カレンダー

« 2008年4月123456789101112131415161718192021222324252627282930

「夜の神話」

| | コメント(0) | トラックバック(0)

夜の神話たつみや章/講談社
★★★★
突然、田舎のおばあちゃんの家に引越しさせられたマサミチ。受験勉強が大事で、友達はライバルで、田舎の暮らしも食事も何もかもが気に入らない。そんなある日、自転車でかえるを轢いてしまうが、マサミチにはそれを可哀想に思うこともなかった。
夏休みに入っても、マサミチは遊ぶ相手もおらず、家に戻るのも嫌で、古いお宮に立ち寄る。そこで出逢った美しい青年に、不思議な饅頭を無理矢理食べさせられてしまい・・・。
********************************************

ツクヨミさまのお団子を食べる前のマサミチみたいな子は多いのだろうな。欲に捕らわれた大人が多いのだから、それを見て育つ子供らに「そんなふうになるな」というのは難しいだろう。
万能解毒薬、せめて子供達皆が食べられたら良いのにね。
本当は、それは親の教えであるべきものだと思うけれど。

便利さや楽ちんさの陰に、私達が招いている危険、踏みにじっている大切なもの、そういうものがあることをちゃんと知らなければいけない。今すぐに捨て去るのは難しいだろうけれど、忘れずに、欲の虜にならずに生きていければ良い。
欲を持つこと、ではなく、欲の虜になることがいけないのだ、と思う。きっと簡単にその境を越えてしまうだろうから。難しいだろけれど、忘れてはいけない。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 「夜の神話」

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://kakkie.com/mt/mt-tb.cgi/665

コメントする