春の兆し

去年、少しだけ花をつけてくれた金木犀。今年は葉が総入れ替えになりそうな気配。
去年までは、これまでついていた葉にプラスして新芽、という感じだったのだけれど、全体的に新芽がたくさん出て、今までついていた葉は随分落ちてしまっている。何となく、今年の花つきは期待できそうな予感!?
変な楽しみかもしれないが、おばあの仏壇に、そしておとん方のおじいおばあの仏壇に、金木犀を供えるのが楽しみだ。私の大好きな花木だから。

段々温かくなってきたからなのか、単にそういう気分だからなのか、クロの我侭が暴走･･･(-_-;)
何を出しても食べてくれない。これが怪我だの病気だの、といったことならもちろん心配だが、そうではないのだ。3回も4回もご飯を出し直して、それでも食べないから放っておくと、最後は諦めて、出ているものを食べるのだ。構って欲しいというのもあるだろうけれど、朝一番からご飯も食べずに構えというのは難しいよ＞クロ
クロが瑠儀やホルを嫌がらず、いっそ事務所内で過ごしてくれればいいのだけど。きみ、ちゃな、もどき、ゴンと、6匹が入れ代わり立ち代わり、時にはいっぺんに集まっていた事務所も、今では瑠儀とホルの2匹だけ（最近、優衣はダイエットを兼ねて自宅待機。余分に食べることも減り、何より運動が事務所よりもできるから）。互いに見て見ぬ振り、譲り合いがいくらかでもできるのなら、雄が3匹、過ごせないスペースじゃない。けれど、ちょっとでも視界に瑠儀やホルが入ると、クロは甲高い威嚇の声を張り上げ続ける。そんなことをされれば、気にしていなかった瑠儀もホルも段々、興奮しようというものだ。
クロ、ゴンちゃんみたいに、上手く立ち回れないか？事務所に入ってくることをおとんだって認めてる。無理だ、と言っても入れよう入れようとしてるくらいだし(^^;)。ゴンちゃんのは天然だったから、やはりクロには難しいだろうか。瑠儀もホルもいなければ、奥の私のデスク傍まで来ることだってあるんだけどなぁ。

前の職場の後輩が、今日、退職した。私が辞めて4年、もうあの会社に一緒に働いたことのある人間がどれほど残っているのだろうか。
大阪本社転勤後、当時新人だった後輩と2人して、職場のことを熱く語り合った。どうしたらもっとより良く、質の高い部署にできるのか、と。今思い出すと、可笑しいやら、照れるやら･･･。けれど真剣だった。私達が頑張ろう、と。
しんどいこと、たくさんあったけれど、その後輩の面影と共に思い出すのは、やり甲斐があり、楽しかった想い出。腹の立つことさえ、ただただ懐かしく思い出せる。それより以前の東京勤務時代ももちろん懐かしく、大切な想い出だが、多分、2人きりで頑張ったんだ!!、という思い込み（そう、本当は思い込み。周囲のサポートが確かにあったからこそ、2人で頑張れたのだから）が、一層想い出を懐かしく、愛おしいものにしているのに違いない。
後輩はこれから1年、海外で暮らすという。その前に会いに行きたかったが、都合がつかず、1年後、もしくはそれ以降の再会を楽しみにするしかなくなった。けれどそれはそれで楽しみ。
また昔のように、ゆっくり2人で語ろう。きっと内容は変わっているだろうし、それぞれのスタンスも物の考え方も変化しているだろうけれど、それすらも楽しみにできるから。
出発は再来週の予定だそうだから、ちょっと早いけど･･･
『身体に気をつけて行って来て下さい。思う存分、羽根を伸ばしてきて下さい。旅した先で見て、聞いて、体験してきたものを、聞ける日を楽しみにしています。』