ありがとう、せな。

猫がいる自宅

昨晩、自宅猫のせなが旅立った。稀に、あっという間に旅立つ子がいて、そんな時は何だか氣持ちがついていかない。りしりが驚異的な復活をしたようにせなも・・・と思ったけれど、年の差10歳だもんね。

保護直後、肉球の火傷、シッポの輪っかハゲ、縮れたヒゲが痛々しかったせな。超びびりんだったけれど、いつしか膝抱っこやへそ天も見せてくれた。
時間かかったし、レメディーのお世話にもなったけれど、せな自身がめっちゃ頑張った。
でもウールや綿をしゃぶりまくって穴を開けるのだけはどうにも治まらんかったねぇ(^^;) 対策が大変だった。

優衣が調子を崩していった頃、まるで優衣姉ちゃんを守るみたいに一緒に寝ている姿にジンときたんだよ。
お母さんとも一緒に寝て欲しかった。いつかきっとせなとも・・・って思ってたから。
叶わないままになってしまったけれど。

どんどんみんなが先に旅立つ中で、いきなり子猫がやってきても、たんたんと受け入れてた、いや氣にしなかった?姿に助けられた。
でも炭治郎の世話にかかりきりになってしまってたのが今さらながらに、氣になってしまうよ。途中、外猫のおじいちゃん猫まで受け入れてくれて、お母さんはせなに頭が上がらない。

耳血腫みたいになったのに、抵抗が激しすぎて病院へ連れて行けなかったことも、最後にあっという間でたいしたケアもできなかったことも後悔はない。その時その時にできる範囲のこと、せなが受け入れてくれたことをやってきたから。
でもね、せなの写真を見返していて、後悔していることが一つだけあるんだよ。

もっともっと、何回も何十回も何百回も抱っこすれば良かった、って。
最後の日、ほんの少し抱っこできたけれど、きつそうで下ろしてしまった。
あれが最後だったね。もう二度とせなを抱っこできないのが寂しいよ。

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