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ホラーの最近のブログ記事

きつねのはなし森見登美彦/新潮社
偶然アルバイトをすることになった骨董屋「芳蓮堂」。主人のナツミに言われて訪れた屋敷には、着流しを着た天城という男が住んでいた。
ある日、不注意から割ってしまった皿の代わりになる品物を天城から譲り受ける。その時から、何故かはっきりと断ち切れぬ何かしらの繋がりができたようにも思え・・・。(「きつねのはなし」)
表題作他3編収録。
★★★
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「K・Nの悲劇」

| | コメント(1)

K・Nの悲劇高野和明/講談社
★★★☆
仕事に成功した夫。その成果で手に入れた高層マンション。新しい生活。
幸せな日々がこれからも、無条件に続くはずだった。予期しない、そして予定していなかった妻の妊娠がなければ・・・。
生まれてくる子供の生命よりも、これからの当面の生活を選択した夫。それに従う妻。
が、その決断をした直後から、妻の精神に異変が起こり始める。
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禁じられた楽園恩田陸/徳間書店
★★★
一目見ただけで、惹きつけられずにはいられない男・烏山響一。捷(さとし)は、世界的にも既に名の売れた彼を講義で見かけるだけの関係だった。しかしそんな捷を、響一は自分と叔父のプライベートミュージアムに招待したいと言う。行き先も目的も姉にすら隠し、不安や躊躇を押し殺しながら、熊野へ向かう捷が見たものは・・・。
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ハッピー・バースディ新井素子/角川書店(文庫)
★★★☆
大好きな人と結婚し、幸せな家庭生活の上に、夫の勧めで書いた小説が新人賞を獲ってしまったあきら。まさに「黄金の時」を満喫していたあきらの前に、突然突きつけられた言葉。
「いい気になるなよ」
その一言が、あきらの生活を、あきらの在り様を、あきらの人生に歪を与えていくのだった・・・。
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ネクロポリス 上ネクロポリス 下恩田陸/朝日新聞社
★★★★☆
死者がヒガンの間、実体化して現れる聖地「アナザー・ヒル」。V.ファーの人々は長い間、そのことを日常に続くものとして受け入れてきた。ジュンイチロウ・イトウはV.ファーに住む遠縁を頼り、ヒルに滞在する許可を得る。
しかし今年のヒガンはいつものそれとは既にどこかが違っていた。「血塗れジャック」の犠牲になった被害者5人も現れるはずだったからだ。が、これまでと違うのはそれだけではなく・・・。
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暗黒童話乙一/集英社
★★★☆
事故で左の眼球と共に、記憶を失ってしまった菜深。菜深を哀れんだ祖父は眼球移植を受けることになった。
熱い痛みと共に現れる見知らぬ映像。映像に現れる少女の温かい眼差しに、記憶を失って以来緊張と不安を感じ続けた菜深は癒されるのだった。何度も何度も、その度に違う映像を見せる左目。その映像の記録を綴り続ける菜深は、やがてその映像が左目の記憶であることを、恐ろしい映像と共に知る。
映像の町を、そして左目の持ち主であった少年とその姉を求めて、菜深は家出をする・・・。
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「悪魔のトリル」

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悪魔のトリル高橋克彦/講談社(文庫)
★★★★
どれだけ本を読んでやっても寝付かない娘。妻に何度も「あまのじゃく」の話をねだる声を聞き、押さえ切れない恐怖に声を荒げた私に、妻は熱に浮かされた様子で、「人を食べていたのはあまのじゃくじゃなく、瓜子だった」と話し出す。『眠らない少女』
陶器で作られた人形の家。流行のドールズハウスとは違い、家具を変えることも使うこともできないその陶の家は、持ち主に同じような部屋を作りたくさせ、持ち主はその部屋で亡くなるというのだが・・・。『陶の家』
他4編収録。
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「蒼い記憶」

| | コメント(2)

蒼い記憶高橋克彦/文藝春秋(文春文庫)
★★★★
微かに残る、乳母車の中に乗っていた乳児の頃の記憶。鬼のような形相を見たその日、恐らく母は蒸発したのだ。『幽かな記憶』
夢の中に出てくる、知っているのに知らない友人達、妻、街の景色。確かに知らないはずなのに、次々と思い出される過去の記憶のような夢の内容。これは一体・・・?『夢の記憶』
他10篇収録。『記憶』シリーズ3作目。
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「前世の記憶」

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前世の記憶高橋克彦/文藝春秋(文春文庫)
★★★★
望まない仕事、望まない役職についてからというもの、中途半端な頭痛が続いている。その原因は、父が早くに亡くなったことへのトラウマなのか?『前世の記憶』
風の匂い、土の匂い、故郷の匂い・・・匂いにも、懐かしい記憶を呼び覚ます何かがある。いつも見る夢の中で嗅ぐ、至福の匂い。それが何か、知っているはずなのに思い出せない・・・。『匂いの記憶』
他6編収録。『緋い記憶』に続く、「記憶」シリーズ第2弾。
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緑の我が家―Home、Green Home小野不由美/講談社(X文庫ホワイトハート)
★★★☆
父親の再婚に拘りのある浩志は、家を出、一人暮らしを始める。おかしなイタズラが続くアパートで出会った一人の少年。和泉は、「出て行った方がいい」と言うが、その態度さえ、浩志には薄気味悪く思われる。あちこちで感じる気持ちの悪さは、一体何を暗示しているのか・・・。
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