伊坂幸太郎/新潮社
★★★☆
「エンジン」という言葉を聞くと思い出す、かつて夜の動物園で過ごした日のことを、そしてある人物のことを。その人は「動物園のエンジン」と言われていた。彼がいることで動物園が息づくかのように感じられたあの夜、彼はシンリンオオカミの檻の前で横たわっていた・・・。(「動物園のエンジン」)
全4編。
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短編であることでの物足りなさも若干あるけれど、これまでの作品に登場した人物が主人公だったり、ちらっと登場したり、と好みの作りではありました。
一番面白かったのは、表題作の「フィッシュストーリー」。20年前だったり、現在だったり、30年前だったりと一瞬混乱したくなってしまう設定ながら、それらが全体として組み合わさった形はとても気持ち良かったです(^-^)
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