少し痩せてきている、とは気づいてました。けれど食欲はそれなりにある。口内炎への対処はハイポを続けてきたものの、そろそろ対処を考え直さないと・・・とも考えてました。最近ではアロエベラなどが良いと聞いてましたし・・・。
昨日の朝、なかなか食べてくれないものの、好きな肉を出すと、いくらか食べてくれたので油断してしまったのです。夕方にはそれすらも嫌がり、今朝はついに病院へと思っていたら、今日から休診。
かといって、以前ホルを別の病院へ連れて行った記憶が、私を他の病院へ行かせるのを躊躇わせます。もちろん、他にも良い病院はあるはずですが・・・。
結局、自分の体調の悪さにも足を引っ張られ、選択したのは強制給餌。好きだったムース缶に他の猫缶からも汁気を加え、ハイポ、イオン水を加え、いざ。ハイポは100滴ほど入れたものの、結局ハリー自身に吸収されたものはどれだけだったのか・・・。
強制給餌中に膝の上、腕の中で眠た気な表情をするハリー。その姿を見た叔母が湯たんぽに、アイロンをかけた古タオルをハリーの寝床にセット。中に戻すと、気持ち良さそうにうとうと・・・。
そこでゆっくり眠れたこと、ハイポがいくらかなりと吸収されたことが合わさってか、夕方は寝床から出て涼んでいました。それでも食餌をする気にはならないらしく、やはり強制給餌。が、朝以上の抵抗に会い、後半は結局ハイポだけでも・・・とハイポ単独100滴を飲ませることに。
内心がっかりしながらも、ダメもとで猫缶から汁だけを器に注いで、そばに置いてみると・・・・・・
!!まさか自主的に飲んでくれるなんて!!
幾分食欲が残っていた昨日でさえそれには反応してくれなかったのに、自分で飲んでる!! 試しにさらに継ぎ足すと、最後は残したものの、やはり飲んでくれました。
まだ固形物は嫌なのかもしれない。他に、何か食欲を誘うものがあるかもしれない。強制給餌も続けないといけないかもしれない。いずれにしても、ハリーも頑張ってくれた。こうして、自分で何かを摂取する姿を見せてくれた。それが何より嬉しい。
それがすべてではないにしても、自分でご飯を食べるか食べないか(食べられないか)、というラインはすごく大事だと、これまでの乏しい経験からも実感するのです。
これだけではもちろん全然栄養は足りてません。けれどきっと明日はもっと食べてくれる。食べさせてみせる。
痩せてしまったハリー。けれど、サヴァだって、もうダメなのかもしれない、というところから強制給餌で復活してみせてくれた。
「頑張ろうね、ハリー」と見つめた瞳には、まだ確かに応える力が、気持ちがあった、と感じるのです。
結局、その時やれるだけのことをやっていくしかないのですし。
ハリーがこうなる直前には、自宅外猫文殊が頭をひどくぶつけたのか、それともシャムの血が入った子が年をとると出やすい言われる症状が出たのか、下半身に力が入らない状態で、気を揉んでいました。診察の際に打ってもらったステロイドが夜には明らかに効いてきた様子で、その後5日間のステロイド投薬に、今は随分元気になっているものの、原因が後者であったのなら、これからも油断は禁物。
何だか少しも落ち着かない猫sの状況ですが、この子達のために頑張れるのなら、それはそれで幸せなのでしょう。たとえそれが猫sの病気への対処であっても・・・。健康であってくれるに越したことはないのですから、変な言い方なんですけど、でもそんな気持ちなのです。
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