ラルフ・イーザウ/あすなろ書房
★★★★☆
次々に奪われていく過去の記憶、記録・・・。ミリアムと共に<名前の痕跡>を追うジェシカ。
仲間達と共に、クセハーノに立ち向かい、父を探すオリバー。
それぞれの行く手には数々の困難が・・・・・・。
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「記憶」、がキーワード。下巻では特に過去に犯された過ちが語られ、それらを「記憶」いていること、そして語り継いで、後世にも「記憶」として残すことの大切さが書かれています。もちろん「記憶」の大切さや本質が語られるのは、過ちに対してだけではなく、愛され愛した記憶も、失った悲しみを心に残していることも、全てに対して。
日本には良い言葉がある、とふと思い出す。『温故知新』―故(ふる)きをたずねて、新しきを知る。
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