さて、思いがけない収穫をしたところで、次は色んな国のパビリオンを見てみようか、ととりあえずガイドブックを見て記憶に残っているベルギー館(ワッフルだのチョコだのの話で盛り上がったせいで妙に記憶に残ってしまったのだ(^^;))がある、グローバル・コモン4へ向かう・・・。
※グローバル・コモンは1~6まであって、それぞれにいくつかの国のパビリオンがあります。
向かう途中でけったいなもの(あぁ、製作者の方々、ごめんなさい)を見た。ロボットの案内嬢。マイクに向かって質問すると、それに応じて食餌処だったり、乗り物だったり、パビリオンだったりを案内してくれる。最初の一言「こんにちは」で日本語で対応することを認識するらしい。他に英語、中国語、韓国語で対応してくれるようだ。視線が決して相対する人間の方へ向くことがない(できない)ので、それが何やら恐さを醸し出していた気がする(^^;)
待ち時間で疲れ切った足で、長い距離を歩くのはもう無理、とIMTS(Intelligent Multimode Transit System)でグローバル・コモン4へ。
このIMTSは会場内を走る時は、運転手なしで走る。運転席にはモリゾーが座っているのだけれど(笑)
ベルギー館にまっすぐ入ることはせず、近くの国のパビリオンから順番に、しかし待ちがないところだけを選んで入ることにした(笑)。もう本当に「待ち」に対しては嫌気が差してしまっていたのだ。しかしそれはそれで煩わされることなく中を見て回れたので良かったと思う。列ができている国に興味がないか、と言うと実はちょっと惹かれもしたのだが・・・(^^;)
まずはグローバル・コモン4には、アイルランド館、イギリス館、ウクライナ館、オーストリア館、オランダ館、スイス館、チェコ館、ベルギー館、ポーランド館、ポルトガル館、リトアニア館、ロシア館、コーカサス館、北欧共同館の15館がある。その中で入ったのは、イギリス、ベルギー、リトアニア。コーカサスと北欧に入ったかどうかが記憶あやふや(^^;)。それ以外は多少の差はあれ、列ができていたので却下。
イギリスは案外面白かったです。手前の入り口を潜ると、イギリスの典型的な田園風景(庭だと思ったけど)が再現され、さらに館内では自然の営みや動物達から得た知識が活かされた技術を紹介してあり、手を翳したり、備え付けのうちわで風を送ってみたり、と見るだけでなくこちらもアクションを起こせるので、子供達以外にもおじさんやおばさんがあれこれ体験して楽しそうだった。かくいう、私やおかん、叔母もしっかり参加してみました(笑)
自然や動物が持っている仕組みって、本当にスゴイなぁ、と。
館を出ると鳥の巣箱のようなものがずっとかけてあって、何だろう?と覗いてみると、中にはイギリスの様々風景写真が見れるようになっていました。素晴らしい風景に私達だけでなく、思わず皆が横並びになりながら除いてました。これ、傍から見たらきっと可笑しかったろうな(笑)
ベルギー館も中々面白い展示で、仕掛けと共に飾られた絵画はじっくりと仕掛けが動き出すまで眺めることをお勧めします。つらつらっと流すように見てきてしまうと、きっと気付けない、あれは。おかんと叔母が先を歩く中、視界の片隅で何かが動いたように思えて立ち止まったら・・・という感じで初めて気付いた。驚くような技術というものではなく、とてもシンプルなものなんですけどね。因みにこれは実はガイドがつきます。そうすれば全ての仕掛けをきちんと見ていくことができると思う。ただし有料。
一回りして、IMTSを降りた場所まで戻って来ました。すると目の前のEXPOドームからきよしの歌声が!!
そう、この日は氷川きよしくんの万博記念コンサートがあっていたのでした。もちろん姿は見れないけれど、生歌声を少し聴いてきましたよ(笑)
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