2001年、人生で初めて、里子に出した猫・りゅみ。
父の会社の事務所前に置き去りにされた子猫。
まだ叔母の協力どころか理解もなく、母にも保護など受け入れてもらえなかった頃。本当に、今思い出しても辛かったなぁ、あの頃。
そして、りゅみをえらく気に入ったおばあ。旅立ちの日には入院してたので、病院に寄ってから里親さん宅へ出発したんだった。
3年前のりゅみ。相変わらず美人。
白猫を希望していた里親さんをノックアウトしたりゅみの写真。
そのためにどれだけの枚数を費やしたかは内緒(笑)
最高の1枚を、最初に見てもらおうと思ったから。彼女のハートを鷲掴みにするために。
そしてその作戦は成功して、りゅみは里親さんの元へ。
2匹目を受け入れてくれた里親さん、きみちゃん。2匹目のこまはとんでもなく突貫ボーイで、神経質なところもあるりゅみは大変な思いもした。一度はこまはうちに戻ってきた。きみちゃんとりゅみだけの時間を作るために。やがて戻ったこまに、何とか折り合いつけていったりゅみ。
きみちゃんの、りゅみへの愛がとてもとても好きでした。
4月16日、旅立ったとの連絡を受けました。
きみちゃん、りゅみ、この何か月か、本当に頑張ったよね。
13年。もっともっと、とも思うけれど、それでも短くはない年月。
りゅみ、私のところへ寄ってくれてありがとう。
きみちゃんちへ行くために、私のところに来てくれたんだね。
また向こうで会おう。もうおばあには会ってるかな。おばあは本当にりゅみのこと気に入ってたからなぁ。
向こうで会ったら、今度はふーしゃーなしで抱っこさせて。初めて出逢った頃のように、甘えてね。
そして、これからもきみちゃんを見守ってあげて。