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柿ママ: 2007年5月アーカイブ

姑獲鳥(うぶめ)の夏京極夏彦/講談社
★★★☆
夫が失踪し、直後に妊娠が発覚した女性が20ヶ月もの間、出産することなく、身重のままでいる。
そんな信じられない話を持って、関口は古本屋の主人であり、神主であり、また陰陽師でもある京極堂のもとを訪ねる。
「この世に不思議なことなどなにもないのだよ」と言う京極堂は、件の噂の失踪した夫が旧友でもあることから、関口に探偵を生業としている榎木津の元へ向うように進めるのだが・・・。
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夜の神話たつみや章/講談社
★★★★
突然、田舎のおばあちゃんの家に引越しさせられたマサミチ。受験勉強が大事で、友達はライバルで、田舎の暮らしも食事も何もかもが気に入らない。そんなある日、自転車でかえるを轢いてしまうが、マサミチにはそれを可哀想に思うこともなかった。
夏休みに入っても、マサミチは遊ぶ相手もおらず、家に戻るのも嫌で、古いお宮に立ち寄る。そこで出逢った美しい青年に、不思議な饅頭を無理矢理食べさせられてしまい・・・。
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スロウハイツの神様(上)スロウハイツの神様(下)辻村深月/講談社
★★★★☆
たった一人の常軌を逸したファンが起こした、猟奇殺人。彼は「チヨダコウキ」のファンであり、その殺人に関する映像をコウキのために残していた。そのために休筆を余儀なくされたコウキを救ったのは、「コウキの天使ちゃん」と名づけられた、一人の少女からの手紙だった。
それから10年、人気脚本家赤羽環が大家となった「スロウハイツ」には、コウキの他に、画家や漫画家、映画監督を目指す仲間達が集まっていた。
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失われた町三崎亜記/集英社
★★★☆
30年に一度、何の規則性もなく、ある日突然、町から住民が消える。それは町の意思により行われ、住民達はそれに逆らうこともなく、「消滅」してしまう世界。
消滅によって失われたものを嘆くことは許されない。それは町の消滅の余波を呼んでしまうからだ。
直接間接に、消滅によって人生を変えられた人々それぞれの、「消滅」との戦いの結末は・・・。
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図書館危機有川浩/メディアワークス
★★★★★
思いも寄らぬ形で真実を知ってしまった郁。あまりの衝撃に、堂上への反応は嫌がおうにも過剰になってしまうのだが、小牧に諭されたことを自分なりに消化しようと努める。
そんな中、近辺に出没しているという変質者が、武蔵野第一図書館に現れ、こともあろうに毬江を襲ったのだった・・・。
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砂漠の歌姫村山早紀/偕成社
★★★☆
かつて栄華を誇った、エストバーン帝国の首都だったエスタ。<災厄の日>以来、年々厳しくなっていく自然環境の中、九死に一生を得、音楽堂の生徒として生きるユン。
ある日、砂漠に出たユンは、かつての自分のように気を失い倒れている銀髪の少女を見つける。視力を奪われ、記憶をも失った少女・リーヤを、ユンはひたすら助けようとするが・・・。
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新編クロノス・ジョウンターの伝説梶尾真治
★★★★
過去へと物体や人を送り出すことができる「物質過去噴出機」=通称「クロノス・ジョウンター」。開発されたばかりの、人体実験にはまだ遠いその機械で、吹原はわずか1時間程度の過去へと旅立つ。まだ気持ちを告げてもいない、けれど何よりも大切な愛する人の生命を救うために・・・。(「吹原和彦の軌跡」)
クロノス・ジョウンターで過去を体験する3人の、それぞれの物語。
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ファンム・アレース2  古き血の盟約香月日輪/講談社
★★★★
500年の血塗られた血族の歴史を贖うために、<聖魔の魂>を持つ者として生まれたララ。一人の力で生き抜こうとしていたララを、「守り抜く」と決めたバビロン。
オババの言葉を頼りに魔女ビベカを訪ねる途中、山賊を退治したバビロン達は、宝の中にあった首飾りを持ち主の元へ届けるのだが・・・。
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ファンム・アレース〈1〉戦いの女神香月日輪/講談社
★★★☆
血の契約によって、一人の訳あり少女・ララの用心棒となったバビロン。どんなことをしても辿り着きたい目的地に急ぐかと思えば、貧しい身なりの少年とその村の窮状を見過ごすこともできないララ。子供のようであるかと思えば、大人にも見抜けない真実を見据える力を携えたララ。
旅の道を行くごとに、これまでに感じたことのない感情を持て余すようになるバビロンの、契約後の選択とは・・・。
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ぼくのメジャースプーン辻村深月/講談社
★★★☆
「ぼく」には不思議な力がある。その力を使って、どうしてもやりたいことがある。
三ヶ月前、ぼくらの小学校で飼っていたうさぎ達が惨殺された。うさぎ達を一番可愛がっていた幼馴染のふみちゃんは、それを最初にはっけんすることになってしまい、ショックで心を閉じてしまったんだ。
ふみちゃんをそんなふうにした犯人に、ぼくはぼくの力で何かがしたい。
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DEATH NOTE (8)DEATH NOTE (9)DEATH NOTE (10)DEATH NOTE (11)DEATH NOTE (12)

小畑健
*う~ん、ああいうラストしかなかったのでしょうけどねぇ。それを裏切ってもらえるのを楽しみにしてたんですが、やっぱり無理ですか。Lとの絡みまでの方が断然面白かった気がします。

ファンタージエン 夜の魂ウルリケ・シュバイケルト/ソフトバンククリエイティブ
★★★★
ファンタージエン中が虚無に襲われる中、「ナザグル」だけがその脅威から逃れ、日々その領土は膨張し続けているという。桃源郷のようなその都を求めて、青い髪族達は旅立つが、エルフェインバインに向けて旅に出ていた父を待つため、タハーマは一人村に残っていた。
やがて傷つき帰り着いた父の死を看取り、タハーマもナサグルへと向かう。「決してナザグルに足を踏み入れてはならない」という父の最期の言葉に反して・・・。
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聖都決戦〈上〉―ラーマーヤナ〈3〉
聖都決戦〈下〉―ラーマーヤナ〈4〉アショーカ・K・バンカー/ポプラ社
★★★★
ラーマ皇子は、故国アヨーディヤーに阿修羅軍が迫っている報せを受けつつ、聖都ミティラーに向けて出発する。その途上、2人のクシャトリヤと出逢い、行を共にし、ラーマは素晴らしい友を得るが、2人には何故かどこかしら不可思議なところがあった・・・。
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