もどきは

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ちゃんと来た。良かった(^-^)
ホルを今日も膝抱っこ。昨日よりも時間はちょっと短かったけれど、やはり気持ち良さそうにしてくれる。可愛い奴。丁度、赤ちゃん抱っこのような格好なのだけれど、ホルは嫌がらない。こういう抱き方、嫌がる子は嫌がる。
外に出て、裏へ回ると、はるちゃんが足元をすりすりすりすり。既に夕食は済んでいるので、これは「違うやつをもう少し頂戴」という意味と、「構って欲しいな」という意味がある。この(↓)溝のようになっている(まぁ、実際溝なんだけど(^^;))スペースは、はるちゃんのお気に入り。落ち着くのかな?大概、このスペースで食餌をし、食餌以外でここに入り込んでいることも多い。後は草木の根元で、周りから隠れられるところ。姿が見えなくても、呼ぶと返事をしながらそこから出てきてくれるのだ(^-^)。
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おばあが帰ってきた。並べておいた久留米つつじと桜草は、喜んでもらえたらしい。おかんが「帰ってくる時に合わせて、わざわざ***(私の名前)が並べたったい」と教えているのが聞こえた。
健人は早速、おばあの膝に乗って甘えたらしい。「忘れとらんやった」とおばあ。それはそうだよ。健人は寂しかったんだもんね。待ってたんだもん、おばあの帰りを。
そんな色んな様子を見ていて、ヘルパーさんは「帰りたがったとがよう分かるよ」と言っていたそうだ。そう、誰にも、帰りたい場所があるというのは素晴らしいことだよね。場所でもいい、誰かのいるところでもいい、縛られるのではなく、自然とそう思える場所があるというのは、とても大事なことなのかもしれない。
酸素吸入をしたままのおばあの姿に、ふと寂しくなるのを感じたが、笑って座っているおばあがいるのはやはり安心する。心配し過ぎるおばあをうるさく思ったりしてしまうこともあったし、多分それはこれからもあるだろうけれど、おばあがいるのといないのとでは、気分というか、雰囲気が違う。何と言ったって、今の家は、おかんがおばあと一緒に住みたいという理由もあって改築されたのだ。生活の時間帯が結構違ったりするから、玄関は別だし、水場も別だけれど、住み始めて暫くしてから壁の一部を崩して作られた引き戸一つで、私達は互いの住まいを行き来する。2階への階段には手すりがつけられ、トイレにもバーがつけられている。そんな家におばあがいないのは、何かを入れないコーヒーではないけれど、物足りないよね。
「お帰り、ばあちゃん」

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このページは、柿ママが2004年4月 5日 23:45に書いた記事です。

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