどかったと、後からおかん自身が漏らしていた。
一通りの内容と手順が決まり、遺影にしてもらいたかった写真を渡し、必要な書類を代筆し、やっと家族だけになる。伯母を休ませ、おかん、Y子と少し食事をし、交代で線香の番をする。

早朝から枕行をお願いし、私はその間にきり達、しまじ達、そして瑠儀達の食餌を済ませる。瑠儀達に至っては、いつも通りの食餌を出してやれた子達と、間に合わず置き餌をしなければならなかった子達とに分かれてしまった。ただ助だけは、カリカリなどは食べられないため、いつものようにカルカンデリカをペースト状にし、隣のおじさんに「見かけたら、出してやって欲しい」旨と、助が一番安心してご飯を食べる場所を伝え、ジャニスにもお裾分けのデリカを渡しておいた。お蔭で、助は昼前に2/3ほど食べて行ったそうだ。手伝いをしてくれるつもりでいたA叔母と共に事務所を出、必要な買出しを済ませ、自宅に戻る。既に飾り付けがされていた。昼ご飯を済ませ、きり達の世話に戻る。超びびりんの健人は夜中から既に伯母宅に戻りたがらず、ぎんたが恐いものの、私の部屋で過ごしている。たまは普段は入れない伯母の部屋に篭り場所を作ってもらった。ご飯もトイレも、伯母を説得して、伯母の部屋に設置する。問題はぎんたと健人。考えた末に、おかんに座敷の使用許可を取る。畳の上に式茣蓙を敷き詰め、トイレと水とカリカリを設置し、猫ベッドもいくつか移動させる。部屋割りは私の部屋に、きり、健人、優衣を入れ、座敷にぎんたと紗美。普段は入れない座敷に入りたがる2頭も、様子が違う中、無理矢理に入れられ、自由に出入りできない状態には落ち着かない様子。そして寒くはないものの、やはり温かくもなく、結局コタツも移動させた。私の部屋は日当たりも良いし、ホットカーペットもあるから、きり達には我慢してもらう。コタツの出現で、騒いでいたぎんたも少し落ち着いてくれた。
今度は自分の移動準備だ。A叔母がずっと車を出してくれるし、もちろんそこには私が瑠儀達の食餌の世話をしなければならないことも頭に入れて行動してくれるので、とても助かった。

斎場への泊り込みはやはりおかんがすると言い張る。そうなると、やはり私としても付き合うしかない。寝不足と緊張、疲れでしんどくはあるが、おばあとおかんのためだ。
きり達としまじ達の食餌のために、一旦家に戻る。偶然、おばあの親戚が尋ねて来た。もちろん亡くなったことは朝から連絡してあった。向こうでも息子さん(おばあの甥の息子、って何て言うんだ???)が脳溢血で亡くなったばかりだったそうだ。なので、まさか出てきてくれるとは思っていなかったし、ほとんど付き合いは途絶えていたのだ。一通りの世話の終わらない私は置いていってもらい、叔母に彼らを誘導して斎場へ戻ってもらう。戻って来た時には何とか自分の支度と世話をほぼ終えられていた。

この時点で、喪主となるべき一番上の伯母が到着しており、その後夜は2時まで自分が番をすると言ってくれた。色々と問題もるし、あまりあてにならない伯母ではあるが、これは本当に助かった。既に不甲斐ないことにその時点(夜10時を過ぎていたと思う)で私は控え室の畳に倒れ込んでいたのだった(-_-;)。

おばあ、昏睡状態に。

hare.gif
25日記。
午前中おかんからの電話で、おばあの意識がなくなったことを知る。事務所は一人で留守番のため、躊躇するが、おかんの動揺した声を聞き、とにかく病院へ向かう。その間に現場のおとん、外出中のA叔母、そしていつもなら病院にいるはずのH伯母へと連絡を取る。
おとんとA叔母は捕まらず、H伯母はちょうどバスに乗るところだった。状況と、急いで病院へ向かうよう伝える。
おばあは、夜「痛い」といつものように訴えており、朝も看護師の人と話をしていた。それが急に意識をなくしたそうだ。おかんが婦長さんから聞き出した予想は「今日中だと思う」というもの。100%ではないにしても、長年の経験からの感触だったのだろう。
おかんと伯母と私の3人で見守っていたが、おかんは店を片付けてくると一旦病室を出た。戻ってくるまでを伯母と話をしたり、ひたすらおばあを見つめたりしながら過ごした。その間に何とか事務所に戻っていたA叔母には状況を話せた。弟夫婦にも連絡を取るが、いずれも携帯は留守電で繋がらず、メッセージだけを残した。
おかんと入れ替わりに事務所へ戻る。明日はおばあの念願だった新しい仏壇が届き、住職に入佛式をお願いしていたのだが、延期となった。仏具屋に残金を支払いに行き、写真を撮らせてもらう。せめて写真だけでも見せることができれば・・・。
事務所へ戻る前に再度病院に寄る。脈拍や血圧は安定している。けれど意識が戻りそうな様子はやはりない。心の中で「いいよ、ばあちゃん。もういい。」と思う。きっとこの光景を魂だけになって見ているのだろう、だとしたら、2人のこの様子はきっとばあちゃんの心を痛めさせているだろうと思う。「自分のためにそがん思いばさせて・・・」と。そういう人だ、ばあちゃんは。それとももしかしたら、あちこちに最後の挨拶に回っているのかもしれない、とも思う。午前中、ルルの様子が少しおかしかった時があるのだ。何か言いたげなのだけれど、ご飯の催促でも散歩ともちょっと違う。確かめようはないけれど、もしかしたらそうだったのかもしれないし、多分そうだと思いたくもあるのだ。
おかんは泊まることになった。H伯母は連れ帰って休ませる。一番上のK伯母は先日、見舞いにも来ているし、今のどちらともつかない状態で県外から呼び寄せても・・・ということで、とにかく連絡があるまで待っていてもらうことに。H伯母の一人娘は、旦那と共にこちらへ戻って来ることになった。
「23:13が今夜の干潮だから」と、A叔母が教えてくれたことを話す。必ずしもその時間だけに集中するわけではないが、何かしら一つの目安になるようなものがあれば、そばに付くおかんにも、私達にも支え(と言うのは変だが)ができる。
そしてその時間、風呂に入るタイミングになってしまった私は、携帯を扉の外に置いて湯船に浸かった。何とかその時間をやり過ごしたのだ、と分かった時にはすこしばかりほっとしていた、と思う。朝から続いた精神的、肉体的緊張が、温かいお湯でほぐされたせいもあったのだろうけれど。

DVカメラで

kumori.gifcry.gif
撮影した映像を、パソコンに取り込む作業で時間が潰されている(-_-;)。まぁその間は完全にオフラインで、仕事に集中(優衣の遊び相手を務める時間も入っているが(^^;))しているのだが。
従妹の結婚式から始まり、初めてDVカメラを使った試し撮り的ゴンちゃんやルルの映像まで、何とかパソコンに取り込めた。ここに至るまでが四苦八苦だったが・・・。
そう、ゴンちゃんが映っていたのだ。もちろん撮ったことは覚えていた。しかし改めて観ていると、何とも言えない気持ちになってくる。もう一度抱っこしたい、撫でたい・・・。もっと早くDVカメラを購入していたら、ここにきみくんやちゃなの映像も残っていたのだろうか、と思うと寂しいが、今の状況が予測できたわけではないのだから仕方ない。いつかまた会えるのだと信じているしかない。揺らいでしまう想いだけどね。

しまじはちゃんとご飯を食べに来る。朝だけという感じではあるが、それでも元気にしているのだから、それで良しとしよう。
キンタロウの手術が済めば、何か変化があるだろうか?もちろんそれだけが原因なわけではないと思うが、どうだろう?いずれにしても、肝心のキンタロウを手術しないと何とも言えないか。捕獲、梃子摺ってる・・・(T_T)

しまじが戻って来た!!

kumori.gifhappy.gif
朝ご飯の時には姿を見せなかったのが、出掛けに現れ、声をかけてきた。僅かにしんどうそう目つきではあるものの、思ったほどやつれたりはしておらず、一安心だ。しかし夕飯時にはまた来ず、「まさか挨拶しに来たんじゃないよね?」と変な妄想を抱いてしまう。そういう風情ではなかったし。大丈夫、だよね?しまじ。

先日蔓をいくらか切ったせいなのか、朝顔が咲いていた。驚きである。長く咲くタイプの朝顔だし、11月とは思えない暖かい日が数日前は続きもしたので、もしかしたら・・・と思わなくもなかったが、まさか(^^;)という気分である。最後の一花って感じなのかもしれない。
1117_asagao.jpg

久々にホルがゆっくり膝で寝る。今日は寒く、ホルも暖かい寝場所を探していたのだろう、何度も何度も事務所を出たり入ったりしていた。しかし作業に忙しく、抱っこすることができずにいた。夕方、やっと暫く抱っこすると、じっくり味わうかのように膝の上で丸まっていた。お互いの温もりを感じながら・・・。
1117_horu.jpg
これでマーキングする心配がなかったら、もっとこちらものんびりしていられるし、事務所内のどこにいても心配しないで済むし、恐らくお気に入りの寝場所の一つくらい作ってもあげられるのだが・・・。事務所でもフェリウェイを使ってみることにしているので、その効果を期待しよう。

キンタロウは不穏な空気を感じているのか、遠くから顔を見せ、鳴きかけてくるものの、私がいる間は食べに来ない(>_<)。もう何としても捕まえたいのに~!!再度捕獲器に、これぞ!!という餌を仕掛けてみよう。先日の失敗の時一度だけ、身体半分を入れてた瞬間があったことを思い出したのだ。ということは、確かに少し狭いかもしれないが、全く入れないわけではないのだ。馬鹿な私。

捕獲器2台中、1台を貸し出すことになった。以前日記にも書いた、飲み屋のママさんのところにだ。懐いていて、店にも入って遊ぶそうだが、捕まえようとすると素早く逃げる子らしい。2、3ヶ月前に、お腹が大きいようなので素手で捕獲しようとしたところ、逃げられて、産んでしまったらしいのだ。直接渡せないので、おかんに注意事項を申し送りしておく。
お互い、無事に捕獲が成功しますように。

ミルの利用は、

kumori.gifhappy.gif
成功だった。もっと早くにミルを買っておけば良かった。しかし500円という安さだったからこそ、試してみる気になったというのも否定できない。ニッ○ンの展示会に行くと500円でもらえる3点のうちの1点だったミル。普通、色々買わされるものだろうが、これまでに必要なもの(おかんにとって、である。それが私の着物であろうが自分のものであろうが、おかんの常識に則って必要と思われるもの)はニッ○ンやそれ以外で揃ってしまっているので、今回は本当にこちらがぼったくりに近い(^^;)。
そしてこれが助のために早速役に立ってくれた。カルカンデリカをさらにミルにかけ、ペースト状にしたのだ。肉がメインの離乳食よりも、やはり魚のものを食べたがっているのは分かっていた。けれど色々試しても何でもいいというわけでもなく、食べたいものに限って、形が残っているものもあり、手や箸で崩そうと、それは助の口には辛いものがあるのだ。離乳食でさえ、食べている時に悲鳴をあげることもあるのだ。離乳食が、なのか、舌や口の動きによってかなのかは定かではないが。
とにかく、ペースト化したカルカンデリカは当たりだった(^-^)
次は助が本当は一番好きな黒缶もミルにかけてみようかと思う。

いつの間にか、水にほこりや皆の毛が入ってしまっていたのに気付かずにいたら、瑠儀が水の前でじっと待っている。「まさかね」と思いつつ、器を洗い、水を入れ替えると、さっさと飲み始めた(^^;)。どちらかというと外で水を飲むやつなのに・・・。最近の行動はどうも私や叔母を試しているような感じだ。「ボクのこと、ちゃんと見てる?ちゃんと好き?」ってな具合に。
1116_rugi.jpg

しまじがまだ現れない。本当に篭っているだけなのか、という不安が頭をもたげる。
ある日突然、それまでそういう気配すらなかったのに姿を現さなくなることだってある。そういう経験を実際にしてしまうと、外での生活から遠ざけてやれなければ(外出させることも含めて)、それは実は容易に起こり得ることなのだと痛感する。
戻って来い、しまじ。まだ早いよ。きみくんもちゃなも、ゴンも、私はずっとずっと待ってるのだから。

健人の優衣への興味は良い感じなのだけれど、ぎんたの健人への反応はどうもいただけない。優衣を家族と認めて、だからこそ健人を一層苛めてる?しかし健人がどうしたわけか、僅かに強気にも感じられる。ぎんたに追い駆けられ、追い詰められるシチュエーションは変わらないのだけど・・・(-_-;)。
時間をかけて、時間をかけて、そうして緩やかにでも、僅かにでも変っていけば良いよ。なんて言いながら、すぐに健人に反応するぎんたを叱ってしまうお母さんを許しておくれ(T_T)
1116_karankoe.jpg

とれるNo.1に

| コメント(0) | トラックバック(0)

匂い控えめタイプが出た。
確かにあの匂い、私は我慢がならないほどではないが、結構(^^;)という感じではある。米ぬか成分の匂いなのだそうだけれど、匂いの素が分かってはいても、特に時間が経ち、匂いが強くなると辛い。その分、洗浄効果が強くなっていると頭で分かってもいても・・・。
洗濯に使う場合、濯ぎの時に大銀穣をどぼどぼっと入れると、匂いが取れるというテクもあるそうだ。これはまだ試していない。大銀穣はなくなれば、水を入れるだけでOKの優れもの(匂いもよく取れる!!猫の粗相もこれで最終的に匂いを取ると、少なくとも人間には分からなくなる)なので、気兼ねなく使えるから良い。100回は水を入れ替えるだけでOK。
大掃除に向けて、スプレータイプを追加購入しようと思っていたので、この匂い控えめタイプ"tralle(トレール)"も試しに買ってみようか。
大銀穣も、事務所用と自宅用に1本づつ持っておきたい。

邪魔しいっ子優衣

kumori.gifconfuse.gif
昨日届いた瑠儀のご機嫌取り用や口内炎のしまじ用カルカンデリカ。少しづついくつかの保管スペースに移動させていると、しっかりちゃっかり邪魔する子は、どこにでもいるもんだ。これが事務所じゃなく自宅でなら、筆頭は紗美だし(^^;)。今はこうなると、優衣も加わるってことだな。優衣に箱の中に座り込まれてしまったので、仕方なく中断。まぁ、スペースも主要なところは塞がってしまったので、丁度良いか。
1115_yui.jpg
優衣は一人遊びも得意だが、遊んで欲しい時は催促をする。鳴き声でだったり、態度でだったりする。プラスαの手が必要な子(インターキャットやプロポリスを直接飲ませ、ある程度の量を食べ終わるまでついていないといけないことが多い助や、食後にマキシガードを口の中に滴下しないといけないもどきとか)が来ている時は泣きたくなるが(^^;)、控えめな鳴き声、態度についつい何でもしてあげてしまう、親ばかな私。もちろん、控えめじゃない時だって優衣にもあるのだが。ふと気付くと、優衣の存在にどこかしら支えられている部分があるのを感じる。きりともぎんたとも、そして思い入れが何より強い紗美とも違う何か。

優衣のお蔭で今、助の口の中の痛みの再燃、もどきの歯や歯茎の状態、しまじの不在、キンタロウの捕獲の難航が重なっているものの、普段ならマイナスに浸かってしまいそうな思考も比較的前向きさを保っていられているような気がする。
そんなふうになった時に、マイナス感情を周囲(まぁ、理解と協力が期待できない両親がメインだが(^^;))にぶつけてしまうだろう状況を、何としてでも避けたいと思っているせいもある。けれど結局それも優衣のため、というか、優衣と一緒にいたい自分のためなのだ。
おばあが大変な今の状況さえ、優衣といるために有利に使おうとしている自分に嫌な気分も感じるが、正攻法の説得では頷いてくれるような人ではないのだ、おかんは。優衣に情を感じたら最後だと思っているからこそ、絶対に正攻法では陥落させられない。けれど私はもう優衣と離れて過ごすことは考えられないのではなく、考えたくない。強いイメージはいずれ現実に変わってしまうからね。
私の優衣への執着、健人の優衣を眺める様子や時にはいつの間にか追い駆けっこを始めてる様子を見るにつけ、何としてもうちの子にできるように頑張ろうと思う。

本調子ではないものの、動きが大分楽になってきたらしいルル。術後からおとん、A叔母の過保護が・・・(-_-;)。大事を取らないといけないとは思うが、あんまり度が過ぎると後々大変だよ?元々ルルは甘ったれに育てられてるんだからさ。それでも相手を見てる分、ただの甘えん坊なのではないとは思うのだが。お姉ちゃん(私)には我侭言っても駄目みたい、と思ってるせいか、お願いはしても酷い我侭は言わないもんね。
1115_ruru.jpg
来週、再来週には組織の検査結果が分かる。良性であればいい。

キンタロウとの対決!!

kumori.gifcry.gif
あ~・・・(-_-;)、負けてます。
朝から捕獲器をしかけ、日曜ではあるものの、捕獲できたら何とか先生には手術を頼み込もうと努力しているのに、キンタロウはどこ吹く風・・・。仕掛けの匂いに釣られ、近寄っては来るけれど、中には決して入らない。「か、賢い!?」と思っていたが、夜に気をつけて見てみれば何のことはない。多分自分の身体には窮屈だから入らないだけのようだ・・・。痩せ雉と呼んでいたのは別に昔のことでもないのに、いつの間にやら巨体になっていた・・・。
トラベルキャリーで捕獲に変更。さすがに素手捕獲は難しい。あの大きさと力強さで抵抗されたら(抵抗する子)、簡単に取り逃がす。キャリーの中に餌を置き、この中に(身体全部で)入っても大丈夫、と思わせるくらいにしなければ・・・。
とにかくどんなタイミングも見逃さないように、そして邪魔ができる限り入らないようにという意味も含めて、おとんおかん伯母にはキンタロウ捕獲実行宣言をしておく。何も知らせてないよりは、知らせておいた方が、気がけたり、注意してくれるだろうから。ま、協力は無理だ。期待しない。邪魔しないでくれれば。しかし、そっか、サイズが邪魔をすることになるとは盲点だった。事務所の外猫で身体が大きかったのはゴンちゃん、次がホルやクロだが、ホルとクロは後ろ向き放り込み作戦で、キャリーに素手で入れることができた。ゴンちゃんは、キャリーに入っているよりも、抱かれて車に乗る方が大人しくなってくれたくらいだし、そもそも事務所ではまだもっくんにしか使ったことがない。身体がつかえそうだから入ってくれない、なんて・・・・・・。
ま、過程が変っても、結果(去勢手術)は変らないのだから問題はない。ちょっと手間取るだけだ。でも一日も早く捕獲できるよう頑張らねば。

助は今日は案の定来なかった。日曜、雨が降りそうな天気ときては、来ないかもなとは思っていた。予想に反して来ることもあるのだが、今日は×。少し痛みが戻ってきているようで、2、3日前から離乳食缶が復活。それでも食べている最中に、どこをどうしてか、痛みに叫びをあげる時がある。それを何度か宥めすかし、移動した先に皿を運び、何とかある程度の量を食べさせる。以前、一番酷かった時の状態まではまだいっていないのがせめてもの救い。そして薬を嫌がりながらも、ちゃんとうちに来ていることも。

さらにちょっと頭の痛いことに、しまじが来ない。最後に見たのは昨日の夕飯。珍しくサヴァが陣取っている寝床に代わって入り込んでいた。食餌に出てきたしまじは、右手を軽く上げていた。怪我をしたのだ。恐らくその後、一番安心できるところ(それがうちの敷地内じゃないのは致し方ないが、寂しい)で篭っているのだろう。早く元気になって出て来い!しまじ。

いっそ誰も彼も家の中に入れられれば、安心できるというもの。苦労があったとて、今の心痛を思えば、何のことはない。が、そうして皆を家に入れた後、また外の子を世話するのだろう。そして同じ心配をする。結局同じことの繰り返しなのだ。だから今、瑠儀達やしまじ達を迎えないというわけではないのだが。
できないことをぐじぐじ言っても仕方ない。いつかそうできる日が来るよう、一日でも早く実現できるよう、それはそれとして心に秘め、努力し、今は今できることをしっかりやろう。途切れることなく、美味しいものをしっかり食べさせる。寝床を用意できるところには用意する。いつでもきちんと1頭1頭の様子を把握して、愛そう。自分の感情に簡単に振り回される、未だ未熟な私だけれど、できることをただただ続けよう。

ルル、避妊手術。

hare.gifcry.gif
乳腺腫瘍を切除するにあたり、その前に避妊手術を、ということになっていたルル。今日、いよいよその手術。
紆余曲折、おとんと叔母のいない間に手術に連れて行ってしまおうかと思ったこともあった、手術の必要性を理解されず、ルルは一生未避妊かと思ってもいた。結局、乳腺腫瘍のお蔭でという皮肉な形になってしまった。避妊を早くしていれば、腫瘍ができることもなかっただろうが・・・。その腫瘍が良性なのか、悪性なのかの病理検査もお願いすることになっている。
食餌抜きなので、周りの人間も大変。おとんはパンを欲しがるルルの絶食のために、朝はミルクと果物で我慢。事務所で食事をする私は、できる限り隠れて・・・(-_-;)。瑠儀達の食餌も隠すように・・・む、難しい・・・。
執拗なご飯のおねだりを何とかやり過ごし、外で日向ぼっこをしたがるルルに付き合う。撫でてと言われれば撫で、長いこと一緒に陽にあたっていると、こちらまで一緒に寝てしまいそうだ。よそ様の車庫で・・・(^^;)。この時間、事務所前の日当たりはそれほど良くはないので、お隣のおじさん宅前や近くの車庫前で日向ぼっこするのだ。気持ち良さそうに寝ているルル、きっとルルは「今日は変だ。ご飯も駄目だし、お姉ちゃん(私)が優しいし・・・」とでも思っていたに違いない。
1113_ruru.jpg

病院に着き、散歩を済ませたルル。優衣をついでに検便で連れて行ったので、ここまではルルは普通。しかし院内に入った途端、回れ右して帰ろうとする(^^;)。診察台に乗せられてからも、逃げようと必死。体重は12.5kg。
手術や往診時間に利用される12時から3時。その時間になる直前に連れて行ったので、ルルはそのまま麻酔、手術。私と叔母、優衣は事務所へ戻った。
手術が終わるまでの時間、何となく落ち着かない。大丈夫だとは思っていても・・・。手術が無事に終わったと、先生からメールをもらって一安心。後は夕方、病院が閉まる少し前に迎えに行くだけ。本当はお泊りなのだが、先生としてもルルが大人しくお泊りするとは思えないということで、日帰りを認めてくれた。たまにそういう子がいるらしい(^^;)。
しかし迎えに行き、事務所に連れ帰ってから思ったが、お泊りをさせた方が良かったようだ。術後、麻酔が醒めてからも大人しかったらしいし、ルルの調子の悪そうな(気分的な問題だが)様子を見ていると、翌日のお迎えの方が良かったのだ、と思った。事務所でへたり込んでいる姿を見て、結局自宅には連れ帰らず、事務所でお泊りになったのだから。
しかしとにかく、私はこれで一安心。腫瘍の切除が残っているが、これでルルは肉体的、精神的に、発情から与えられるストレスと切り離された。後は検査結果が良性であることを祈るだけだ。良性なら年明け、悪性なら年内の切除手術となる。11/19結果が出た。お蔭様で良性でした(^-^)。

何だか疲れた一日。プラスαの出来事が入り込んでくるのは結構、精神的に疲れさせられる。そして毎月恒例の腰が痛む日。今日明日は腰の鈍痛があるというのに、朝夕の冷えが余計に鈍痛を感じさせてくれる。参った。こればかりは致し方ないとはいえ、早く無縁になりたい。

というのが開発された(生命を開発って言うのもさぁ、どうかな、って私は思うんだけど・・・)そうだ、とメルマガで読んだ。4日に届いてたメルマガだから、遅い話題なのだけれども、「はぁ?」と思い、元記事を読んでみたいと思った。調べて出てきたのはこれ。会員ではないので、全文を読むことはできなかった。

猫好きなのに、猫アレルギーで猫を飼えない、飼えなくなったという人は嬉しいかもしれない。まぁ、飼えなくなったという人に対しては色々と思うこともあるが、それはまた別問題なので、置いておく。
でもね、何か引っかかる。何かが間違っているように感じてならない。
猫アレルギーと簡単に言うけれど、そうじゃないのにそうだと言う人、医者に言われた人もいる。もちろん実際にそういう人もいる。けれど私は、色んな創意工夫で乗り越えて、共に素敵な生活をおくっている人達がいるのも知っている。私自身、軽いけれどアレルギー性鼻炎がある。ハウスダストが原因。軽いんだし、鼻炎くらい、猫が原因ではないんだし、と色々言われそうだけれど、猫と暮らすようになって、楽しいことがあるから免疫力も上がっただろうし、何より猫のためにと掃除をよくするようになった。これが効いていると思う。私よりも猫達の方がハウスダストに近い場所で生活しているのだから、当然と言えば当然のことなのだけど。
何が言いたいのか、っていうと、多分、物事を安易な方向で解決するのはやめて欲しいと思った、ってことかな。RNA干渉って、生物に元々組み込まれているシステムらしいけど、それは生物が自身を守っていくためのものであって、他の生物のために自身を変えさせることではないはず。
その人自身の治療などというものとはまた全く別物。
そしてこれ-そういう猫が売り買いされること-が商売になる。やっぱり何だか間違っている、と思う。

初めての介助。

ame.gifconfuse.gif
昼ご飯の時間とその前後についていて欲しいと頼まれ、11時~1時の外出。10:26のバスに乗り、急いで図書館に返却と借出しを済ませる。ついでに(^^;)。着いた時には汗だくだった。
そしておばあは期待虚しく、昨日の夕方とは雲泥の差だった。しかし暫く後に、外出前に立ち寄ったH伯母に聞くと、安定剤のせいで少し朦朧とし、呂律が回り辛くなっている時があるそうだ。そのタイミングに来てしまったらしい。それと腹水を抜いてもらった直後だったから、そのきつさからのものもあったのだろうな。時間が経つごとに、少しは呂律も意識もクリアになっていった。しかし初っ端から昼ご飯は食べないと言い出す始末(^^;)。
何のかんのと宥め、食事についてきたゼリーを少し、鮭のムースを少し、H伯母が持ってきた卵入りの味噌汁を少し、食べさせる。少し、と言っても、普通の人の少しよりも遥かに少ない量なのだけれど、そうやって食べただけでも良いと言えるくらいなのだ。
食後はH伯母に言われた通り、眠る注射(安定剤なんだろうな)を打ってもらった。眠るまで付いていると言うのに、「一人の方が眠れるごた」と言われ、病室を出た。半分本当で、半分は昼食がまだ(いつも1時過ぎだと言うのに、気にしてたおばあ)な私が気掛かりだったんだろう。
合間合間に白湯を飲ませたり、身体の位置を言われるように動かしてやった程度。しかし、緊張していたのだろう私は、帰りのタクシーの中で、背中側の首の付け根が気持ち悪いくらいに張っているのに気付いた。緊張したって意味もないのにな・・・。

H伯母がたまを抱いて連れて来た。伯母がこちらへ来ると、たまは鳴き喚く(^^;)。自分も来ればいいものを(時々部屋の手前や階段の途中まで一人で来たりもするのだ)、こういう場合はただ鳴く。寂しがって甘えてるのだろう。ぎんたもそうだ。
伯母に抱かれて連れて来られたたまは、伯母の脇に顔を突っ込んで隠れようとしている。可愛過ぎる(^^;)。もうおじいちゃんのたま。最初の頃は人見知りするせいで、中々慣れてもらえなったし、爪切りなんて嫌なことをした(おばあと伯母に頼み込まれた)ことも重なって、嫌がられていたけれど、今では一応好きな人間の方に入れてもらえてると思う。違うかな?>たま
1111_tama.jpg

今夜はぎんたと追い駆けっこをする優衣。健人は優衣を眺めている。ぎんたが健人へのリアクションをもっと消極的にしてくれれば、ぎんたがいても、健人は優衣と追い駆けっこをするのだろうけれど。リアクションの消極化は健人にも言えることだ。睨まれてても、もう少し無視をすればいいのだよ、健人。唸ってみても、ぎんたの態度は変らないんだからさ。って、人間の理屈を言ってみても駄目か(^^;)
1111_ginta.jpg

ちょっと逃避状態。

kumori.gifcry.gif
仕事からなのか、おばあのことからなのか・・・。多分どちらもあるのかも。とは言え、いずれもそんなに切羽詰っている気分ではない。それなら逆に逃避などできないと思う。
仕事はさておき、おばあのことは諦めとは違った意味で仕方がないと思ってもいる。生き物には死が必ず訪れる。願わくば、その死に際が苦しみの少ないものであって欲しいが、死後の世界、というか魂の存在や輪廻を信じている私としては、それは肯定的にすら受け取れるべきこと。ただただ、生き、遺された側が、その喪失感やそれによって起こる変化を快しとできないからこそ、思い悩むのだろう。
H伯母が毎日の世話をし、おかんも必ず仕事帰りに30分から、仕事を早く終えられた時にはそれ以上、一緒に過ごしている。私はおかん達を迎えに来たと呼びに行った数分だけ、顔を見てくる。明日はH伯母にどうしても外せない用があるので、昼食の介助をしに行くことにはなっている。けれどおばあは私には色々させたがらないから、あまり用事を言いつけてはくれないだろう。それでも病院の人間ではなく、家族が介助する方が気分が楽だろうし、言葉には決してしなくても、望んでいると思う。そういう人だ、おばあって。
今日のおばあは今までの中で一番、顔色が良かった。身に纏ったオーラというか、雰囲気も、ここ最近の変わってしまったおばあではなかった。そう、変だ、と感じる以前のおばあがいた。死ぬ前によく以前の元気だった頃のように一時的に回復することがある、という現象が思い浮かびもしたが、だとしても、久々のおばあの表情は嬉しかった。どちらも同じおばあだけれども、やはり違うのだ。明日もこの表情が見られるといいのだが・・・。

優衣は健人と結構駆けっこをしてくれている。一人遊びも得意だし、好きなようだが(健人と違って・・・)、健人と駆けっこするのも板についてきた。しかし、健人を追って居間にまで駆け込み、おかんからクレームがついた。おかんは見てしまえば、触ってしまえば、情が移るのが自分でも分かっているのだと思う。そうなったら、うちの子にしなければいられないだろうから、敢えて目をそらしているのだ。そしてそれが分かっているから、目に触れさせれば、神経を逆撫でするだろうし、最後通告を突きつけられる危険を回避するために、できるだけ目に触れさせないようにしてきた。しかし、最近欲が出てきた(^^;)。前述のようなおかんだからこそ、少しづつ目に触れさせ、情を沸かさせてしまえ、と。それをしてしまえば、今度こそ迎え入れられる子の最後に、優衣がなってしまうだろう。瑠儀達を、しまじ達を、そしてまだこの先、この家がおかんの家であるうちに出逢ってしまうだろう助けたい子達を、この家に迎えたいと考えを実現する日は、またさらに遠のいてしまうだろう。けれど今、私は瑠儀達に、しまじ達に詫びながら、優衣をきちんと我が子として迎えたいと思っている。健人が優衣を見つめる姿が、共に追い駆けっこする姿が、何より優衣本猫が愛しいから。
昨日今日とぎんたの健人への態度がまた硬化した。優衣と健人の関係が気に食わないのか?
とにかく、何があっても悪いイメージに囚われないようにしよう。私の気持ちや考えや性格を、猫達は吸い取っていく。だからこそ私は何でも良い方に良い方に考え、気楽に、どっしりと構えていないといけない。結果を早く出すことにばかり気を取られてはいけない。いい結果をイメージすること、イライラしたり、くよくよしたりしないことが大事だ。

怒涛のような・・・

hare.gifdisappoint.gif
3日間だった、振り返れば。
土曜は以前からの約束を果たすため、S宅へ優衣と共に向かった。行きはおとんをアッシーとし(^^;)、帰りは丁度帰宅したSの弟Tくんを使いm(_ _)m、3時間ほど過ごしてきた。優衣は緊張はしていたものの、しっかりトイレまで拝借し、隠れることもなく探検はしていた。優衣だからこそ連れて行けたのだけど、あまり猫には向かないことだとは自覚している。優衣、ありがとうね。
そういえば、今回、初めて要(つい呼び捨て(^^;))を抱いた。初めて対面した時は、1、2時間前にホルにべったり甘えられたこともあって遠慮したのだ。しかし、赤ちゃんは何度抱いても落ち着かない(^^;)。猫ならどんなに小さくてももう少し慣れがあるのだが・・・。要の出現は、甘ったれのぴっぴ猫だった龍を見事に変えた。龍のぴっぴがなくなったのだ。凄い変化だ。やはり猫と赤ちゃんが共生していくのって、素晴らしい。赤ちゃんも体質的にも、精神的にも強く優しい子に育つ。自分の子を持つことはやはり想像もできないし、可能性は限りなくないに等しいと思うが、身近な子供達が成長していく様は楽しみだ。

そんなこんなで、土曜は仕事を中断させてしまったので、日曜は仕事をたっぷりとしてしまった。別に私だけが勝手に、猫のために出てきているだけなので、仕事をしようが遊ぼうがどちらでも良いのだが、期間限定仕事が立て続くので、少しは減らさないとね。

そして今日はおかんに頼まれて、おばあの入院先病院まで先生の話を聞きに行く。おかんは一人では話を全てきちんと聞けているか不安なのだと言う。しかし前回の時だってちゃんと聞けたじゃないかと思い、そう叔母に愚痴るのだが、後で反芻する時に誰かが一緒に聞いててくれた方がいいのだ、というようなことを諭され、出かけた。夕方の時間というのは、皆がばらばらに食餌に来るからあまり出歩きたくないのだが、叔母に後を託す。
もう今回はおばあが家に帰って来るとは期待できないのかもしれない、という思いはあった。これまでのどんなしんどい、やばい状態の時よりも違う言動が目立つおばあ。せめてもう一度だけ、と望むことすら、おばあを苦しめるだろうか、と迷った最近の日々。
本当にその覚悟をしておかなければならないのだ。先生に聞かされたことはそういうことだった。先生の経験から判断される具体的なタイムリミットも聞かされた。

何ヶ月ぶりかに咲いた朝顔。もう今年は見れないものと思っていた朝顔が、1輪だけ、今朝咲いていた。嬉しい驚きが微かに湧き起こる。けれど私には綺麗なその花が少し恐く思えたのは、先生の話を聞く前から、おばあの旅立ちを受け入れ始めていたからなのかもしれない。その瞬間にも病院から連絡を受けたおかんが、携帯を鳴らしそうな気がしたもの。
1108_asagao.jpg
おばあに対して、最後の我侭を祈ってみようか。今年のではなく、来年の正月を共に過ごす最後の正月にしたい、と。

家でも事務所でも、

hare.gifhappy.gif
紐やアルミ箔ボールや何やかやを使って遊ぶ優衣が、昨夜のワクチンの影響で、今朝はずっと寝ている。「食欲が落ちたりするかも」とは言われていたが、そちらは心配なし。ただ珍しく、食後さっさと寝に入ってしまった。そりゃあそうだよね、軽く病気にするわけだし。ゆっくりお休み。
しかし午後もしっかり過ぎてからは、復活。いつものごとく遊びに付き合う。事務所での一番のお気に入りは、ビニール紐を追い駆けること。追い駆けるためには、それを誰かが持って前を行かなければならないのだが、はい、もちろん私がその紐を持って、狭い事務所内をぐ~るぐるぐ~るぐる回っているのだ(^^;)。狭いところを回らないといけないので大変だが、これを暫くやると結構満足してくれる。遊び相手がおらず、とは言え遊びも成長に必要な運動。頑張って一緒に遊んでいる次第。時には自分で紐を咥えて運んで回っている。大概は私の足元まで運んで一人遊びを始めるのだが、一応「これで遊びたいの」という意思表示らしい。可愛い奴め(^-^)
1105_yui.jpg

もっくんがやっと普通に撫でさせてくれた。それも暫くの間。そして撫でるのをやめると、足元などにすりすりごちんと催促する!!凄い。でも撫でられている間も少し文句のような、可愛い威嚇のような鳴き声を出している(^^;)。それでやめると、またすりすりごちん。甘えたいけれど・・・・・・という心境なのだろう。感激のあまり、携帯で写真を撮ろうとしたら、シャッター音に驚いて離れてしまった(>_<)。ごめんよ、もっくん。これ、シャッター音は消せないんだよね。こういうところの気配りってないよな。対象が動物じゃなくても、音を立てたくない時はあるのに・・・。音を消すとどんなシチュエーションでも何でも撮り放題になるのを懸念してるのかな?私としては、単なる配慮不足だと考えているけど。
というわけで、離れてしまったもっくんしか撮れなかったけれど、また機会はあるでしょう。きっとこれからはもっともっと仲良くなれそうだから(^-^)
1105_mokkun.jpg

キンタロウがちょっと変。病気、というわけではないのだけれど、今夜はやたらしゃべりかけるかのように鳴いていた。何かを伝えたかったのかな?甘えたかっただけか?
手術が延び延びになってしまってごめんよ、キンタロウ。もう暫く待っててね。必ず手術してあげるよ。そして今度の春は落ち着いて過ごせるようにしよう。今の時代、本能のままに子孫を残すことは難しく、それが故に迫害されるような目には遭わせたくないし、何より私はキンタロウ自身に元気で穏やかな猫生を生きて欲しいから。その代わり、最後の最後まで、とことんあんたに付き合うからね。

というわけで、頑張って働かなきゃな。元々量の多い仕事ではないけれど、課された仕事はきちんとこなそう。久々に(^^;)今日はたくさん仕事をした。10月が決算月だったし、月初の仕事もあったし、これから年賀状準備があるし、仕事ではないが、おかんの店の申告手伝いもしてあげないといけないことになってる。しかしおかんの手伝いもきっちりこなせれば、臨時収入を期待していいそうだ。そうそう年末の店の手伝いもあるし、毎月少しづつ準備をし、私が変な物欲を起こさなければ(-_-;)、冬のボーナスが出なくても(いや、ほぼ確実に今回もないだろう、冬、夏、冬とボーナスなしだ・・・(T_T))、優衣とみっきの避妊手術代も問題なく捻出できるだろう。
うん、これ以上変な物欲が出ないよう、気をつけよう。1Gの増設メモリが欲しいけど、我慢我慢(>_<)

昨夕、ニュースで「ツキノワグマが生ゴミを溜めた何たら(覚えてない(-_-;))に落ちた」と聞いた。
映像では生ゴミだったのかすら分からないくらいにドロドロの液状になったものの中に、ツキノワグマが首の辺りまで浸かってしまっていた。その何たらの口自体はマンホールくらいのサイズだろうか。しかし中は結構大きかった。
事務所を出る直前、6時過ぎの段階ではその口自体が小さく、深さがあり、救助が難しいので、作業を中止した、と言っていた。酷過ぎる。そしてその後の夜のニュースでは、「放置も残酷だから、薬殺した」と。
自分でも驚くほど腹が立った。何故救助できないのだろう?クマを眠らせ、身体が沈まないよう固定し、クマを出せるくらいに口を壊して広げるくらい、人間が作ったものなんだからできるだろう。そう思うのは素人考え?
「そのまま中に放置しておくよりいいでしょ」なんて問題じゃないよ。
クマが落ちちゃうような穴、動物に危ない状態にしとくのも私としては腹立たしいけど、そういう状態って、子供にも危ないんじゃないの?

最善の努力をしてくれたのだろうか?他にできることはなかったのだろうか?
どこのニュースだったのか、きちんと見ていなかったのが悔やまれる。
ネットで検索してみたけれど、見つけられない。ニュースで流れたのだから、ひっかかりそうなものなのに。

もっぷとはるちゃん

kumori.gifconfuse.gif
女の子3頭はそれぞれあまり仲は良くない。まぁ、雌だし、仕方ないと言えば仕方ない。もちろん雄だとか雌だとか関係なく仲良しだってありえるのだけど、うちの3頭は悪い、とまではいかなくともよろしくない。なので、もっぷもはるちゃんも同じタイミングで甘えたい時というのは中々大変(^^;)。隣のおじさんやおとんがいれば、どちらかを任すのだけど(でも「私に」甘えたいんだよね、うん、それは分かってはいる)
今日はそういうタイミングの日で、おじさんもおとんも近くにいない。はるちゃんに少し構った後、もっぷの方へ行って撫でていると、もっぷの姿がはるちゃんからは見えなかったせいか、階段をとてとてと甘えた声を出しながら登ってくる。私の身体でそれぞれが視界になるべく入らないようにしながら、両手を使ってそれぞれを撫で続ける。大変だなぁ(^^;)、と思う反面、こんなに慕われて(どちらも散々書いてきたけど、びびりんで、簡単には警戒を緩めない)にやけてもしまう。
家に迎えてあげることができれば、もっと甘えん坊になるのかもしれない・・・。ごめんね、もっぷ、はるちゃん。今の精一杯がこれくらいで。
1104_haruchan.jpg  1104_moppu.jpg

そんな葛藤の中、条件付とは言え、そして色々と曰くがあるとは言え、家や事務所内で過ごす優衣は、最初に会った時とは随分違って、元気になってきた。それでもへにょへにょしたキャラクター(^^;)は相変わらず。
ワクチン接種して帰ってみると、ぎんたが何やらいつもより気にしている。頭を軽く舐めてあげた時にはちょっと感動しかけたけど、その後はあっさりでがっかり(^^;)。そう簡単に上手くはいかないか。
かかりつけの先生にもうちの子にすることをお勧めされている。しなきゃ駄目、ってくらいに。なし崩し的に・・・という作戦がおかんに効くとは思っていないけれど、正面からぶつかっても玉砕するだけだ。とは言え、優衣をうちに迎えれば、今後どんな場合にも、一時保護すらできない決定打になりそうでもある。それはそれで恐い。やはり自分の気持ちはねじ伏せて、里親探しをすることが賢明なのだろう。素晴らしい里親さんを見つければ、それが優衣の幸せにもなる。ただし今のところ、自分の気持ちをねじ伏せることができないでいる。二つの気持ちの間をふらふらふらふらしているような状態なのだ。
やはり茶トラには、それもどうやら白が少なければ少ないほど、弱いらしい、私は・・・・・・。

ここ2、3回ほど、チロとタイミングがあってない。まさか・・・とは思うが、姿を自分の目で確認できないと不安だ。キンタロウはできるだけこちらにタイミングを合わせようとしてくれているように感じる。私が出す缶詰は美味しい、という刷り込みはかなり完璧に近いらしい(^^;)。サヴァに苛められてしまうので、時間帯をずらしてるんだろうけどね。しまじとサヴァは我が家の縁側、チロ、キンタロウ、みっきはおばあ達の家の縁側、というふうになるべく分かれてもらっている。それぞれが落ち着いて食べられるように、というのと、そうでもしないとおばあ側はちょっと狭いのだ。我が家側は広いのだけど、チロやみっきは落ち着かないらしいし、キンタロウに至ってはとにかくサヴァと離しておかないと危ない。今日は変な位置でスタンバってたキンタロウ、案の定、サヴァに追われていた。お蔭で車庫の車の下で食餌をする羽目に・・・(-_-;)。まったく、甘ったれが強いほど独占欲も強くて、他を認めたくない我侭さがあって、困ったものである。
だよね?ぎんた、サヴァ、ホル?

クリック募金

| コメント(0)

記事にするのが遅れたが、募金サイトのイーココロ!では、新潟中越地震の緊急クリック募金が始められている。募金サイト「イーココロ!」
その時、その時でできることを続けよう。そして報道などが沈静化したとしても、記憶を薄れさせないようにしよう。神戸の震災の時は、全く何もできなかった、いや、しようとすら考えていなかった。
何かできることがあるなんて、思いもよらなかった。大変だろう、と痛ましく思う気持ちは当然あっても、それ以上に何か行動することなんて思いつかなかった。
今も現地でお手伝いなどはできない身の上だけど、離れていてもできることがあるのを、色んな経験で学んだから。
けれどそれがおかしなベクトルを持たないように心しよう。
今回、チェーンメール化した情報を目にする機会があったことが一つの大きなきっかけではあったが、善意でやっているからどんな方向で動いてもいいということではないのだから。

ふてるホル。

hare.gifcry.gif
1101_horu.jpg
優衣がいるので落ち着かないのか、気に食わないのか。しかし初日の威嚇はかなりなくなってきた、瑠儀にしても。だがやっぱり気に食わないんだろうな、今の状況が。優衣が寛ぎ場所を拡張していくのとは反対に、ホルのぴっぴ(スプレー)回数が復活し、瑠儀まで再開する始末・・・(-_-;)。両者が反比例まではしてないのが救いだ。
ぴっぴの後始末は、熱湯スプレーと『大銀穣』で掃除・消臭。どちらも手軽に使えるものなので、重宝している。『大銀穣』はお気に入りの洗剤『とれるNo.1』と同じ「地球洗い隊」で購入できる。

おばあの様子を見てきた。
状態は詳しくは書かないが、とにかく苦しそうだ。もっと何かしてもらうことはできないのか、と思ってしまう。あまり薬の効果がないらしい。医者曰く「いい薬を使ってるんだけど、何で効かないんだろうね」。何とも、色んなふうに受け取れる言葉だ・・・。
これまで何度も言ってきた「はよう元気になって帰ってこんば。たまも健人も待っとるとやけん」という言葉が、今日は出せなかった。そんな押し付けのような励ましは・・・。もちろん戻って来て欲しい。けれどそんなに辛いのなら、神様、早く楽にしてあげて下さい、という気持ちも芽生え始めている。
こんな弱気じゃいけないのか?

健人と優衣が追い駆けっこをした!!
追い駆けっこを始めたわけではなく、何かの拍子に結果、そうなったという追い駆けっこだったが、嬉しかった。
私はやはり、望みが薄いとはいえ、優衣を私の子にすることを諦めきれないのだ。そしてそれは自分の家を購入し、この家を出ることで実現させるのではなく、隣に健人がおり、毎晩私達のところへ泊まりに来れるこの環境での実現を望んでいる。こんな、自力だけで実現できない望み(家を購入するのも、恐らく自力で実現できるわけじゃないが)を持ち続けるのは酷い身勝手だろうか。
結局優衣に辛い思いをさせることにしかならないのだろうか。
1101_yui.jpg

月別 アーカイブ

このアーカイブについて

このページには、2004年11月に書かれた記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2004年10月です。

次のアーカイブは2004年12月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。