京極夏彦/講談社
★★★☆
夫が失踪し、直後に妊娠が発覚した女性が20ヶ月もの間、出産することなく、身重のままでいる。
そんな信じられない話を持って、関口は古本屋の主人であり、神主であり、また陰陽師でもある京極堂のもとを訪ねる。
「この世に不思議なことなどなにもないのだよ」と言う京極堂は、件の噂の失踪した夫が旧友でもあることから、関口に探偵を生業としている榎木津の元へ向うように進めるのだが・・・。
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先に映画をDVDで観てしまってたので、展開や結末が分かってしまっている。これは良くなかっただろうか?けど、逆のパターンではとてもじゃないけど、映像がつまらなくなったと思う(けど、もう1回、DVD観てみようかなとも思ったりして・・・)。
映像で観た時もそうだけれど、関口のイライラさせられること・・・(^^;) 彼がメインのシーンだと辛い、辛い。
何というか、一人で事態を引っ掻き回した挙句、京極堂に泣きを入れるなんざぁ、本当に腹立たしい。榎木津の忠告も、京極堂の諭しも聞きやしなかったくせに・・・と、かなり榎木津や京極堂に肩入れしている私。
まぁ、件の2人では物語にならないのだから、これからもこのシリーズを読むなら、関口に慣れないといけないわけです。・・・できるか?
今回のは先に全体のストーリーを知っていたので、何とも判断し難いですね、このシリーズに嵌りそうかどうか。この後の作品を楽しめるかどうか、で京極さんの作品に嵌ってしまうか否かが決まりそうです。
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