
アショーカ・K・バンカー/ポプラ社
★★★★
聖都ミティラーを救ったラーマとラクシュマナは、バラタ、シャトゥルグナと共に、シーター皇女やその妹従妹達と結ばれる。
英雄として、また未来の王として国に戻ったラーマだったが、王宮内で進行している罠により、国を追放されてしまう。周囲の人々の悲嘆を後に、己のダルマを果たすため、妻シータやラクシュマナと共にダンダカの森へと赴くのだった。
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柿ママ: 2007年6月アーカイブ
藤田雅也/早川書房
★★★☆
砂漠に覆われてしまった惑星。ニジダマは"ハハ"に頼って生きる村の少年だったが、いつもムラの外、そしてトシへの思いを抱いていた。
そんなある時、久方ぶりの交易商人がムラを訪れ、ニジダマをトシへと誘うのだったが・・・。
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若竹七海/光文社(文庫)
★★★☆
会社が倒産、友人に新興宗教を押し付けられそうになり、泊まっていたホテルは火事。海辺の町・葉崎にやって来て、海に向って「バカヤロー」と叫べば、死体が打ち上げられきてしまう。
散々な目に遭う真琴だったが、ひょんなことから古書店の留守番というバイトにありついた。が、留守番初日の夜に、泥棒に入られてしまい・・・。
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伊坂幸太郎/新潮社
★★★☆
「エンジン」という言葉を聞くと思い出す、かつて夜の動物園で過ごした日のことを、そしてある人物のことを。その人は「動物園のエンジン」と言われていた。彼がいることで動物園が息づくかのように感じられたあの夜、彼はシンリンオオカミの檻の前で横たわっていた・・・。(「動物園のエンジン」)
全4編。
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近藤史恵/
★★★★
夜のオフィスビル。一見女子高生にも見える掃除婦・キリコ。掃除、という仕事を愛している彼女には、その仕事を通して、普段オフィスにいるだけでは見えない、人の心の動きが見えていた。
社会人一年生の大介の周りで起こる、ちょっとした不思議・事件を、キリコが解き明かしていく。
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大崎梢/東京創元社
★★★★
大人気のベストセラー作家・影平紀真が、「正体を明かしてくれないファンからの謎を解けたら、その店でサイン会を開く」という情報を手にした店長は、大乗り気で多絵に謎解きを依頼する。
が、謎を解いた多絵は、サイン会の開催は中止した方がいい、と言い出し・・・。(表題作「サイン会はいかが?」)
短編集。
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恩田陸/新潮社
★★★☆
湿原に再び夏が訪れようとしている。パートナーとなるべき少女が去った学園で、ヨハンは奇妙な出来事を体験する。今、学園内では『笑いカワセミ』というものが流行っているのだ。他愛もないことのように思えたそれは、いつしか悪質な悪戯とも言える本性を現すのだが・・・。(「水晶の夜、翡翠の朝」)
上記他13編収録。
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高橋克彦/講談社
★★★☆
冥界の王・阿黒が、諒達のものと思い込んで復活させた灰は、聆雲や小野篁のものであった。術を授けられた聆雲は、白骨のみとなって復活したシバと共に、早池峰山に向った諒達の敵となり・・・。
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西澤保彦/集英社
★★★☆
その少年のあまりの美しさに惑わされる人々。誰しもが触れずにいられない少年の周りを取り巻くのは、人々の謎の死。
まるで関係がないかのような老女や主婦の死。しかしただ一人の刑事が、その関連性に無意識に気付くのだが・・・。
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京極夏彦/講談社
★★★★★
自分の記憶の中に他人の記憶が甦る。やがて、かつて夫を殺したことを思い出すと、それに呼応するかのごとく、夫の亡霊が繰り返し繰り返し訪れるようになった。その度に首を絞め、首を切り落とすのに・・・。
そんな悪夢に悩まされる朱美。その悪夢は現実なのか、妄想なのか、それとも・・・。
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小森香折/BL出版
★★★★
寄宿舎と授業を受ける塔の間を行き来するだけの毎日。
塔の最上階で「地球のマント」に指示された通りの刺繍をしながら、いつしかニコルは不思議なことに気付き始める。
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後藤みわこ/汐文社
★★★☆
生まれ育った町の半分が海に沈んでしまった・・・。言いつけを守って、小学校でひたすら母親を待ち続けるコウ。一言も喋らず、一人では食事もできない状態のコウを世話し続ける貴也。
そんな2人だけの毎日に、新しい仲間が増え・・・。
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村山早紀/童心社(フォア文庫)
★★★☆
やっと皆が待つ城へと戻ってきた一行だったが、頼みの綱のサウードにも世界を救う方法は分からなかった。
旅の疲れが出てしまったサファイヤは熱を出して寝込んでしまうが、昔、同じように熱にうなされて寝ていた時に経験した不思議な体験を思い出していた。
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京極夏彦/講談社
★★★★
連続バラバラ死体遺棄事件、不可思議な巨大な箱型の建物、魍魎を封じ込めるという御匣さま。
そんな折、関口はこれまでの短編集を発行することになるが、何かが引っかかって仕方がない。京極堂に相談しようとするが、馴染みの編集が件の御匣さまにやり込められたという話を持ち込んだり、榎木戸までもが依頼された人探しを持ち込んでおり、当の京極堂も何やら隠している風情で・・・。
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