亡き祖母から引き継いだ自宅外猫の餌やり。それもしまじ(左)がおばあの元へ旅立ったことで、一つの区切りがついたように感じます。
ずっと良いお兄ちゃんだったしまじ。チロもサヴァもキンタロウもみっきも、つばさも文殊も、皆受け入れていたしまじ。必ずお迎えをしてくれ、階段を上がるルルに思いっきり体を擦り付け、怒られてもいたっけ。
引っ越しは、良くなかったのかもしれない。いや、室内に入れなければ、もっと早く別れることになったのかもしれない。...それは答えの出せない自問。
少なくとも、別宅へ来てからのしまじは落ち着いていたし、眠るように旅立っていた姿は、「おかあさん、間違ってないよ」と言ってくれているかのようだった。
最期まで、白(ぱく:右)とつばさのことを心配していたように思えるしまじ。
今も時々2匹は喧嘩しているけれど、引っ越し前に予想していたほどではないのは、案外想像通り、しまじが仲立ちをしていってくれたのかもしれない、と思ったりします。
後悔ばかりを抱えることもできるし、いいように考えることもできる。
いずれにしても、あの優しさを、賢さを、もう二度と見ることはできないのだと思うと、やっぱり寂しさが募るのです。
しまじ自身は、大好きなおばあと、大好きなおとんと、大好きなルルとに囲まれて、サヴァや文殊とも再会できて、きっと喜んでいるだろうけれど...。
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