朝からの雨に、

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助が来ないんじゃないかと心配しながら家を出ると、大きな虹の端っこを見ることができた。大きく、はっきりとした、虹の根っこ。これまでに虹を何度か見たが、こういうのは初めてだ。車が動くにつれ、見えなくなって残念がっていると、事務所近くに来てまた見え始めた。位置的に遠くなってしまったが、暫く眺めていると、今度は端から端まできちんとかかっている様子を見ることもできた。
光の反射に過ぎないと言ってしまえばそれまでだけど、じゃぁいつでも雨上がりや小雨の時に見れるか、と言えば、そうではないのだから。
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助は結局、来なかった。この天気だし、私にはタイムリミットが・・・。本当なら式などそっちのけにしても、助に薬を飲ませたい。万一、その後来た時のことを考えてお願いして行くが、やはり来なかったようだ。その後も降ったり止んだりだったからな。 訂正:助は来て、叔母はお願いした通りに薬を飲ませてくれていた。
近所の駐車場のうんちは今日もあった。昨日はどこかの猫のかもと思っていたが、今日のものを見ると、犬のものではないかという気がしてきた。量的に、体の大きい子でもこの量は出せないんじゃないか、と思うのだ。まだまだ放し飼いしたり、うんちを回収しないで散歩する飼い主は多い。そういう飼い主では、犬の方が災難だ。しかし現時点では掃除を続行するしかない。古着を切って希釈した木酢液に浸し、敷いて置く。効果があれば良いが、この後も雨が降るだろうからなぁ・・・。

気忙しいまま昼過ぎまで事務所で過ごし、自宅へ戻って、準備。
出席できないおばあに観せるためにビデオをポイントポイントで撮ることにした。おばあのために自宅で新郎新婦とも着替えて見せたらしいが。
従妹の花嫁姿は綺麗だった。化粧栄えする顔(褒めている)に、幸せそうな笑顔。花嫁の母である伯母に付き添われて、お色直しに行く姿は、うちのおかんを涙ぐませていた。これは痛い・・・(^^;)。苦労してきた姉と姪の姿を嬉しく思ってのことだろうし、僅かながら(僅か程度であって欲しいが)、私のことも頭に浮かんだに違いない。花嫁になりたいと思ったことはないが、おかんを花嫁の母にしてあげたいと感じたことがある私には、何だかその涙が痛かった。とはいえ、どうしようもないことなのだが。
久々に集まったおかん方の血縁。と言っても、おかんら三姉妹と、一番上の姉の娘夫婦、息子家族、初めて会ったおばさん(花嫁の父の妹)という、少人数なのだが(^^;)。しかし、おかんが酔ったことを思うと、嬉しかったし、楽しかったのだろうな、としみじみ感じる。もちろん私も存外楽しんでいたと思う。

朝から晩まで、ばたばたとした忙しない一日だった。気を揉んだり、不安になったり、腹が立ちかけたり、喜んだり、楽しんだり。肉体的にも、精神的にも、本当に忙しい日だった。
またこんな日があるとすれば、万一訪れるかもしれない私の結婚式だろう。しかし、これだけ猫の世話に時間を割いている私が、万一結婚することになっても、結婚式なんてやっていられるか?できれば、あまり手間隙のかからない程度で勘弁してくれる旦那さんとその家族であって欲しいな(^^;)。見つかるか?そんな都合のいい相手が。ま、あまり意欲はないのだが・・・・・・。

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このページは、柿ママが2004年10月 9日 23:44に書いた記事です。

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