
アショーカ・K・バンカー/ポプラ社
★★★★
聖都ミティラーを救ったラーマとラクシュマナは、バラタ、シャトゥルグナと共に、シーター皇女やその妹従妹達と結ばれる。
英雄として、また未来の王として国に戻ったラーマだったが、王宮内で進行している罠により、国を追放されてしまう。周囲の人々の悲嘆を後に、己のダルマを果たすため、妻シータやラクシュマナと共にダンダカの森へと赴くのだった。
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どうかダンダカの森などに行かずに留まってくれないか、と無駄とは思いつつも、祈りながら読んだ上巻。
Wikiで「ラーマーヤナ」を検索し、この後の大まかな展開を知ってしまい、ハラハラしながら読んだ下巻。
ある意味、読み始める前はどうしてもとっつき難い感を持ってしまうのですが、読み始めると止まらないアショーカ氏の「ラーマーヤナ」。
ダルマを果たす、って重いなあ。難しいなぁ。きっとラーマは正しいのでしょうけれど、それでもダルマを果たすために悲しませてしまう、苦しめてしまう人々がここまで大勢出てくるのは、何ともやり切れないですよね。
しかし、ラクシュマナ、一体どうしたことでしう?そんなに兄ちゃんへの仕打ちが、そしてそれを受け入れる兄ちゃんが歯痒いのか!? こんなダメ弟だったか???と思うほど、この巻の彼はラーマの足を引っ張ってるように見えてしまいました。ま、ラーマが悟り過ぎてるんだろうけれど。
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