「動物愛護」に関するパブリックコメントを募集している。これまで2、3度メールのやり取りをさせて頂いた保健所の方から、教えて頂いた。サイトのTOPと、これまで残しておいた署名のお願いページに追加をした。私も、もちろん意見を出そうと思う。パブリックコメント、と言うと、何だか敷居が高いが、そこに暮らす者として、そして猫や動物を愛する人間として、こうあって欲しいということを書けばいい、そう思う。少なくとも、そういう意見・考え・想いを持っている人間がいるのだ、という事実は届くし、残る。何もしなければ、無、と同じことなのだろう。
だから、ここを読んでくれてる佐世保市のみんな、一緒にそれぞれの想いを、書いてみようよ!!
Kちゃんが犬の散歩中に、虫の息の猫を見つけたそうだ。ダンボールに入れられ、ゴミ捨て場に打ち捨てられていたその子は、Kちゃんが病院へ運ぶ途中、息を引き取った。車に轢かれたらしい。その場でその轢き逃げ犯が、病院へ連れて行ってくれていたら、助かったかもしれない。
本当、酷いよね。ゴミじゃないんだからさ。生命があることが何故理解できないんだろう?小さい頃、私は生き物には生命があること、物でも大事に扱わなければいけないんだ、と教わったと思う。なのに、今は物は使い捨て、親でも子でも何でも殺しちゃえる人間が増えた。遠い昔、口減らしや姥捨てが行われていたのとは根本的に違う。
頭で理解していた「人に優しく」「弱気を助け」「生命は大事」といういくつもの言葉は、きり達と出逢い、暮らすことで、私の血となり肉となった。それでも人を傷つける言葉や態度の全て改めることはまだできていないが、困っている人に手を差し出すことはできるようになった。その手はきっといつか、自分を救ってくれるだろう。もしくは私の愛する猫達を救ってくれるかもしれない。でも損得じゃなく、ただ喜んでもらえるのが嬉しくて、そうできる自分が嬉しくて、これからもそうし続ける。猫達が教えてくれたことだから。
名も知らない、けれどもしかしたら飼い猫だったかもしれないその子。KちゃんやKちゃんのお母さんの愛情の元で旅立てたことが、せめてもの救いだね。今頃は天国で痛みも、苦しみも、恐怖もなく過ごしていることだろう。安らかに・・・。
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