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「わたしが幽霊だった時」

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私が幽霊だった時ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/徳間書店
★★★☆
気付くと、身体がなかった。「何か事故があったんだ」と思うけれど、そのことを考えると何だかパニックになってしまって、自分が保てなくなりそう・・・。自分の身に起きたことを伝えようと家に戻ってみるが、寄宿学校で働く両親も、家にいる姉妹も気付いてくれそうになく・・・。
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今までになく、ジョーンズ女史の作品なのかと疑うどころか、読むのやめようかとさえ・・・(^^;)
何となく、雰囲気すら違う作品であること、幽霊である「わたし」の行動がまどろっこしいこと。そして姉妹のすったもんだもどちらかと言うとイライラさせられて・・・。多分、これは私に姉妹間の喧嘩に免疫がないせいかも。
これだけイライラさせられたせいもあり、ある一点からの引力や設定の上手さ、伏線の隠し方の卓越さは他の作品以上に感じられた。「わたし」が誰なのか、という謎も、一転二転するので、惑わされっぱなし。
しかしラストが何だか尻すぼみのように感じられたのが残念。問題は解決するし、一応めでたし、だとは思うのだが、何となく物足りなさが残ったのだ。何故?よく分からないが、多分最後の一、二文のせいではないだろうか?ない方が良い文章だったようにも思えるのだ。

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