とうとう一日、

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助は現れなかった。まぁ、これまでにも来たり来なかったりという繰り返しはあったので、それと同じかもしれない。ただここ数日、はっきり食いつきに変化が出始めてからは、欠かさず来ていたので、やはり手紙が導いた結果なのかとも思う。
分からない。手紙を読んでもらえたかどうか、読んだとしてもどう行動するのか。最悪のことを考えたりもする。信じられない飼い方をした挙句、中に犬を入れ犬小屋ごと捨てる外道もいる。何年も猫を外に繋ぎっ放しで失明させたくずもいる。その子達はその辛い経験以上の幸せを掴んだ。けれどそういう人として認めたくないような人間がいるのも確か。
助は少なくとも、普通に可愛がられていると思う。普段の反応を見ていてそう思う。けれどそういう普通に可愛がっている人達が、病気が分かった途端に・・・・・・ということもあるのだ。
いかん、どれもこれも悪い方に考えてしまう。期待して裏切られたくないからなのだけど、悪い思考は悪い現実を連れて来もするのだ。良い方に考えられないなら、今は何も考えない方がいい。

クロは暑いだろうな。とその毛皮を見る度に思う。しかし生まれてからずっとそうなのだから、私が思うほどには感じてないのかも。けれどやはり日中は以前より事務所周りをうろうろしなくなった。裏手の木陰、どこかの床下等々、ゆっくり過ごしているのだろう。この写真の時間には少し涼しく感じられる風が吹き、日陰だとじっと寛いでいればそのまま何時間かはいられそうだな、と思える程度になっていた。もどきも近くで寛いでいた。近付いて来たクロにしっかり威嚇してたけど(^^;)
少し離れたところにはホルがごろごろ。コンクリの壁を利用して、仰向けに寝ている。ホルは支えがないと仰向けにはなれない。骨だか、間接だかの作りの違いらしい。仰向けに寝れる子寝れない子の違いは。

やっと暑中見舞いハガキの終了目処がついた。
3種類の写真を使いたかったのだけれど、中々決まらなかった。去年は槿と朝顔。今年は向日葵、仏桑華(ハイビスカス)、芙蓉にしたかったのだが、仏桑華と芙蓉のいい写真が中々撮れなかった。諦めて、今年も槿と朝顔を撮ったのだが、仏桑華の代わりに紅葉葵を撮ることにした。真昼間に、汗だくになりながら件の花が咲いている場所まで行き、数枚を撮影。ハガキに使ったものの全体写真がこれ。
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丁度前を歩いていたおじいさんに「綺麗かねぇ。何ていう花やろうか?」と問われた。「多分(多分もないもんだが(^^;))紅葉葵と思います。葉っぱが紅葉の葉に似とるけん、そういう名前って聞いたことのあるです」
私は実はとっても人見知りというか、知らない人と出逢うのが苦手だ。けれど、こういう人と人とのとってもシンプルな交流の瞬間に感じられるものが好きでもある。だから、汗だくになりながらも良い写真は撮れたし、おじいさんに花の名を伝えられたし、その甲斐があったな、と感じた。
そして出来上がった3枚目の紅葉葵のハガキ。これで印刷さえ済めば完了だ。向日葵、槿、紅葉葵。それらの花々が、我が社から、お世話になっているお客様、関連他社さんへの夏のご挨拶を運んでくれる。

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このページは、柿ママが2004年7月27日 23:52に書いた記事です。

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