レモニー・スニケット/草思社
★★★
モンティおじさんとの悲しい別れの後、ボードレール三姉弟妹が引き取られたのは、哀切の湖のそばで暮らすジョセフィーンおばさんの元だった。ジョセフィーンおばさんはあらゆるものが恐くて、暖房もつけない、ガスは使わず寒い日も冷たい料理、電話にもドアノブにも触れない人だった。そしておばさんにとって何より大事なことは「文法を正しく使うこと」だった。
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さて、3冊目も読んでしまいました。
そもそも「世にも不幸な」なんてタイトルが良くない。不幸は不幸だし、原題の「Unfortunate Events」くらいなら受け入れられるけれど、「世にも」ときたらとんでもなく悲惨な不幸を想像してしまう。
今回の法的後見人になったジョセフィーンおばさんとの数日は確かに前回と違って、楽しくもない日々だったし、オラフ伯爵の悪巧みに踊らされ、やっぱり浮世草の状態からは解放されない(シリーズが終わるまでは当然と言えば当然)けれど、やっぱり三人は健在だし、オラフ伯爵の悪巧みも最後には阻止したし、「世にも不幸」とは言えない結末。
結構抵抗を感じながら読んでいるのだけれど(作者の文章が一番嫌だな(^^;))、こうなると頑張ってシリーズ最終巻まで読まなきゃいけない、っていう気になるから困ったものだ。この作者が、予想されるように三人を半端な不幸な境遇のまま終わらせるのか、最後だけはそれなりの結末にするのか、楽しみ(皮肉だよ、もちろん)である。
余談だが、三人よりも、余程「○リー・○ッター」の方が悲劇的な場面が多いと思う。両親のことにしても、長い間の境遇にしても、挙句目の前で学校の仲間を殺されたという経験にしても。
俺は映画の方が楽しみになってきたな(^^;
そうですね、映画でどこまでの物語をどういうふうに映像化しているのか、楽しみです。ちなみにジム・キャリーはオラフ伯爵のようですね。
しかし末っ子のサニーははいはいしかできないはずなんですけど、どうも立ってますよね、両手をお姉ちゃんお兄ちゃんに掴まれてるけど・・・(笑)
公開2日目。思った以上の入りで、満席に近いぐらい埋まってる。
映画は、この3作目までをひとつにしてある。
メリル・ストリープはさすがに凄い!
みたいですね。3巻までが1セットなったものが最近発売されてますから。
メリル・ストリープ、誰の役なんだろう???
名前忘れたけど、文法おばさんの役だよ。
末娘に「お母さん、出て!」って言われて出演したそうだ。
子供達は至って普通の演技なのに対して、周囲の大人がデフォルメした演技をしてて、そのバランスが良い。
サニーは とにかく笑える(^^)
某大物俳優がカメオ出演しててビックリ! しかも、監督に「出して!」。
監督が「役が無いよ」っつーと「じゃあ何か役作って!」で強引に、たった2カットの出演を果たしたとか(^^;
それも楽しそうに演ってんだよ(^^;
エンドロールの背景が影絵チックなアニメーションになってて、それも楽しい。
文法おばさんですか。ジョセフィーンですよ。この3巻目に出てくるのがそうです。まぁそれくらいしかないだろうとは思いました。だってキャラが少ないですもん、この本(笑)