あ~・・・(-_-;)、負けてます。
朝から捕獲器をしかけ、日曜ではあるものの、捕獲できたら何とか先生には手術を頼み込もうと努力しているのに、キンタロウはどこ吹く風・・・。仕掛けの匂いに釣られ、近寄っては来るけれど、中には決して入らない。「か、賢い!?」と思っていたが、夜に気をつけて見てみれば何のことはない。多分自分の身体には窮屈だから入らないだけのようだ・・・。痩せ雉と呼んでいたのは別に昔のことでもないのに、いつの間にやら巨体になっていた・・・。
トラベルキャリーで捕獲に変更。さすがに素手捕獲は難しい。あの大きさと力強さで抵抗されたら(抵抗する子)、簡単に取り逃がす。キャリーの中に餌を置き、この中に(身体全部で)入っても大丈夫、と思わせるくらいにしなければ・・・。
とにかくどんなタイミングも見逃さないように、そして邪魔ができる限り入らないようにという意味も含めて、おとんおかん伯母にはキンタロウ捕獲実行宣言をしておく。何も知らせてないよりは、知らせておいた方が、気がけたり、注意してくれるだろうから。ま、協力は無理だ。期待しない。邪魔しないでくれれば。しかし、そっか、サイズが邪魔をすることになるとは盲点だった。事務所の外猫で身体が大きかったのはゴンちゃん、次がホルやクロだが、ホルとクロは後ろ向き放り込み作戦で、キャリーに素手で入れることができた。ゴンちゃんは、キャリーに入っているよりも、抱かれて車に乗る方が大人しくなってくれたくらいだし、そもそも事務所ではまだもっくんにしか使ったことがない。身体がつかえそうだから入ってくれない、なんて・・・・・・。
ま、過程が変っても、結果(去勢手術)は変らないのだから問題はない。ちょっと手間取るだけだ。でも一日も早く捕獲できるよう頑張らねば。
助は今日は案の定来なかった。日曜、雨が降りそうな天気ときては、来ないかもなとは思っていた。予想に反して来ることもあるのだが、今日は×。少し痛みが戻ってきているようで、2、3日前から離乳食缶が復活。それでも食べている最中に、どこをどうしてか、痛みに叫びをあげる時がある。それを何度か宥めすかし、移動した先に皿を運び、何とかある程度の量を食べさせる。以前、一番酷かった時の状態まではまだいっていないのがせめてもの救い。そして薬を嫌がりながらも、ちゃんとうちに来ていることも。
さらにちょっと頭の痛いことに、しまじが来ない。最後に見たのは昨日の夕飯。珍しくサヴァが陣取っている寝床に代わって入り込んでいた。食餌に出てきたしまじは、右手を軽く上げていた。怪我をしたのだ。恐らくその後、一番安心できるところ(それがうちの敷地内じゃないのは致し方ないが、寂しい)で篭っているのだろう。早く元気になって出て来い!しまじ。
いっそ誰も彼も家の中に入れられれば、安心できるというもの。苦労があったとて、今の心痛を思えば、何のことはない。が、そうして皆を家に入れた後、また外の子を世話するのだろう。そして同じ心配をする。結局同じことの繰り返しなのだ。だから今、瑠儀達やしまじ達を迎えないというわけではないのだが。
できないことをぐじぐじ言っても仕方ない。いつかそうできる日が来るよう、一日でも早く実現できるよう、それはそれとして心に秘め、努力し、今は今できることをしっかりやろう。途切れることなく、美味しいものをしっかり食べさせる。寝床を用意できるところには用意する。いつでもきちんと1頭1頭の様子を把握して、愛そう。自分の感情に簡単に振り回される、未だ未熟な私だけれど、できることをただただ続けよう。