5日前、きみは確かにいた。
生命に満ち溢れてた。
けれど、今、もうきみの魂も生命ももうこの世界にはない。あの日が、ご飯をあげた最初で最後になってしまった。
でも、きみが確かにいたこと、一生懸命に生きてたこと、その愛らしさも、決して忘れないから。
助けることができたかもしれない。おこがましい思いかもしれない。結局はきみの今世での生がそうだったのだろうけれど。
体は綺麗で、僅かに出ていた唾液に血液が混じってたから、本当に打ち所が悪かったってことなんだろう。きっと運転手は気づいていないんだろう、一つの生命を奪ったことに。
こうなる確率は低くはないと思ってはいた。だからできることなら、兄妹3匹保護は厳しいけれど、うちに保護して、里親さんを見つけるなり、うちの子にするなりしようとも思い始めてた。
しかしのら母から生まれた子って、やはり厳しい。おおっぴらに捕獲もできない環境で、なお厳しい。せめてお母さんのこまちが慣れてくれていれば...とも思ったけれど。
でもすべて言い訳。人生の中のあらゆることは「するか、しないか」だけ。事情も状況もあるけれど、最後は結局「するか、しないか」しかない。
・・・だから、本来「素手捕獲ができた子猫か、病気怪我してる成猫しか保護はしない」というポリシーを一旦棚上げしておこう。
棚上げしてみたけれど、よほど動揺してたのか、焦ってたのか、見事に妹猫(多分)の捕獲に失敗し、これでもかというくらい左親指、右人差し指、右腕は流血しまくり...。
怖い思いをさせてごめん、本当にごめん>子猫
右の人差し指は力を入れられない、曲げられないで、捕獲作業にも支障。何やってんだか、私は...(-_-;)
今の私には覚悟も気合も足りてないってことなのかな。確かに余力は少ない感じがするけれど...。
とりあえず、諦めるのはまだ早い>私