ありがとう、ひふみ

猫がいる別宅

8年弱はリードに繋がれっぱなし、飼い主さんの入院に伴い、多頭飼育の我が家(通称別宅の方)で2年ちょいの完全室内飼い、3度の脱走を経て、2年弱の外暮らし。とは言え、ご飯は私とお隣の猫友おじちゃんが用意し、寝場所は半地下状態の駐車場(所有者は猫友おじちゃんで、私も借りてる)なので、ただただ家の中に入らないだけ…みたいな(^^;)
でも、最期の夜は調子の悪さが氣になり、文句を言われながらも久々に連れ帰ってて、最期を我が家で迎えることを選んでくれたんだなぁ、と。

うちに来るしばらく前からストレスや恐らくノミのせいで背中は赤剝け。
「治る!!治す!!」と思いつつ、「本当にまた毛が生えてくるのか⁉」と不安でもあった。
別宅に連れて来る前から簡単な服を作って、舐め壊さないようにしてみたり。別宅に来てからは叔母が工夫して画像のようなものを作ってくれたり(シャーシャー猫だったから、最初は叔母も怖がってた(-_-;))

基本、一人でいることが好きだったひふみ。
元飼われれた場所では、ひふみは氣難しい猫、と周りに認識されてた。飼い主さんか元親さん(保護主)、あるいは爪切りの度にまたたびをくれ、飼い主さんの入院中、食事とトレイの世話をした私にしか懐いてなかった。
なのに、猫友おじちゃんのお姉さん、姪御さんに「可愛い♥連れて帰りたい(≧▽≦)」と言われてたとか。え?どこの猫の話???

春にはまたうちの庭で過ごすことが増えるはずだから、庭仕事、畑仕事しながら一緒に過ごせるな、なんて思ってた。抱っこされながら、元飼い主のじいちゃんや私の服をちゅぱちゅぱするのが大好きだったひふみ。
先週だったか、久々にゆっくり抱っこできた時、さっそく私のセーターをちゅぱちゅぱ。おニューのセーターの袖を…(T-T)今となっては、ちゅぱちゅぱをやめさせなくて良かった、と思う。むしろもっと抱っこしてれば良かった。

別宅を出るとき、戻った時、駐車場やその周りで過ごしてるひふみが必ず姿を見せてくれてた。
それがもうないんだと思いながら帰宅した、一昨日の夜。とてつもない寂しさを感じてびっくりした。たった4年、一緒に暮らしただけなのに、ひふみは思いのほか私の中では大きな存在になってた。
猫友おじちゃんも、最後のお別れをしてもらった時に同じことを言ってた。

ツンでもデレでもなく、ずうずうしくもなく、クールでもない、なのにいつの間にかしっかり心のうちに入り込んでた猫、ひふみ。
喪失感でなかなかブログにする氣分だったけれど、ちゃんと記録をのこしておきたかった。おきたかったけど、だらだらとりとめもない内容になっちゃったな…。
まだまだ寂しいと思う日々が続きそう。辛くはないけれど、寂しい。
寂しいよ、ひふみ。

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