痛みと不安

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あちこちで孝太の姿が思い起こされます。その度に涙が出てしまうことは、もうほとんどなくなりました。無意識にそちらの回路を切ってしまっているだけかもしれませんが…。それでも胸に感じる痛みはまだまだ強いまま。庭をいじる度に、ボロ家の補修をする度に、その変化に孝太がどう反応しただろうか、と考えてしまいます。よく私と叔母の作業を監督してくれてましたから…。

孝太を埋葬した直後から風邪を悪化させてしまい、2日もダウンしてしまいました。免疫力がここまで落ち込むほど強く、「孝太のところに行ってしまいたい」と思っていたのかと、驚いてしまいました。
3日目にして何とか動けるようになり、それでもボロ家で体を休めた土曜日。その日の夕方を最後に、瑠儀が姿を見せません。明日で1週間になってしまいます。もう、何もかも投げ出して、何も考えずにいたい心境です。これまでになかったことではなく、調子が悪かったり怪我したりで3、4日姿を見せないということはありました。ホルがかつて1度1週間以上姿を見せなかったこともありました。けれど今、このタイミングでというのが不安に拍車をかけます。

外猫の世話をやめれはしない。今いる子達を、どうにか家に入れることができても、その分他の外にいる子達に手をだしてしまうでしょう。だから心配にもきりがない。どうか、この不安を笑ってまた瑠儀に愚痴れますように…。孝太、どうか瑠儀兄ちゃんを、無事にお母さんのもとへ連れて帰って。

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このページは、柿ママが2008年10月31日 11:12に書いた記事です。

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