昼間、本を返却に行った。さらに叔母と私の昼ご飯も調達しなければならなかったので、そのついでにおかんにも温かい食事を届け、帰りにはちょっと時間がかかってしまった。
その間、事務所には叔母とルルと優衣(出かける時にはホルも寝ていた)。優衣だけを事務所に残していくと、どことも分からないところへ電話をかけてくれるので、誰かが残っている時に出かけるか、連れて行くしかない。なので、安心して出かけたところ、どうやらその間、私を探していたらしい。叔母が抱っこもして構ってくれたというのに、優衣のこの依存はどうしたことだろう。保護するまでの優衣の生い立ちや経験が、何か尾を引いているのかもしれない。そこまで私を慕ってくれる姿が可愛い反面、不憫な思いもあるが、これから先の優衣の一生は不幸などとは無縁だよ、と抱き締める。
色々と折り合いを、それぞれがつけていかなければならない時やことがあるだろうけれど、一生、一緒だから。
ホルの本日のぴっぴ、2回(-_-;)
ホルがいつの間にか定番にしてしまった優衣の寝床に、元々の持ち主・優衣が眠っていた。ぐっすり眠っているので、起こすのが忍びなく、ホルには他の寝床で我慢してもらおうとしていたら、椅子にかけてあった叔母のコートに・・・。幸い僅かな量で済んだし、叔母もホルのぴっぴの理由が分かっているだけに、酷く怒りはしなかったが、これは結構マイナスだぞ>ホル
結局、優衣を私のデスクの寝場所へ移動させ、ホルは寝たい場所に寝ることができた。甘やかしてるよなぁ、ホルのこと。
2回目は、現場から戻ったおとんとYさんの昼ご飯のゴミがきっかけ。ゴミ箱へ入れる前に、とりあえず、とその辺に放って置き、別の作業を始めたYさん。ホルはそのゴミが気になった。だから自分の匂いをつけなければ、と思ったのだろう。が、そこにするのを私に止められたホルは、デスクの下に入り込んで、デスクの背面にぴっぴ。まぁ、布系じゃない場所だし、背面とは言ってもすぐに掃除の出来る場所なので良かった。が、これを見ていたおとん、「出入り禁止にせんば」と。これね、結構本気が入ってるのは気付いている。しかしだからと言ってそれを実行する気は全くない。そもそも、かつて叔母から「事務所には入れちゃ駄目」というお達しが出た時に、公に破ったのはおとん自身(公にではなく破ってたのはもちろん私だが・・・(^^;))。
そしておとんが気にしているのは、事務所にお客が来た時に、匂いがすること。だからひたすら、大銀穣をして回るのだ、「何か臭い」と言われたら。ぴっぴをされたらまず熱湯でスプレーし、拭き、その後大銀穣を時間を置いて何度もスプレー。これで大概はOK。「大銀穣様様」だ。
気付かない匂いもあるくせに、ぴっぴのことばかり(-_-メ)・・・とは思うが、相手は社長なんだし、事実匂いは問題なのだし、仕方ない。ひたすら、予防できるようホルの意を汲み取り、されたら掃除をし続けるだけだ。瑠儀はいつの間にかしなくなっている。多分、去勢はしているがシーズンに触発されていただけなのだろう。
いよいよ優衣の抜糸。ついでに最近耳の調子がおかしいルルも診察をしてもらうことに。
ルルは右の耳垢が溜まりやすいようなので、耳掃除をするのだが、今回、いつもより酷い。2、3日、本犬も気になって耳を振っている。
しかし案の定、病院に入る時点から抵抗している(^^;)。優衣の抜糸が済んで、待合室から診察室に移動するのにも抵抗する。抱いて連れ込もうとすると、私がしたにも関わらず、すんなり抱っこされる。「助けてくれる」と勘違いしてたな、あれは。診察台に乗せられたルルはもう完全に緊張で硬直状態。待ち合い室で逆立っていたのは尻尾の付け根の辺りの毛だけだったのが、背中のラインに沿ってずっと逆立っている。
診察してもらい、耳洗浄するようになった時も、硬直状態は続き、AHTのお姉さんに「大人しいくて偉いね」と褒められるが、動きたくても動けなかっただけ(^^;)。固定された口の端から涎を垂らす程、恐怖だったということだろう。
保定されていても、飛び上がったりして騒ぐ子もいるらしいから、確かにそういう意味では大人しかったと言えるのかもしれないけど。
全て終えて解放されたルルは、やはりこういう時だけ素直に私の腕に飛び込んで来る(^^;)。いつもイヂワルするお姉ちゃんでも、こういう時には救いの女神くらいに見えているのかもしれない。
ルルの災難は続く。
今日は節分。昔から、おとんの実家(現在は叔母だけが住んでいる)で豆まきをする我が家。去年も書いたけれど、その時に撒く内容と言うのは、大豆、殻つきピーナッツ、チョコやキャラメルなどの個別包装された菓子類、そして千切った広告紙に包まれた小銭。
祖父母が生きていた頃は、いつの間にか家の中のあちこちに散らばっている小銭などを集めたり、それぞれの懐などから出た(結局、孫に小遣いをやるのと同じようなことだから)もので賄われていたそれは、今では叔母が生活費から切り出してくれている。今回叔母は2500円分を500円玉2枚、残りは100円、50円、10円、5円の組み合わせで用意していたそうだ。
で、去年、撒く側をやらなければならなかった私は、「やっぱりその分取り返さないとな」と、別に自分が損をしたわけではないのに(^^;)、張り切ってしまい、1885円をGetした。ルルが膝に乗っていて動けなかったおとんはほとんど取れなかったとぼやいていた。別に本気なわけじゃないが、さすがの結果に皆で大笑いだった。
で、何がルルの災難なのかと言うと、もちろんこの豆撒きは暗闇で行われる。普通の家庭ではどうなのか分からないけれど、きっと自分の手も見えないような暗闇ではやらないだろう。これは偏に小銭が中に入っているからこそなのだと思う。まずルルはこの真っ暗闇が嫌。寝る時は電気を消しているが、そこまで真っ暗にはならないからだろうし、寝るわけでもないのに、いきなり真っ暗になるから恐いのだろう。そしてその暗闇の中、何かがばらばらばらばらと音がするのがまた恐怖を倍増させる。いつもは別の部屋に逃げて行くルルも、病院で精根尽き果てていたので、今回はおとんの膝の上から動かなかったが(^^;)
挙句、叔母を誘って、夕飯を外食することになり、ルルは車でお留守番(因みに優衣は、抜糸後、自宅に寄って置いてきた)。まぁ、お土産におとんとおかんが残したお刺身、というのがあったので、今日の終わりにはちょっと元気が出ていたようだ。現金なやつである。
申し訳なかったのは、しまじとみっきとキンタロウ。食事が思いのほか時間がかかってしまい、帰宅したのは9時。寝床で休んでいたサヴァだけがいつもの如く、しっかり二度目の夕食を堪能。雨が降り始めていなかったら、しまじとみっきは出てきてくれたかも・・・。いずれにしても、私としては二度目の夕食を食べさせられないと安心できない状態になっており、暫く粘ってみたが、駄目だった。ごめんね、しまじ、みっき、キンタロウ。
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