2週間ほど前、今、父が入院している個人病院の担当医師から現状の話を聞くことになりまして、母と2人で面談してもらったのですが・・・。
「年内、持つかどうか・・・」と言われてしまいました。
医者としての経験則、というものは確かにあるでしょう。けれどそれがすべてではない、と常々思っている私は、ちょっと驚いた程度だったのですが、母はかなりショックを受けてしまいました。
「あの状態にしては、びっくりするほどしっかりしている」とも医師には言われたのですが、時には本当に不安になってしまう状態もありました。危篤、という状態ではもちろんないのですが、食事ができない、腹水や腸のガスが溜まることで腹部を圧迫している、ガスを抜くために鼻から入れた管が喉に痛みを与える、というのが随分しんどかったようです。
が、今日は久々に「小さいおにぎりとかないやろか」と何かを食べてみようかという意思を見せてくれて、びっくりもし、嬉しくもあり・・・。「他には何か買ってこんで良か?」と聞くと、「漬物と味噌汁」なんて言うのですから(^-^)
不安が払拭されたわけではないです。時にはいろんなことを考えてしまいます。それでも、諦めてはいない。いけない、とも思ってます。
気持ちって大事です。父自身のも、母のも、私のも。気力ってやはり様々な面で、大きく影響してきますよね。
一時、「(万一の時は)背広は○○や◇◇(父の弟達)に。カフスボタンもネクタイもまだ使えるけん・・・」などと言って、母を不安にさせた父も、諦めてはいないのだな、と思えるのです。
去年から何だか時間が怒涛のように流れていきます。
一日なんて、本当にあっという間です。
けれど決して時間に流されることなく、今すべきこと、できること、したいことをしっかりやっていかなきゃな、って思います。不安は波のように襲ってくるでしょうけれど、その波にも攫われることなく、しっかり踏ん張らなきゃいけませんね。
改めて、予断を許さないことを肝に銘じました。
それでも、おにぎりに手をつけてくれたことは本当に嬉しかった。
そして、いつもと変わらない接し方に努めなきゃとも思ったよ。
ともかく肺炎に気を付けるのだ。悪い菌などにやられないように(乾燥しているし)。不安にさせるつもりは無いのだが、がんで亡くなるよりも急に肺炎(や肺水腫)で亡くなる方のほうが多い。精一杯守ってやってくれ。がんばれ。
>Brian
今日はまた管を入れたので、食べられなくなっちゃった。
おかんがすったりんごを、病室で絞って飲ませて、1時間もマッサージしてきちゃったよ。今、右手が肩からだるだる~(^^;)
>晶。
うん。肺炎のことは医師からも言われているので、全然不安にさせられたりしないよ(^-^)
今は風邪が何より怖いと思っている。あ、もちろん他の菌もだね。
頑張るよ!ありがとう。