待っててね、ぱく。

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投薬を始めたばかりで、少し落ち着いたかなという気持ちもあった。けど、昨夜、また呼吸が少しきつそうだったのも確か。
不安はあった。
ぱくとの間に残された時間は少なくなってるのかもしれない、って。
だけど、こんなにいきなり旅立たれるとは思わなかった。
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去年の春、こんな日が1年も経たずに待っているとは思いもしなかった。
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専用の部屋があるぱくのため、その隣の部屋をメインの部屋(私がいつも過ごす部屋)にしようと計画を立ててた。今年、また寒くなる頃にはそうなってるはずだった。
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最後の数日、いやもう1週間以上になるかな。ぱくは自分で部屋を移動してきてた。まさかあんなところを登ってこられるなんて、今まで思いもしてなかった(笑)

他の大人猫達とはどうしても馴染めなかったけれど、聞き分け良かったのも事実で、名前を呼ぶだけで盛大なごろごろを聞かせてくれた。ヤングチームと一緒におもちゃにじゃれてみたりもしたし、抱っこも好きだった。けれどそれをせがむこともなかったぱく。
だからこそ、もっともっと甘えさせてあげれば良かったと、強く強く思う。
それが何よりの心残り。あまりに突然の別れに気持ちがついていかない理由。

だから
待ってて、ぱく。
いつかそちらで会えるから。
そしたら、お母さんが足りなかったと思う分、いっぱいいっぱい抱っこさせてね。
それまで待ってて。

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このページは、柿ママが2011年4月11日 21:50に書いた記事です。

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