ラルフ・イーザウ/あすなろ書房
★★★★☆
次々に奪われていく過去の記憶、記録・・・。ミリアムと共に<名前の痕跡>を追うジェシカ。
仲間達と共に、クセハーノに立ち向かい、父を探すオリバー。
それぞれの行く手には数々の困難が・・・・・・。
********************************************
2005年3月アーカイブ
ラルフ・イーザウ/あすなろ書房
★★★★
父に関する記憶がない。幼い頃に亡くなった母の記憶はあるのに・・・。博物館の夜警をしていた父は、博物館の神像と共に消えた。ジェシカとオリバーは記憶にない父が残した日記を見つける。その父を探し出すため、博物館に忍び込み、父と同じように復元されたイシュタル門を通り抜けようとする。そしてジェシカの記憶から、オリバーの存在が消えてしまい・・・。
********************************************
梨木香歩/角川書店
★★★★★
土耳古(トルコ)皇帝からの招聘で、文化研究のため土耳古に滞在することになった村田。彼は、母国から遥か離れた地で、下宿先の主人である英国婦人や手伝いの土耳古人、研究者である独逸(ドイツ)人や希臘(ギリシャ)人ら友垣と、国や主義や民族を越えて語らい、かけがえのない時間を過ごす。
********************************************

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/徳間書店
★★★★★
魔法に満ちた世界<ブレスト>は、多元世界の魔法バランスを保っている。宮廷付き魔法使いの両親と共に、王の<巡り旅>で育ったロディと幼馴染のグランドはある時、マーリンと王の家来が陰謀を企んでいることを知ってしまう。宮廷の大人達は既に敵の手の内に・・・。
別の世界で生命を狙われ、<地球>に住むことになったニックは多元世界を渡り歩くマジドに憧れていた。しかし彼自身には自分の魔法の力を操ることができなかった。が、突然別の世界へ放り込まれ、厄介事から逃げようとするうちに、ロディが助けを求める声を聞き・・・。
********************************************
レモニー・スニケット/草思社
★★★
モンティおじさんとの悲しい別れの後、ボードレール三姉弟妹が引き取られたのは、哀切の湖のそばで暮らすジョセフィーンおばさんの元だった。ジョセフィーンおばさんはあらゆるものが恐くて、暖房もつけない、ガスは使わず寒い日も冷たい料理、電話にもドアノブにも触れない人だった。そしておばさんにとって何より大事なことは「文法を正しく使うこと」だった。
********************************************
リリアン・J・ブラウン/早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
★★★★
ピカックスに、ハリウッドで大成功した人物が帰ってくるという。オウムをこよなく愛する老婦人セルマは芸術的な何十個もの帽子と、彼女に心酔する有能なアシスタントと共にプレザント・ストリートの住人となった。事故で兄を亡くした彼女には甥だけが唯一の血縁だった。
彼女の歓迎会にクィルが納屋を提供するが、猫嫌いのセルマのためにココとヤムヤムは東屋に隔離されるが、室内に戻ったココは気に入らない何者かを威嚇するような態度を取る。そして深夜、クィルはまたもココの死の咆哮を聞くことになる・・・。
********************************************
森博嗣/幻冬舎
★★★★☆
長い間、排他的なほどに外界からの接触を絶ってきた島、イル・サン・ジャック。周囲を囲む森が一夜にして消え、海になったという伝説を持つ島に、ミチルは取材のためにやって来た。何故取材の許可が下りたのか、伝説は何を示しているのか、島の人々の徹底した余所余所しさはどこから来るのか?
イル・サン・ジャックの女王、そしてその息子である王が住む宮殿モン・ロゼを訪れた夜、僧侶長が、自ら描いた曼荼羅の中央で、首なし死体となって見つかった・・・。
********************************************
森博嗣/幻冬舎
★★★☆
道に迷い、辿り着いた不思議な町。現代のテクノロジーからは100年も遅れている町や人々の様子に戸惑うミチル。神の予言によりミチルの来訪が告げられていたという女王。人が平和に生きていく上で、必要最低限で、理想的とも言える環境に、ミチルは馴染めなかった。やがて人々が天国と信じるその町で、殺人事件が起こり・・・。
********************************************
レモニー・スニケット/草思社
★★★
オラフ伯爵の魔の手から何とか逃げることのできたボードレール三姉弟妹。次に引き取られたのは、田舎で爬虫類学を研究しているモンゴメリー博士の屋敷だった。博士と共に爬虫類学研究の手伝いをする日々は、これまでの辛さを癒してくれる楽しい日々だったが・・・。
********************************************
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/徳間書店
★★★☆
気付くと、身体がなかった。「何か事故があったんだ」と思うけれど、そのことを考えると何だかパニックになってしまって、自分が保てなくなりそう・・・。自分の身に起きたことを伝えようと家に戻ってみるが、寄宿学校で働く両親も、家にいる姉妹も気付いてくれそうになく・・・。
********************************************