草むしり(^^;)。人とバイクが通るだけの道だけれど、人通りは結構頻繁。近所のおばさんが草むしりを定期的にされてるけれど、あまりに盛大に勢い良く生えてると、除草剤を使われてしまうかも、と思い、昨日今日と頑張っている次第。嫌いじゃないし、二重に猫達のため。除草剤を使われないように、と、私がそういうことをすることで私自身が好意を持たれれば、即ち猫達への影響も良いというもの。
単純に善い人達ばかりが住んでいるというわけではないにしても、父や叔母が生まれ育ち、祖父も檀家総代だか何だかをやってきただけに、私さえ印象を良くしておけば、外猫達を守っていくには随分良い条件を持った場所。だから私は自宅より事務所のあるこの町の方が好きだったりするんだよね。
蚊にまで食餌を提供しながらの草むしり―ハーブの蚊除けスプレーは効果があるものの、昨日よりも蚊が多いポイントに差し掛かったせい―、最初は瑠儀を伴ってのものだったのに、いつの間にか瑠儀はホルに追い払われ、近くにいたクロもタイミングを見計らって逃げ、夕食に来たもっぷが喜んで駆け寄ってきたのも、丁寧に追い払われていた。ごめん、もっぷ。しかしそれぞれホルの目をかい潜り、所定の位置で待っていた。
ホルはどうも甘え方を覚えてからというもの、独占欲までもが出てきたのではないか?昨日から「もしかして」と思っていたが、今日は特にそういう態度だった。まるでぎんたが健人を威嚇するのと一緒だ。
草むしりが済んで一息ついていると、事務所近所のお宅のおばあさんが自分の家の駐車場(2台分のスペースだが)に猫の糞が毎日あるという。掃除してきたが腰が痛くて、お隣さんにも薦められて言いに来た、と言う。
まぁ、別に難癖だとかいちゃもんだとか、猫に餌やるなとか剣呑な話ではないのだが、うちの猫がしたと決めつけているのがかなり嫌。確かにその場所は瑠儀やホルのテリトリー内だ。しかし現場を見たわけでもなければ、その便は軟便から下痢便へと移行している代物。瑠儀達の誰かがここまでの便をしていれば分かる。顔や毛艶や体調に出るから。それだけははっきりさせた。「うちで餌をやっている子に、今下痢をしている子はいないから、これは違う」と。
その上で、掃除を引き受けた。明日、木酢液を持ってくることやペットボトルには水ではなく(みんな、あんなに火事の元になり得るものを作ってどうしようって言うんだろうね?)、少量の酢を入れ、丈夫に空気穴を作っておくといいことなどなど、話した。
これはこれで対話のきかっけにもなる出来事だが、私の気分が滅入ったことは事実。色々とまたも考えさせられて。考えたってどうしようもないのだが。下手な考え休むに似たり、って言うし。
それと、ここまで下痢をしている子が隣のエリアにいるのだろうということ。しかしここまで下痢するなら、普通篭ってないか?という疑問も・・・。う~ん、私も猫のことはまだまだ分かってない、いや、きっといつまでも分かりきることはできないのだろうな。ともかく何より気になるのはその猫のことだ。体調が良くなるとよいが・・・。
掃除の間、放り出されていたホルは大人しく、私の椅子の上で丸まっていた。そして戻るなり、甘えた声で文句と催促をする。「抱っこしてよ」と。色々、近所にもおとんにも、全国にいるであろう同じような体質、考え方の人間にイライラさせられるが、結局、こうやって猫に癒され続けて、教えられて、続いていくんだろう。周りで何があっても、続けずにはいられないだろうから。