"ボク、しゃ~わせ♪"
だから、昼間は事務所を離れないといけない。だからこそ、朝からみんなにしっかり食べさせたかったというのに、あろうことか寝坊してしまった・・・(-_-;)。きりが「お腹空いたよ~」と何度も起こしてくれたのに、半覚醒状態で肉球ペタリ、爪で軽く引掻くを定期的に繰り返すきりを避けていた。ついには可愛らしく手をかぷり(このコースの最後はいつもこれ)。これで起きないと、顎にもうちょっと力を入れる、という何とも優しい配慮の末の、袋の緒を切る行為へと収束する。昔はそれでも起きれなかった時もあった・・・。ごめんね、きり、悪いお母さんだよね。
そうやってやっときりに起こされたのが8:30。事務所へ着いたのは9:30を回ってしまい、クロはいたし、瑠儀もすぐにやって来たが、一番懸念していたはるちゃんが我慢しきれず帰っていた。
しかし夕飯は食べさせることができた。間一髪だったが。
もっぷに狭い道で追い詰められ、近くでクロは見張っているし・・・。その道を見下ろす格好になる道から声をかけ、軽くもっぷを叱る。その声がきっかけになったのか、クロの身じろぎか、何かは分からないが、もっぷが突然駆け出し、気を緩めたはるちゃんがクロが近付こうとしたのを見て駆け出し、それをつられてクロが追い駆ける。あわや、もっぷにもはるちゃんにも食餌をさせられないところだった。朝ご飯を食べたもっぷはともかく、はるちゃんは昨夕も食べていないのに・・・。そう時間が経たないうちに何とか戻って来てくれたはるちゃん、偉いぞ!!誰に追い駆けられても、めげるんじゃないよ、いいね?
この緊迫劇!?を見る限り、はるちゃんを追い払っているのはもっぷじゃないのか?おじちゃんはもちろんもっぷも知っているけれど、最近はおじちゃんちの反対側サイドでばかり食餌をするもっぷをあまり見かけないとよく言う。となると、記憶の中のもっぷと微妙に違って見えたりしたら、違う猫と思うんじゃないのかな?大体もっぷに似た柄の猫ということはサビだから雌だ。確かにそばの別エリアにサビ猫がいるのはいるけれど、事務所前の道路を越えて、こちら側へ来るのはあまり考えられない。道路を越えてもう少し下った辺りから下がその子の生活範囲と思われるし、雌だからね。絶対にないことじゃないけれど、可能性は低い。実はだから、もっぷのことを見間違えているのではないか、とは話を聞いた時から思ってはいたのだ。ただ「追い払う」ところまで今までは見たことがなかったから、私も自信がなかったのだが・・・。
まぁ、真相はもっぷだったと考えても差し支えないかな。タイミング的にも、もっぷとはるちゃんが同じタイミングで食べに来ることは、これまでにも良くあったから、余計にね。
四十九日法要が済み、後は納骨だ。まだはっきりいつにするかは決まっていないが、そう先のことでもないだろう。百か日はしないと言うので、そうすると納骨を済ませば、一周忌法要まで随分落ち着くだろう。
直に話しかけたり、冷たい足を擦って温めてあげたりできないだけで、気持ち的にはあまり変らない気がする。入院が少なくなかったせいもあるだろうけれど、やはり私とおばあは何より猫達を介して、今も繋がっている気がするのだ。何より(年代の差で意見の相違はあったにしても)私達は猫達のことで同志であったから。
今日はこれまでになく、一番上の伯母の娘であるY姉ちゃんと色々話をした。こんなこと初めてかもしれないな。幼心に年の離れた従姉は憧れであった記憶はある。けれど早々頻繁に交流があったわけではないのだ。この年になり、こういう状況になったからこその会話なのかもしれない。とは言え、内容はおばあのことではなく、私の人生へのカウンセリングというかアドヴァイスというか(^^;)、そんなものだった。従姉なりに気遣ってくれていることが言葉の端々に伺われて、とても嬉しかった。
遺影に使った元写真やY姉ちゃんの兄であるM兄ちゃんに預かってスキャン・コピーした昔の写真(今のおかんと同年くらいのおばあとY姉ちゃん、M兄ちゃん達が写っている)を渡したら、もっとおばあの写真を時間がある時でいいから探しておいて欲しいと言われた。そういうのが手元にないそうだ。そうそう、去年の正月に写した写真やDVDがあったな。なるべく早いうちに渡せるようにコピーしておこう。
でも、言われて気付いたが、ここに一緒に住むようになっても、そんなに写真を写したりはしてないんだな。何て勿体無いことをしてたんだろう。Y姉ちゃん達が来た時にも、一緒の写真を撮るとかすれば良かったよ。今更言ってもどうしようもないけど・・・。
追記:またも携帯を水没させてしまった・・・。しかし今回は何とか復活しさせられそうだ。データ類はバックアップを取って、このままとりあえず使い続けようと思う。前回のように駄目になったわけじゃないしね。そして万一駄目になった時はその時また考えよう。
コメントする