今日のお食餌処

ぎんたは部屋の奥側。エアコンの風が当たるから、というわけじゃないだろうけれど、今日はここがいいらしい。一番多いのはきりの近く辺りで待って、そのままそこで食べるとか、何故か部屋の外の廊下で食べるというものだが、廊下の場合、そこまで私がちゃんと持ってきてくれるか、試している気配がある。
ぎんたもテーブルに乗せて食べ易くしたいのだが、こうもあちこちで食べられると中々難しいものがあるし、きりのような吐き出しがないので、結局そのまま･･･。

紗美はコタツの中。何だかご飯の匂いが篭って苦しそうに思えるが、ここが一番安心、落ち着いて食べられるようだ。外で待っていても、用意ができると大概は中に入る素振りをするのだ。今日も外で待っていたので、目の前に出すと砂かきをし、コタツへ行く。で、コタツの中に置くと、食べ始めた(^^;)
夜の寝床はおかんの布団の上だが、自分の巣はここだ、とでも思っているのか？帰宅して、迎えに出てこない時はここで寝ている。紗美が入っている時は基本的に他の誰もここに入らない。まぁ、広くないせいもあるけれど、「紗美の場所」という暗黙の了解でもできているかのようだ。

優衣もぎんたと同じで、比較的きりの周囲で食べることが多い。ぎんたも優衣も、きりの傍がいいのではなく、きりの食餌処のすぐ脇で用意をしているので、必然的にその近くで待つことになり、そのままそこがそれぞれの食餌処になるというだけなのだ。
が、今日はどうしたわけか、その場所からは結構離れた棚の上で待っている。あまりお腹が空いてないのかな？と思いきや、いつも通りしっかり食べている。ぎんたの真似をして、全然違う場所で食べてみたかったのか･･･。

あっちでもこっちでも、あんまり色んな場所で食べられるようにするのは良くないことだろうか？
まぁ、「良くない」と言われたところで、どうする気もないのだが(^^;)
無理矢理1ヶ所に集めて食べさせられても、美味しくなかろうと思ってしまうのだ。
それに皆が集まるのを、きりはきっと嫌がるしね(^^;)

瑠儀は昨夜に引き続き、今夜も事務所にお泊りだ。スプレーの前科はあるものの、シーズン中などの特別な時に1、2回程度の瑠儀は、ホルよりも信用があるのだろう。元々は紗美のために置いたトイレも瑠儀はきちんと使うので、それほど心配する怪我ではないけれど、瑠議自身が事務所の外に出たがらない時はお泊りが許されている。酷そうな怪我や特に具合が悪そうならば、付き添って泊り込むのだが。
で、昨夜も変だなと思っていたのだが、もしかしたら新しい怪我をしたのかもしれない。昨日も珍しく午後は長々と寝ていたし、浮かせている手も逆戻りしたかのようだった。しかし同じところにまた怪我？まぁ、そういうこともあるだろう。いずれにしても、私達が帰り支度を始めると、いつも「閉じ込められちゃ適わん」とばかりに出て行くのに、全くその気配がなかったので、そのまま泊まらせることにしたわけ。
ホルと違って、どこに寝ているのか分からないので、寝床を作ってやることもできないから、逆に泊まらせてもらえ、瑠儀も泊まる気（実際に「泊まろう」なんて気持ちがあるわけではないだろうが(^^;)）になってくれているのは、私としては安心だ。
いつかのゴンのように、泊まらせればこんなことにはならなかったかもしれないのに、などと思わずに済むのだから。あの頃は今のように瑠儀に限らず、どの猫もお泊りなど許されていなかったけれど。

最近、自分が少し逃げ腰になっているような気がしてしまう。
キンタロウとみっきの手術が終わってから、という気がする。あまりにも気合を入れて望んだだけに、安心だけでなく、脱力を感じているのではないだろうか。
でもそんなことでいいわけない。きちんと真剣に気持ちを切り替えなければ･･･。