時々
気温が、午後を過ぎると、時間が経つごとに寒く、いや冷たくなっていく。ホルや瑠儀が寛いでいるのを見ると、休日だから早めに帰ろうか、という気も失せていく(^^;)。少しでも長く、暖かいところに居させてやりたい。
こんな表情で、膝の上で寛いでくれたら、膝から降ろすのも苦痛だし、外に出すのなんて言わずもがな。ホルは実は外出自由(にする飼い主は許されないね、このご時世)飼い猫だが、最近、本当に家に帰っているのだろうか?と思わせる行動パターンを取っている。かつてゴンちゃんのために設置した寝床に朝8:00からいる。それも「1、2時間前から寝ています」と思える寝姿。そんなに早くから出してくれる飼い主か?ホルの要求にそうやって応えてくれるまめな優しさなど持っているようには思えない(会ったことはなくても、これまでのホルの姿を見ていれば想像はつく)。他にもちょっとしたことを考えていると、「帰ってるの?」とホルに尋ねてしまう。
こんな寒い日が続く今だからこそ、帰れる家のある子はちゃんと家に居て欲しいと思う。しっかり食べさせるしかないからそれだけはしっかりと・・・と思ってはいても、寒さの中にいる子達を思えば、もうそれだけで堪らなくなる。そんな気持ちに囚われては、動けなくなりそうだから、なるべく考えないようにしているだけに過ぎない。これから先何十年も、毎年、冬には同じことを考え続けるのだろうな。
今は完全にホルが使っているらしい寝床に寒さ対策の補強をさらにし、いつものようにペットボトルで湯たんぽを作り、事務所を後にする。ホルは少しはマシに感じているだろうか。何より、家に帰ってくれることが安心なのだが。飼い主に責任ある愛情が欠けていたとしても、だ。
ついにおばあの祭壇脇から、飾り灯篭が消えた。日曜は対で出したが、それ以前・初七日以降は1本だけ出しておいた。それも完全に片付けてしまった。四十九日用に贈って頂いた花が保っている間は祭壇もそのままにしておくようだが、それを過ぎたら祭壇を片付け、仏壇だけにする。
少しづつ少しづつ、おばあがいない日常へと近付いて行く。もちろん今だっていないのだけれど、多分、祭壇があることとないことの差は大きいような気がしてしまう。片付けてみないと分からないけどね。
そして百か日に納骨をすることにしたそうだ。百か日って、いつになるんだっけ?
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