今朝、自宅外猫の文殊が旅立ちました。朝の食餌に出るともう固くなってましたから、朝早いうち、もしくは未明だったのでしょう。
一昨日、一昨昨日とがつがつと食べてくれていたささみも、昨晩はまったく見向きもせず、寝床に入り込んでしまっていたので、「もう、その時なのかもしれない」と感じてはいました。既に一度、「明日の朝はダメかも・・・」という時があったのに、ここまで頑張ってくれた文殊。「もう少し、もう少しだけでいいから、頑張って」という私の気持ちに応えてくれていたのだと思えます。
だから夕べは、「もういいよ、文殊。もう頑張らなくていいから。文殊が頑張るなら私も頑張る。でも私のために頑張ってるのなら、もういいから。」と・・・。
たまやハリーのことがあったから、余計に頑張っていた気がします。
それで後悔がなかったのかと言われれば、何故かたまの時よりも後悔がある。それは家の中で、最期を迎えさせてやれなかったことにも起因しているのかもしれません。今の私の状況が大きく変わらなければ、外猫達を家の中で看取ることはまだまだ夢、なのですが・・・。
それとも、頑張らせてしまったことへの呵責なのでしょうか。
いずれにしても、今、文殊は目の不自由さ、疑われていた脳神経からの下半身のふらつき、様々なことから解放されて、きっとおばあの膝で存分に甘えさせてもらっていることだろう、と思います。
今年の初めのこの光景。ここから半年も経ってないなんて、信じられないくらいです。
自宅外猫達の写真は何故かとても少なくて、その中でも文殊の写真は3枚しかないのです。もっともっと撮っておけば良かった。今更ですけど・・・。ご飯が好きで、私のことも好きでいてくれて、ブラッシングも好きで、そんな文殊のこと、もっと写真に残しておくのだった。
今日、またSの家に世話になります。文殊の埋葬です。
ハリーとは当然一面識もないけれど、ハリーともSの猫達とも、文殊はきっと仲良くなれたでしょう。そんな子でした。
文殊、もう頑張らなくていい。ゆっくり、のんびり、好きなように過ごしてていい。いつか私が逝くまで待っててね。
文殊、今までありがとう!
おいらは遊んでもらった覚えがないんだけど・・・。
今度は柿ママのおばあちゃんに可愛がってもらいなよ。
ありがとう、Brian
おとんもおかんも驚いてた。ついこの間、お魚をあげたらガツガツと元気に食べてたのに・・・って。
キンタロウにしても、たまにしても、ハリーにしても、そして文殊にしても、調子が悪くなってから、逝く直前まで食餌に関してはすごく苦労させられたから、何だか気が抜けちゃった感じだよ。