2010年2月アーカイブ

何となく、堪えてないつもりでいました。平次のこと。
逝ってから続いた雨が、私の代わりに亡きおばあが泣いてくれてるように思えるほど。
だから、何故かは分からないけれど、案外堪えていないんだな、と思ってたのですが、毎週行きつけのスパーのお姉ちゃん(ひょんなことからよくお喋りするように・・・)に、「そんなことないです。顔に出てますよ・・・」と。
疲れた時には飴を、と渡された時には、不意に平次の顔が浮かんできて、涙が出そうになりました。

怖くて、心に蓋をしている。それが正解なのかもしれません。

頑張る平次の傍で寛ぐ隼人(が、カメラを構える私に警戒中(笑))
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それでもつばさのうんちが出てる、とM先生に言われたのには舞い上がりました。浣腸も様子を見ながら、今お休みです。先生には3日はしなくてもいい、と言われたのですが、5日お休みしてます。何とか少しづつですが出してくれていて、お腹にあるうんちもまだ柔らかさがあります。
お薬も変えてもらいました。
つばさも少ししんどさが抜けてきて、大分食欲を戻してきてます(^-^)

変わらないこと、微妙に変わったこと、色々あります。
猫sも、平次を髣髴とさせるような行動を誰かがしてみたり、まるで平次を探してるのかと思いたくなる様子を見せたり、そんな日々です。

根競べ

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平次の旅立ち以後、別宅の一番の問題はつばさのウンチ
相変わらず出ません。
2日ほど、続けて、かなり固い大き目の塊が1つづつ出てくれたので喜んでいたのですが、また出ません。つばさは、食べたい気持ちはあるのに、実際に食べる量はどうしても減っています。好きだったものも食べなかったり・・・。
出なくて困ることなどない私ですが(どちらかというと逆。胃腸、強くはないのです。)、つばさを見てるとこちらまで辛くなります。
昨日からは篭ってしまって、浣腸拒否の体制です。特に叔母と私の2人が揃うと危険と認識しているらしく余計に・・・(- -;) 叔母につばさを軽く押さえて、宥めてもらいつつ、私が浣腸するのがほとんどなので。
連日の浣腸が体にいいとは言えないとしても、出さないことにはどうしようもないし、麻酔をかけての摘便は一番避けたい、浣腸してくれる病院もあるのだけど、同じだけ嫌なことを家でするのと病院でするのではストレスの度合いも違うだろうと思うと、今はやはりこれがベターに思えています。
思えてるんですけど、ウンチとの根競べなんて、負けちゃいそうです(T_T)
正直、浣腸するのも、しんどいつばさの姿を見てるのも辛くて・・・。

2月8日1時過ぎ、叔母と2人見守る中、平次はルル達の元へ先に旅立ちました。
危なげな気配、期待の持てる姿、そんな相反する様子をそれぞれに見せていた平次を、私達の元に引き止めておくことは叶いませんでした。

去年の9月、ゆるゆるに寛ぐ平次。この頃、こんな日が半年も経たないうちにやってくるとは想像すらしていませんでした。
毎月のステロイドをいかに数日でも延ばして摂取するか、カリカリが大好きな平次に、いかに水分補給をさせ、便を固くさせないか、悩み事はそんなことくらいでした。
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初めて事務所に姿を見せた平次は疥癬が酷く、治し切る前に元の餌場に戻ってしまったようで、ずっと気になっていました。二度目に姿を現した時には徹底して疥癬を治し、直り切る前には事務所に居着いてしまってました(^^;)
他の子と喧嘩することもなく、叔母のことが好きで、けれどルルにはちゃんと遠慮してしまう、そんな平次。ルル亡き後、一番に甘えていたのに、いつの間にか蓮やつばさ、隼人の出現で、ついつい遠慮してしまってた平次。
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こんな光景が見られたのも、ひとえに平次の性格ゆえ・・・。蓮は平次に、隼人はストーブに惹かれて集まってるのですけど(笑)
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ついには瑠儀とも・・・。これにはちょっと感動しました。
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写真を見返すと、最近は誰かと一緒の写真が多いです。
ふと、一番残しておきたかった表情を撮影していないことに気づきました。いつでも見られたその表情だからこそ、撮っておこうなんて思いもしなかった。でもその表情こそ、一番撮っておきたかったと今頃気づいたのです。
食堂と読んでいる押入れを開放したスペース、そこは平次が食餌をする場所。他の場所では滅多に食餌せず、必ずと言っていいほどそこに移動してから食べるのです。そこから食餌を用意する私を見上げるあの表情。ちょっと傾いた格好とまん丸の目が愛しくて、おかしくて、叔母と2人、よく顔を見合わせて笑ったものです。今も思い起こせるけれど、いつか薄れてしまうだろうことが悲しい・・・。

頑張ったね、平次。頑張ってるのに、もっと頑張ってと言うお母さんが、重かったろうね。
もっともっと一緒にいたかったし、元気になるんだと思っていたから、未だに変な気分だよ。
平次との通院も、平次への給餌もなくなってしまって、何だか1日の中で何をしていいか、一瞬分からなくなることがあるよ。
それでも平次がもう苦しむことはないんだと、きっと今頃ルルや花梨、ひな、みんなとのんびりしてるんだろうと思うと、少しほっとするよ。
ありがとう、平次。私達のところに来てくれて。
楽しい日々を、優しさを、苦しい中での頑張りを、ありがとう。
いつかまた会える日まで、みんなと一緒に待っていて。

小さな一歩

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写真、撮れず、今日は文字のみです。

平次は昨日から微妙に食欲に似たものが出てきてます。
一昨日まで、シリンジで1滴づつ落としても数滴で痛みが出る上に、仕方無しに1滴1滴を舐めている状態だった平治。
一昨日は、スープ系のウェットからスープだけを取り出して飲ませていると、「ペロペロペロペロペロペロ・・・」っと早いスピードで飲んでくれるようになりました。
今日は点滴前に同じものと水をそれぞれ10ccくらいづつ。点滴後、例しに購入したクリニケアを口元で落としてあげると、やはり同じように「ペロペロペロペロペロペロ・・・」と飲んでくれました(^-^)
脱水の状態はあまり変わり映えしませんが(ほとんど飲食なしですから当然ですね・・・)、それでもこの「ペロペロペロペロペロペロ・・・」は小さいけど大きな変化だな、と。
足元が覚束ないところがあるので、トイレが間に合わないらしく、寝ているところでされてしまうのが中々大変なのですが(^^;)、出ないよりも出てくれた方が断然いいものですから、これももう暫くは仕方ないですね。

出る出ないと言えばつばさのウンチ。中々すんなり出てこないようで・・・。浣腸も疲れるだろうと可哀相にもなるのですが、下剤を増やすだけでは無理なので、やはり頑張ってもらうしかない状態です。
少しでも負担が減るように、もしくは少しでも気分がいいように・・・と工夫はしてますが、こちらも一進一退、進んだように思える一歩も小さな一歩という感じです。

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