宮部みゆき/文藝春秋(文春文庫)
★★★☆
深夜の、人気の少ないコンビニに、突然フルフェイスのメットを被り、ガラガラを持った男が強盗に入った。『人質カノン』
理不尽な事故にあった中学生の充。人生に何の望みも抱けなくなっていた時、同居の祖父が入院先で亡くなった。『八月の雪』
人と人との繋がりを、いくつもの視点から書いた短編集。表題作他6篇。
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多分、ふと見回せばどこにでもいるような人々が、時に殺意を持ち、時に寂しさに泣き、自分の命をぞんざいに扱う。
昔ながらの近所付き合いを、お年寄りとのコミュニケーションを、昔ほど鬱陶しく感じなくなったのは、年のせい!?けれどそこにある、人間に必要な絆や繋がりを受け容れられるようになっただから、年を重ねるのも悪くない。願わくば、それを子供達に伝えられる大人でありたい。
子供とお年寄りの交流ってことを大事に考えてるね、宮部さんは。
それを如実に感じたのは『東京下町殺人暮色』だったな。
(タイトル合ってるよね?(^^;)
そうそう、そういうのをしっかり書ける方なのが余計に好きなんですよね。自然と、「あぁもっとお年寄りや子供との交流しないといけないな」って読後に感じたりできて。
タイトル、合ってます(^-^)
でも私、それ読んでないんですよね。よし、それもちゃんと「読みたい本リスト」に入れておこうっと♪
その中間にいる俺等の世代が痛感するところだよね。