明日は四七日です。あれから1ヶ月が過ぎたなんて、未だに実感がありません。
亡くなる前の4ヶ月、ずっと入院しっ放しだったから、その感覚が未だに、私にも母にも続いているのでしょう。ある場面では、何度も「後でお父さんに聞いとこう」なんて考えてしまうくらい。
かと思えば、一人で車で移動している最中に、不意に父との想い出が思い出され、不覚にも涙に襲われることもあるのです。
業界の会合に諫早まで送っていき、その帰りに2人で寄った大きな100均ショップ。そこで買ったこまごましたもの。
伯母の目の手術前にみんなで行った墓参り。穏やかな気候に、ルルも嬉しそうに父と歩き回っていたあの風景。
私の運転に心配げだったり、注意をしたりしてくれた父の声。あまりにもあれこれ言われるので、ついつい反発してしまったりして・・・。
多分、これからももっと些細な何かで、些細な想い出を思い出していくのだろうと思うと、少し、いや結構切ないです。中にはやっぱり後悔を伴うような想い出もあって、そんなことを父が望んではいないと分かってはいても、感じずにはいられないものでもあるから・・・。
今、私よりも母がしっかりしています。まだ、私より断然気が張っているのでしょう。
私よりも大変だったはずだし、今もそうのはずですから。なのに、私が早々に体調を崩したりしてるもんだから・・・。
しっかりしなきゃ、と思います。悲しみや寂しさを癒していくのにはまだまだ時間が必要なのでしょうけれど、それでも頑張らなければ。母の気が緩んで、今以上に悲しみや寂しさを実感した時に、しっかりと支えていられるように、頑張らねば、と。
辛い時は、おばあとおとんが、向こうで先に逝った猫達の世話をしてくれていることを想像して、微笑んでみるのもいいかな。
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