夜に向けて、

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1008_hokaku.jpg仕事をする。せめて目標にした量はこなして帰りたい。それを時間内に終わらせ、残業にならないように言い聞かせながら、一日仕事をする。簡単にぽんぽんと進む時もあれば、叔母に何度も確認をし、調べながらでないと進まない時も。
もちろんその間には瑠儀達の世話もあるし、何故か、今日はいつもより電話も多い。私のデスクには電話がないので、いちいち立たなければいけない。これがまた結構ロスにはなる。
が、一応、思惑通りに目標をこなし、若干余裕があったのでちょっと多目に手をつけ、予定通りに帰宅。
8:30頃、捕獲器1台を片手に徒歩で目的地へ。到着後間もなく、用事を済ませたSがかけつけてくれた(大感謝!!)。ケンタへ餌を確保しに行き、戻って来ると年配の女性が一人近くにいた。餌やりしている人だった。お蔭で猫達は自然と集まってくる。話を聞き、手術のための捕獲をしようと思って来たことを、こちらからも話す。「じゃぁ、これは食べさせない方が捕まえやすいわね」とすぐに協力をしてくれた。この女性は片付けなどもきちんと、どころか人が片付けなかった分も掃除したりなどしているらしく、やりっぱなしの餌やりではないことに安心したが、避妊去勢への意識はあまり高くない(経済的な事情にもよりそうだが・・・)ようだ。が、大変喜んでくれてはいたし、これからも協力は十分してもらえるだろう。猫達の食餌はお任せして、捕獲だけに専念できることを考えれば、いずれにしてもとっくに間接的に関わっていた場所なのだから、この成り行きは御の字だろう。
横道に逸れたが、結果、2匹の雌を捕獲した。途中事務所へ行き、残りの1台も持ってきたのだ。目の前で姉妹猫を捕獲された子は、設置した捕獲器に警戒していたが、Sの機転(退路をさりげなく塞ぐ)であまり時間を置かずに捕獲できた。
餌の残りは他の子達にお裾分けしてしまい、餌やりおばさんと話(結構長かった(^^;))をして、帰宅する。
我が家の猫達を部屋から出られないようにし、座敷に敷物を二重にして2台の捕獲器を並べ、シーツを被せて暗くしておく。「びっくりさせてごめんね。大丈夫だからね。」
明日は、丁度明日から式準備のため休業に入ったSを再度借り出し、病院へ搬送することになっている。先生にはメールしているが、大丈夫だろうか?さらに予定より1匹増えてしまったしなぁ。が、何とかしてくれる先生だったりもするのだ。いつも、お世話になります、先生m(_ _)m。贅沢を言えば、外猫達用の価格設定があったらいいなぁ、なんて思ってたりします(^^;)。

何だか疲れているのに、そのまますっと寝ようという気になれない。神経が気付かないけれど、高ぶっていたのだろうか。こういうシチュエーションは確かに始めてのことだったからな。無理もないのかも。
でもやっぱり行動してみることなのだ。これが毎日だとちょっと体を持たせる自信はないけれど(そのくらい行動している方達には本当に頭が下がる)、せめてあそこの確定している頭数だけでも、乗りかかった船だ、何とかしたい。

本当に、猫と暮らしいている人皆が、少しでもこういう現状を認識し、考えてくれればいいとつくづく思う。飼い猫の病気予防のためにも、発情で家出した先の不幸を避けるためにも、避妊去勢をしてくれれば。
簡単に捨てたりなどしない、そんな生命に対しての真摯さをほんの少しでも持ってくれれば。
そうすれば、のら、なんていなくなるのだ。
「うちは家から出さないから大丈夫」「雄だから」そんなのは大きな間違いだ(「鼠を取らなくなる」と言う人もいるらしいが、それも大間違い。手術の有無とは全く関係がない。他にも大間違い、って話はあるけれど、きりがないのでやめておく)。その猫に持病などの特殊な事情などがない限り、その猫のためにも、飼い主のためにも、是非、避妊去勢をして欲しい。最期まで、その子と共に歩んで欲しい。

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このページは、柿ママが2003年10月 8日 23:37に書いた記事です。

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