有川浩/メディアワークス
★★★★★
思いも寄らぬ形で真実を知ってしまった郁。あまりの衝撃に、堂上への反応は嫌がおうにも過剰になってしまうのだが、小牧に諭されたことを自分なりに消化しようと努める。
そんな中、近辺に出没しているという変質者が、武蔵野第一図書館に現れ、こともあろうに毬江を襲ったのだった・・・。
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最後の章、読むの辛かったです。読みたくないと、初めて「図書館シリーズ」で思ってしまいましたよ。だって、章題が「図書館は誰がために―稲嶺、勇退―」なんですもん・・・。
有川さんの作品を、その帰結するところを、私は信じているのですが、それでもやはり稲嶺指令が辞めるなんていうのはちょっと辛かったです。
何だか、今回特に、郁の泣き所で一緒に泣きそうになってる自分に気付いてしまいました。私って結構単純なところがあるから(笑) だから「泣くところなのか?」と手塚が疑問に思ってるのにも、「泣くところなんだよ、それ。だって嬉しいんだよ~~」って(^^;)
何だかいい感じに近付いてきた郁と堂上。それに柴崎と手塚も!?
後1冊で終わりだそうですが、それは寂しいなぁ。
結構テーマ自体は重いものですよね?これって。それをどう結ぶのか、終わらせるのか。まだまだ何冊も続くんではないか、と思いながら読んでいただけに、後1冊というのはちょっとびっくり。
結局図書館で借りてしまった本作ですが、次巻は出た途端に買ってしまうでしょう。節約の言葉も、このシリーズへの想いは、そして次巻への想いは止められないようです(笑)
多分ね、私すごく郁に憧れてるんですよ。
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