折角、助が

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来たというのに、偶然そばにホルがいたことで助の気が取られ、事務所内に抱きいれることまでできたというのに、馬鹿な失敗をして、ご飯を強制給餌することも、投薬することもできなかった。何やってるんだろう、私。
助を保護してしまうことも、現在の無責任飼い主を探し出して話をすることもできないと言うのなら、やれる時にはやれることを何としてでもやらなければいけないのに、ミスをするなんて本当に大馬鹿だ。
去勢する前の、事務所周りをちょろちょろしていた頃、恐らくホルモンのせいもあって体格もあり、体重がピークであったであろうあの頃、その頃と比べると随分痩せてしまった助。時々、別の猫を勘違いしているか?とすら思ってしまうほどだ(本当に別の猫だったら・・・・・・複雑な心境だな、それは)。
それでも元気は元気なのだ。私がきり達や瑠儀達に求めている標準体重が太めだから、余計に痩せて見えるのだろうか?でも健人は少食で細めだし・・・・・・・・・・・・健人しかいないや、細目って。先日、私の不在中に久々に助を見かけた、隣のHおじさんは「毛艶は良かごたるね」と言う。私は偏った見方をしているのだろうか?悪い方に悪い方に、と。だとしても、やはりたっぷり助に食べさせたい。ふっくらした助を見たい、抱きたい。外猫に餌やりを続けていると、元気にやって来て、しっかり食べ、ふっくらしている姿を見ること以上に、安心を持たせてくれることはない。安全や安心を確実にしてあげられない、私の心の免罪符でしかないとしても。
次に助が来た時のために、それが一体いつになるか分からない(今回のことでまた嫌い度がUPしただろうし・・・(T_T))としても、また必ず来ると信じて(いや、きっと助は来るはずだ)、次は失敗しないように、確実にご飯も薬も摂らせることができるように、物も心も備えておく。失敗しても挫けてしまわないことが何より大事なはずだ。

昨夜もだけど、今日も夕方また余震。昨夜の余震の時には寝ていた紗美と優衣が飛び起きた。正確には飛び起きたのは紗美だけで、優衣は顔を上げただけなんだけど(^^;)
福岡、佐賀ではこちらよりももっと余震を感じているのだろう。初めて里子に出したりゅみは、今福岡にいる。里親さんはとても素敵な女性で、こちらでは勝手に妹のように思わせてもらっている。彼女と龍美も続く余震に睡眠不足になっているそうだ。
その上、住み慣れた、ただいるだけで落ち着くであろう我が家を離れねばならず、その家がある島さえも離れて過ごしている人達の不安、心痛はどれほどのものだろう。
幸いなことにこちらはさほどのこともなく、恐い思いをすれども、それだけで済んでいる。しかし当日、福岡に出かけていた友人知人がおり、話を聞けば聞くほど、今回の地震の恐さを知らされる。
万一の時、我が家の4匹に伯母宅の2匹を無事に家から連れ出せるか、と考えるとどうしても無理があると結論を出さざるを得ない。猫の身よりも人間ということでは決してなく(そんなことは私の人生ではあり得ないだろう)、本当に物理的・体力的な問題。しかし何はなくしても、決して猫達を失う気ももちろんないのだ。
だから、実際にその時にどうなるとしても、準備はしておかなければいけないのだよね。キャリーは、いずれ捨てようかと思っていたリュックタイプなども取って置いた方がいいか。リュックタイプであれば後ろに背負って、前に抱えることができる。そして両手も空く。机上の論理ではあるが、人間の数で考えれば、連れ出すことだけは可能だ。キャリーに入ってくれるかどうかもこの際、前提には含まないようにせねば。
フードはあちこちに点在させておいた方がいいのかも。どこがどう潰れるか潰れないかなど、その時じゃなければ分からない。どこにあってもいいようにしておくのが賢い。
けれど、考えれば考えるほど嵌っていく。きりがない、心配事の枚挙には。

今日は祖父の祥月命日。
伯父叔母らと集まって夕食。叔母は別にして、あまり実りのある会話ができる人達ではないので―根本的なスタンスが違うので、致し方ないと言えばそれで終わりなのだが―、この手の集まりは憂鬱、鬱陶しい、邪魔くさい。
普段なら従兄Brianが会話の相手をしてくれているので比較的楽なのだが、どうしたことか今日は来なかった。祖父の祥月命日なのだから、来ないわけないのに、体調崩したか?>Brian
で、会話を余儀なくされたのだが、やっぱり無視してれば良かったよ。私も未熟で感情的な大ばか者なので、ついついまともに相手してしまうのだ。4、5年前よりマシになったとはいえ。しかしおかんやA叔母がこういう時には私サイドに立つようになってくれたのは驚くと共に嬉しいことだ。全面的に、積極的に協力とまではいかないにしても、それに近い部分はあるのは感じている。ありがたいと思う。そうじゃない時もありはするが、感謝している。
きり達やしまじ達のことがあるので、先に一人で帰宅。
日本酒など飲んだので、意識の明確さが1割ほど欠けている(^^;)
それでも何とか、皆の食餌やら湯たんぽやらみっきの遊び相手やら、やるべきことを済ませてしまう。
さて、この後、どの程度起きていられるだろうか(^^;)?さっさと寝て、明日の朝きちんと起きる方がいいと言えばいいのだろうけれど・・・。

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助ちゃんのこと心配ですね・・。
でもあんまり落ち込まないでね。
でも柿ママさんなら大丈夫ですよね!!なんかパワー感じるし!

ありがとうございます、とろにゃんさん。
パワーですか?感じて頂けてるなんて嬉しいです。多分川口さんのお蔭です。誰だって落ち込むし、悩むし、一瞬立ち止まったりもするけれど、どんな時にも前を向いていれば大丈夫、というような意識を川口さんと知り合ってから自分の中に持ち続けられるようになったと思います。
色んな人の頑張りを見てたらすごく励まされますしね。
だから、とろにゃんさんからもパワーの源を頂いているんですよ~(^-^)

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このページは、柿ママが2005年3月26日 22:05に書いた記事です。

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