2013年4月アーカイブ

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一昨年の夏、初めて姿を見かけて、その後大怪我のために保護をしてから約1年8ヶ月。
とにかく頑張り続けた子でした。
そもそもそんな大怪我をしたというのに、ご飯を食べたい一心で姿を現した太陽。その時点で、そこの餌場で新入り同然だったけれど、そこにご飯があるということを覚えていてくれて、本当に良かったと今でも思うよ、太陽。
別宅に保護して(実際捕まえられたのはribonnのお陰だけど)、怪我の治療をし、寒くなった季節に突然のてんかん発作。ホメオパシーがなければ、お母さんは途方に暮れちゃったと思うよ、太陽。
体が大きいせいで、大人しくて、控えめなのに、中々皆に打ち解けてもらえなかった太陽も、段々と溶け込めて、しっかり自分の居場所を確保してた。
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いつか怪我も癒え、折れた方は多少不便が残っても、屋根裏部屋にも行けるようになる、そう期待してたんだよ、太陽。
実際、皮膚が剥がれてしまっていた怪我も、段々小さくなってきていたのに。いったいいつからだったんだろう?それがまた大きくなりだしたのは。発作の時にぶつけたり、擦ったりしてしまうことがあるから、とずっと思っていたのに、多分違ったんだよね。気づけなくてごめん。

後悔のない見送りなんて一つもない。
ないけど、今回は後悔が多過ぎる。
せっかく、叔母の膝にも乗れるようになったのに。発作も間が空いて、発作自体も時間が短くなっていたのに。何でこうなってしまったんだろう。
まるで、これからある理由で忙しくなってしまう私に、負担をかけさせまいとするかのような、あっという間の旅立ち。確かに、来月後半はちょっとしんどい時期がコンスタントにくることになってはいたけど、でも太陽、それはお前が元気になってくれたら、それで問題ないことだったよ。そのためにお母さんもA叔母もいろいろ考えてた。これからしばらく頑張ったら、太陽は強い強い運と生命力を持ってる子なんだからきっと大丈夫、って思っていたよ。昨日まで。
ごめん、最後の最後に信じきれなかったのは私だね。「私にはもう(太陽の手助けは)無理」って。それでも今朝、旅立ったばかりの太陽を抱かなきゃいけないとは思わなかった。
寂しいよ、太陽。気が抜けてしまったよ。太陽の世話をする時間がぽっかり空いて、何をしていいのか分からなくなりそう・・・。
けれど、とことん頑張った太陽に恥ずかしくないようにしないと駄目だよね。頑張らない子はいないけど、それでも太陽は特別頑張った。頑張ってくれた。たった1年8ヶ月の生活だったけれど、太陽がうちに来てくれて良かった。私達を選んでくれてありがとう。
いつかまた会う日まで、今度はのんびり、ゆっくり過ごしていて。それまではお母さんが頑張るから(^-^)

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