一年待つことの喜び

庭のある暮らし

氣短だし、さっさと結果も結末も知りたい方。物語ならその過程を楽しめるけれど、現実世界では、とっとと先を知りたい。
だから、一年経たないと成果が確認できない野菜作りとか、実はある意味苦手。
一年待つとか身悶えしそうだ(笑)

そんな私でも、この花の香りを嗅げるのなら、いやその香りを嗅ぐ喜びを思えば、一年待つことさえも喜びに変わると思える。
待ち遠しいからこそ、ついにある日の朝、ふわりと漂うこの香りに喜びが溢れ出す。

金木犀、中学生の頃に初めて出逢ってから、ずっと一番好きな花。
今年もありがとう。
待ってたよ。
今年こそ、貴方の香りを何かに閉じ込めたい。何にしようか、早く決めねば。

タイトルとURLをコピーしました