2日前に羽化したセミです。夕方、別宅の玄関前でひっくり返ってじたばたしているのを助け起こしたら、お礼なのか(笑)、そのまま玄関の真上で羽化を始めてくれました。三十云年で初めて目にしたセミの羽化です。別宅を出る頃には完全に抜け出て、白と翠色の羽を乾かしていました。庭のある古い古い別宅。人が住むにはちと難儀だけれど、こういう贈り物のような出来事があったりするのは最高です。蓮のうんちも良いうんちになっていて、この日は最高に良い日でした。
心配なのは、このセミがこの数日を無事に生き抜けるか。最近我が家ではやまごぼうの実やセミ、そしてご近所さんちのトマトを狙って、よくカラスが騒いでいます。実際、セミがくわえられた光景も目の当たりにしたり…。カラスも食べ物が少ないのでしょうし、生きるための行動は仕方ないとはいえ、庭からセミの声が聞こえなくなるのも辛い。それがこのセミだったらと思うと余計に…ですね。
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