度を増している。
基本的に大半の時間は、私のデスクのパソの傍に作った寝床で眠っているのだけれど、その合間にちょっと席を外すと、気付いて「お母さんが見えない」と言って後追いする(^^;)。飼い主冥利には尽きるけれど、一体どうしたことだろうか。
昨日、雪の中を帰る車の中でもいつもと違って変だった。ひたすら「みゃぁみゃぁ」鳴くのだ。ただ寒かっただけなのか、車の中から見る外の景色が違ったからなのか。しかしひたすら鳴いて何かを訴えているわりには、いつも通りに大人しく抱かれていた。
他には何も変わったところなどないから、やはり雪や天候のせいだったのかもしれない。
寒い中、そして雪がときおり降る中、様子を見ながら、皆が食餌をしに来る。
それだけでほっとする。
もどきがいなくなっての初めての雪。優衣が体験する初めての雪。そんなふうに、何かに対しては初めての○○というのは、これから先に何十、何百、いや何千とあるのだろう。
今冬、ホルはこれまで以上に、事務所で過ごしている。かつてのゴンやもどきと同じに・・・。だから、ふと不安になる。そりゃぁ年齢的には、瑠儀やもっぷ、はるちゃんより上だろう。でもまだ私達の間で流れた歳月は4年にしかならない。だから、まだまだ付き合ってくれないと駄目なんだからね?>ホル
事務所で過ごす子も瑠儀とホルだけになってしまった。かつては、2匹に加え、きみ、ちゃな、ゴンに、もどきも、そしてまめたも、さらに以前にはしまもいた。もっぷもはるちゃんも事務所に入るのは恐い。クロは稀に入ることがあるけれど、食餌でも何でも、外の方が安心できるようだ。もちろん白ももっくんも入らない。投薬の日々が続いてからは助も事務所に入るのは逃げ腰(^^;)
だからということもないだろうけれど、気持ちの良い場所が満杯になることもなく、わりかしルルも好きな時に好きな場所で寛いでいる。おとんや叔母に言わせれば、「昔は事務所全部、ルルだけの場所やったとにね~」となるのだが・・・。
どうしても気持ちの良い、温かい、落ち着く場所、というのは室内であれば特に、皆似たり寄ったりになってくるんだろうね。ストーブの前とか、邪魔ながらもルル用に捨てずに残しておいた座れるチェスト、場所的には温まりにくいけれどホットカーペットのある奥の部屋とか、エアコンの温風が一番よく当たるYさんの机の上とか(ルルは乗れないけれど)。
最近、優衣の寝場所にいることを許されたホルは、少し前まではストーブ前とチェストをルルと取り合っていた。実際に取り合うわけではなく、近くへ行って、既にどちらかがいた場合はちょっと心残りそうにその場所を眺めた後、別の場所へ移動するだけ。けれどホルにしてもルルにしても、本当に悲しそうにしている(少なくとも、私達にはそう見える(^^;))ので、ついつい抱いて別の場所へ連れて行ったり、撫でて慰めたりしてしまうのだ。
う~ん、そう考えると、ホルが場所的にも精神的にも居心地の良い事務所を、寒い日にはあまり離れないのも、当然と言えば当然なのかもな。確かに年を重ねてはいるけれど、過敏になり過ぎてはいけないのかも。今冬も、比較的過ごし易い天気の日には外で過ごす時間が長かったりするのだし。
「お姉ちゃん、瑠儀達のことばっかりじゃなくて私にも構ってね。・・・だって今日はお父さんもA叔母ちゃんもいないから・・・」
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