トイレ、使用中

昼、そして午後、夕方と、どんどん積もりそうな気配である。積もると言っても、こちらではたかだか知れているのだけれど、雪には慣れていない、そして坂が多い地方なだけに、1cm程度しか積もらなくてもそれはそれで大変。その上今回はえらい強風である。昨夜、ベッドに入る頃にはかなり激しい風が吹いており、昼間も定期的にそういう風が吹いていた。
何より、夕方、ホルや瑠儀を事務所から出して帰らなければいけないというのが辛い(>_<)
皆、それぞれに寒さを耐えているはずだけれども、気持ち良さそうに寝ているのを起こして･･･という行為をしなければならないのは、また別の意味で辛い。ホルなど、こんな日にはちゃんと家に帰ってくれれば、そこにいるのがどんなに無責任な飼い主でも、少しは安心できるのだけれど･･･。
瑠儀だって、こんなふうにホットカーペットの上で寛いでいる姿を見れば、その時は嬉しいけれど、事務所を出る時間を思えば辛くなる。以前事務所に一緒に泊り込んだり、1匹だけで泊まらせたりしたこともあるが、嫌だったと見えて、それ以降は私達が帰り支度を始めると、出て行こうとするくらい。そしてやはり体調を崩している、怪我をしている場合でなければ、やはり事務所へ泊めることは許可してもらえない（しかしその条件なら許可してもらえる状況になったことをこそ、評価しないといけないとも思う）。

うっすらとではあるが、1cmとは言わないくらいに積もっている。桜草には可哀想なことをしてしまった･･･。
この寒さもあるので、しまじ達にも食べたいだけ食べさせる。って、あんまりいつもと変わらないことだな(^^;)。飲み水も表面が1cmほど凍っている。少しでも吹きさらしにならないようにと場所を移動させる。それでもすぐに温かいお湯が、冷たい水になってしまうだろう。
寝床にも今夜は一晩いるかどうかも分からないな。ベランダの下だし、覆いのついた寝床とは言え、もしかしたらここよりももっと風雪を凌げる場所があるかもしれない。それでもやはり湯たんぽを入れ、被せてある布類やビニールシートが飛ばないようにプランターなどを移動させるのをやめられない。ほんの僅かでもいい、寒さが和らげば･･･。そしてそれは結局のところ、私の心が僅かでも落ち着くための行為。僅かでも落ち着いているのかは自分でももうよく分からないけれど、せずにはいられない。

しまじ達の給餌と寝床作りに手間取っていたら、またしてもぎんたにしっこをされてしまった。必死になって何かをしている最中にこうだと、腹が立ってしまって、もう泣きたくなってしまう。
けれどそのタイミングを堪えてしまったら、「あぁもう、仕方ないや」とも思える。ぎんたが悪さをしているのではないのはよく分かっているから。
ぎんたは一生懸命、鳴いて訴えたのだ。それを「もう少しだから我慢して」と言われて、悲しさに切れてしまったのだ。ぎんただってきっと、腹立たしい泣きたさでいっぱいなのだ。