通夜。

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25日記。
2時にK伯母と交代したおかん。3:30にほぼ完全に覚醒した私は、7時前には自宅に戻らねばならないから、とそのおかんと一旦交代する。
驚くほど冷える中、自宅へ戻る。きり達、しまじ達の食餌を済ませる。ぎんた達は昨夜、座敷から1階の居間へ移動しておとんと過ごしてもらっており、今日は健人を伯母宅に戻していつも通りに過ごさせようかと思ったものの、健人は見知らぬ人々がどかどかと入り込み、いつもと違う状態の部屋が恐いらしく、結局昨夜のままの部屋割りで過ごしてもらうことになった。
瑠儀達の食餌を済ませ、助のことは昼迄事務所にいてくれる叔母に頼み、カリカリの置き餌を間に合わなかった子達用に置いていく。

斎場で入浴し、ちょっとした片付けなどを済ませ、またも買出しのために出かける。事務所に寄って、叔母の車で出ることになった。何度も斎場と事務所と自宅と店との間を行ったり来たりで、細かいところはほとんど忘れかけている。土曜の朝から始まったこの一連の流れは、それだけで記憶を混乱させるに足るものだ。
夕方、通夜が始まった。思ったよりも多くの人が参列してくれて、嬉しかった。店をしていたので、そちら関係の人達も思ったより足を運んでくれたし、父方の伯父が大阪から駆けつけてもくれた。
その後、昨夜来てくれた親戚とは別の家族も顔を出してくれ、一番上の伯母の息子(M兄ちゃん)家族、娘(Y姉ちゃん)夫婦もやって来た。二人は昔一時期をおばあに育てられて過ごしたことがあったそうだから、入院中に見舞いができなかったこともきっと心残りだっただろう。うちの弟家族はちょっとした行き違いが発生してしまい、空港で飛行機に乗れず、告別式当日に来ることになった。
今夜はM兄ちゃん家族とY姉ちゃん夫婦が泊まってくれるということで、おかんも帰ることを納得してくれたので、私も帰宅することになった。4、5時間しか眠れないが、自分の家で風呂に入り、自分のベッドで眠れるのはそれだけでも違うだろう。

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このページは、柿ママが2004年11月22日 17:31に書いた記事です。

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