3月ですね。

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いよいよ誕生月になった。私としては誕生日は幾つになっても(今のところ)嬉しいもの。自分がこの世にやってきた日。私という魂が、自ら望んでこの時代と自分の人生、そして両親を選び、生まれてきた日。どんな人生を思い描いていたのか、未だに分からないけれど、選んでいる道は間違っていないように思う。あまりこんなこと人には言わないけれど、『お母さんをえらぶ赤ちゃん』という本を知って、改めて思った。まだこれから読むところなのだけれど、このことは私が人生の中で大事に思っている本にも書かれている。
だからと言って、自分一人で生まれて、生きてきたなんて思わない。だからこそ、『お母さん、お父さん、二人を選ばせてくれてありがとう』と思う。(^^;)本人達に直接言うことは、未だにできないけれど、かつてそれぞれへのクリスマスカードに『愛してます。あなたの娘で良かった』と書いたことはある。帰省して、そのカードが飾ってあるのを見た時にはひどく恥ずかしかったのを覚えている。

クロシロが当然のように朝食の場で待っている(^^;)。
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これはやはり飼い猫か、他の餌場でご飯を人間からもらっていたという証拠だな。お蔭でクロはちょっと離れたところで様子を見ている。瑠儀もホルもクロも、このクロシロとはかなり仲が悪い。テリトリーを荒らすやつ、だもんね、みんなから見れば。手術、急がないとな。はるちゃんまで追い駆けようとしてるし(^^;)。でもやっぱり一番はジャニス。ジャニスは高みの見物とでも言うように、クロシロを見下ろしているけど。

NHKで、地域で老人を主役にした商売・地域再生を取り上げていた。『クローズアップ現代』は毎日ラストの5分を見ている。何故ラストだけか?それは7:00から必ず見るCATVの番組があって、それが大体45、6分に終わるから(^^;)。
おやき、と言っていたから群馬なのかな。そこでおばあちゃん達の手作りのおやきを売り出している。あくまでもおばあちゃん達のペースに合わせた生産だから、一日500個。おばあちゃん達の要望に応えて、お昼寝できる時間とスペースもあるらしい。「おばあちゃんの手作り」が受けて、年間万単位のお客さんが集まるそうだ。もちろん現地でしか食べられない。それをプロデュースしたのは会社の社長でもある年配の男性。地元のことを良く知っていて、素晴らしいプロデュース力のあるその男性は素晴らしいと感じた。おやきを作るための野菜を、また地元のあばあちゃん達が育てる。これももちろんそれぞれのできるペースに合わせて。おばあちゃん達の顔がとても活き活きしていて、こういうことが佐世保でもできればいいのに、と強く思った。
今の社会は、もちろん私も含めて、時間に支配されている気がする。自分のペースに合った時間の過ごし方ができればいいのだろうが、やはりなかなか難しいのが事実。そしてそれに合わせられない人は、取り残されていく。本当はおかしなことだよね。ペースというのは人それぞれなのに。合わせなければいけないペースや時間の流れというものがあったとしても、それぞれのペースを大事にできる世の中であればいいのにね。かく言う私も、周囲にゆっくりなペースの人がいると、ついイライラしちゃうのだけれど、いけないな。かつては、帰省中、公園で人を待つ間、周りの人達の歩くペースにさえイライラしてしまったものだ。つまり、この佐世保に流れるゆったりとした時間がとても不快に感じたということ。何でもかんでも、素早く済ませてしまうことが良いことだと勘違いしていた。今では、何てお馬鹿だったんだろう、と思うけど(^^;)。
どうしても時間を気にしなければいけないことも、やっぱりある。けれど、何もかもいつでもどこでもそうせずにはいられない、なんて考えずにいられる、そんな生き方をしたいものだ。どう過ごしても同じ時間なのだから。

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このページは、柿ママが2004年3月 1日 23:31に書いた記事です。

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