柿ママ: 2004年5月アーカイブ
新田一実/小学館(パレット文庫)
★★★★
将は痩せて、怪我をしたシェパードに出逢う。保護をし、看病するが、悠次やタマの問いかけにも一切答えようとしない。何も応えないシェパードにカイザーと名づけ、カイザーも僅かづつながら、将には懐き始めた。が、ある日カイザーに抱きついた姪を叱ると、カイザーは将に怒りを示したのだった。
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宮部みゆき/文藝春秋(文春文庫)
★★★★
予備校受験のために東京に来ていた孝史は、不思議な男と出逢う。何故か不快を催させるその男に、孝史は生命を救われる。
折りしも2月26日未明。ホテル火災の只中から、助け出された孝史が見たものは、ホテルがあった場所に堂々と建つ、蒲生邸だった。
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宮部みゆき/文藝春秋(文春文庫)
★★★☆
深夜の、人気の少ないコンビニに、突然フルフェイスのメットを被り、ガラガラを持った男が強盗に入った。『人質カノン』
理不尽な事故にあった中学生の充。人生に何の望みも抱けなくなっていた時、同居の祖父が入院先で亡くなった。『八月の雪』
人と人との繋がりを、いくつもの視点から書いた短編集。表題作他6篇。
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梨木香歩/新潮社
★★★★☆
著者が学生時代を過ごした、英国の下宿先であったウェス夫人宅。そこで過ごした日々や時を経ても続くウェスト夫人達との交流が綴られた作品。著者の心の風景も垣間見える。
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リリアン・J・ブラウン/早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
★★★★
ニックとローリが経営する<クルミ割りの宿>に、ローリの悩みを解決するために宿泊することにしたクィル。悩みは無事解決したものの、宿泊客が殺されてしまい・・・。
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