怒涛のような・・・

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3日間だった、振り返れば。
土曜は以前からの約束を果たすため、S宅へ優衣と共に向かった。行きはおとんをアッシーとし(^^;)、帰りは丁度帰宅したSの弟Tくんを使いm(_ _)m、3時間ほど過ごしてきた。優衣は緊張はしていたものの、しっかりトイレまで拝借し、隠れることもなく探検はしていた。優衣だからこそ連れて行けたのだけど、あまり猫には向かないことだとは自覚している。優衣、ありがとうね。
そういえば、今回、初めて要(つい呼び捨て(^^;))を抱いた。初めて対面した時は、1、2時間前にホルにべったり甘えられたこともあって遠慮したのだ。しかし、赤ちゃんは何度抱いても落ち着かない(^^;)。猫ならどんなに小さくてももう少し慣れがあるのだが・・・。要の出現は、甘ったれのぴっぴ猫だった龍を見事に変えた。龍のぴっぴがなくなったのだ。凄い変化だ。やはり猫と赤ちゃんが共生していくのって、素晴らしい。赤ちゃんも体質的にも、精神的にも強く優しい子に育つ。自分の子を持つことはやはり想像もできないし、可能性は限りなくないに等しいと思うが、身近な子供達が成長していく様は楽しみだ。

そんなこんなで、土曜は仕事を中断させてしまったので、日曜は仕事をたっぷりとしてしまった。別に私だけが勝手に、猫のために出てきているだけなので、仕事をしようが遊ぼうがどちらでも良いのだが、期間限定仕事が立て続くので、少しは減らさないとね。

そして今日はおかんに頼まれて、おばあの入院先病院まで先生の話を聞きに行く。おかんは一人では話を全てきちんと聞けているか不安なのだと言う。しかし前回の時だってちゃんと聞けたじゃないかと思い、そう叔母に愚痴るのだが、後で反芻する時に誰かが一緒に聞いててくれた方がいいのだ、というようなことを諭され、出かけた。夕方の時間というのは、皆がばらばらに食餌に来るからあまり出歩きたくないのだが、叔母に後を託す。
もう今回はおばあが家に帰って来るとは期待できないのかもしれない、という思いはあった。これまでのどんなしんどい、やばい状態の時よりも違う言動が目立つおばあ。せめてもう一度だけ、と望むことすら、おばあを苦しめるだろうか、と迷った最近の日々。
本当にその覚悟をしておかなければならないのだ。先生に聞かされたことはそういうことだった。先生の経験から判断される具体的なタイムリミットも聞かされた。

何ヶ月ぶりかに咲いた朝顔。もう今年は見れないものと思っていた朝顔が、1輪だけ、今朝咲いていた。嬉しい驚きが微かに湧き起こる。けれど私には綺麗なその花が少し恐く思えたのは、先生の話を聞く前から、おばあの旅立ちを受け入れ始めていたからなのかもしれない。その瞬間にも病院から連絡を受けたおかんが、携帯を鳴らしそうな気がしたもの。
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おばあに対して、最後の我侭を祈ってみようか。今年のではなく、来年の正月を共に過ごす最後の正月にしたい、と。

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このページは、柿ママが2004年11月 9日 23:10に書いた記事です。

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