を持っているからこその寝相なんだよなぁ、と叔母やおとんとも笑って眺める。どんどんこの事務所に馴染んでいくホル。膝抱っこにも抱っこにも慣れてしまったホル。本当は他所の家の飼い猫であるホル。恐らく最近は家には帰っていないであろうホル。
瑠儀やしまにご飯をあげ始めて、いつの間にかホルもいた。他の子の餌皿に手を出そうとして私に諭され、きちんと聞き分けた。疥癬で頭の天辺が禿げかけて、その治療もした。2週間近く姿を現さず、日に何度かふらふらとあちこちを探し回っていたら、ある日突然変わらない様子で戻ってきた。
ボス然とした姿や行動からは、こんなに甘ったれになるとは想像もつかなかったし、ここにこんなに馴染んで、小さなか細い声でおねだりやしっこ抗議(それは以前からそれなりにあったが(^^;))をするほどになるとは思わなかった。
瑠儀にノミが1匹みつかり、まずは事務所内に出入りする瑠儀とホルにフロントラインをする。ルルにも、と思ったが、近々シャンプーをするからということで、その後にすることに。
明日からはもっぷやはるちゃん達にもしなければ。
私の餌場に迎えたいと思っている越境組2匹は難しいかもな。あ、いや、グレー白の子にはとりあえず昨日つけたのだった。疥癬には効かないだろうな、と思いつつも、とりあえずできることは全てしたくて餌に気を取られている隙を狙ってつけたのだった。成功したのは奇跡的なことだ、今のお互いの距離では。もう1匹の茶白はホントに近付かせてくれないのでもう少し様子を見ないと駄目だろう。
もっぷ達だって、気を逸らしている時にやらないと成功しないのだが。
玄関を入るとまたしてもしっこ臭。おとんおかんに先に言われると腹立ちが倍増どころか二乗三乗するので、自分から先に言ってしまう。
三和土も含めて、鼻がつかんばりにして匂いを辿ろうとしてみるが、どこも匂いがしない。おとんおかんが先に気付くことが多い微かな匂いも、そこまですれば確実に探し出せるくらいの鼻ではあるから、しないということは匂いの元がそこらにないことはほぼ確実。ということは、2階から降りてきた匂い。
結局、きり達への給餌後、トイレ掃除をしている時に気付いた。最初はトイレの入り口付近の壁に接しているところに微かな痕跡があったので、それだと思って熱湯拭きをした。これで万全、としまじ達の餌や皿をかご(100均で買った持ち手がついたもの)に入れ、玄関へ。外に出る前にたま達への給餌とおばあの仏壇に帰宅の挨拶。で、戻ってみるとまたも微かなしっこ臭。何で!?
ふと気付いて、かごの匂いを嗅いでみると、ビンゴ!!いそいでかごを持って階上へ。かごをいつも置いているのは、洗面台脇に置いたカラーボックスの上。見ると、そこにしっかりと濡れた後が・・・(^^;)。最初に気付かなかったのは、カラーボックスの上には新聞紙を敷いてかごを置いているので、新聞紙がある程度の匂いを吸収してくれていたから。さすが新聞紙だ。実は猫トイレも新聞紙を裂いて作ったトイレが猫にも匂いにも良いのだ(実行したことはないのだけど(^^;))。
新聞紙を捨て、その周囲をまた熱湯拭きする。スチームクリーナー―2100円でついに落札!!でも送料と代引き手数料(代引きしか支払い方法がなかった)を含めると3360円だが―が届けば、少し楽になるかな。匂いも確実に取れるはずだ。熱湯拭きだけでもフローリングなどは確実に取れるから。
しまじ達に給餌に出た時にはしっかり汗をかくほどになっていた。挙句に夕食を採ったのは8時過ぎ。参った。
それでも可愛い甘ったれぎんた。回りに甘ったれの雄猫しかいないのには嬉しい反面大変である(笑)
ぎんたのしっこに関しては、この季節特有だと思いたい。もちろん私のたま達、しまじ達への行動が不満でもあるのだろうけれど、引き金になっているのはシーズンに入っているせい。どちらか一方だけだったら、こんなにしっこ抗議することはないのだろうけれど。
しかしお蔭で強く賢くなれるな、私は。ぎんたの気持ちを受け止められる強さ、おとんおかんの文句を聞き流せる強さ、しっこ抗議をさせないように考え、しっこ抗議の被害を最小限に、且つ素早く食い止める方法を体得していく。
猫と暮らす日々の何と意味深いものか。愛するものがそばにいてくれるだけでも幸せなのに、日々、教えられ、自分を変えていける。何をなくしたとしても、猫のいない生活など考えられないね(^-^)
ホルくんは、柿ママさんのことが一番好きですよ、間違いない。
嗚呼・・・・・2枚目の写真の左手が 俺のツボにヒットするなあ・・・(涎)
>ちびにんさん
ありがとうございます(^-^)
そんなホル達を残して事務所から帰る時は後ろ髪引かれまくりです(>_<)
>阿龍さん
駄目ですよ、ぷにぷに触って起こしちゃ。
ってか、パソの画面を触っても起きませんけど(笑)